今日で八ヶ岳滞在は早9日目である。
当初は、今度の水曜日に自宅に戻る予定であったのだが、東京で対面で予定していた講演が、先方さんの都合で前倒し、かつ、オンラインで対応出来ることになった。
講演予定の「前倒し」とか「対面からオンラインへの変更」なんて、ちょっと前までなら考えられなかったような事が、フレキシブルに、そして、当たり前のように可能な時代となった。
そのおかげ(?)で、八ヶ岳滞在期間をさらに4日程延長できるようになったのだ。
まだまだ「なるべく八ヶ岳に留まっていた方がイイよ!」という心の囁きが消えないので、私にとっては好都合である。
「DXとコロナ禍が変えた(変えてくれた)世界」の快適さを日々実感するな…
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振り返ってみると、この1週間は「地球の発熱」が、切羽詰まったレベルに到達しつつある事を実感させてくれた。
「戻りの戻りの夏」って感じかな…
9月下旬であるにもかかわらず、一昨日の午後2時過ぎに、八ヶ岳オフィスの外気温は28.3℃と週間最高気温を記録。
オイオイ、9月の20日だよ (°0°) これって、尋常じゃない暑さだよね!
だが、不思議とあの日は暑かったという感覚があまり残っていない。
ふと、その時刻は、天空のカートから下りて「創造の森」を散策していた時間であった事に気が付いた。
あの辺りは、標高1,420~1,450mだな。
オフィスとの100m強の標高差が、暑さを和らげてくれたのは間違いなさそうだ。
私が異常だと感じるのは、最高気温よりもむしろ、朝方の最低気温が20℃前後とあまり下がらなかった事だ。
8月のお盆明けからは18℃前後まで下がる日が度々あったので、むしろ9月に入って気温が上昇した感じがする。
これまでは「地球の発熱」という表現を用いていたが、いよいよ「体温調節機能が異常をきたした」って次元になったのだろう。
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こんな具合に「八ヶ岳の四季の移ろい」は壊れつつあるけれど、スーパーや道の駅等々に並ぶフルーツと野菜は「やっぱり秋」だと実感させてくれる。
お外モーニングの際のフルーツは、今回の滞在期間中は連日「葡萄」である。
シャインマスカットなんて、昨年よりもさらに安くなっている気がする。
そんなわけで「シャインマスカット」をメインにした上で、ここの所、別の品種との「同時食べ比べ」を楽しむようにしている。
個人的には「ピオーネ」が好物なのだが、今年は何故か店頭で目にする事があまりない。
代わって、あまり馴染みのない品種が目立つんだよね…
そういうのを食べ比べの対象にするのが面白いんだ。
今朝のシャインマスカットのお相手は「甲斐キング」。初めて目にする品種であった。
名前を見てすぐに頭に浮かんだのが「武田信玄公(甲斐のキングだよね!)」だった。
お店の方に聞いたら「巨峰」と「ピオーネ」の交配種との事。
「今年から、甲斐キングと呼ぶようになった葡萄だよ。去年までは、ブラックキングという呼び名だったから知ってるでしょ。」と教えてくれた。
思わず「あ~、ブラックキングの事ね!」って、即答したけれど、全然知らないな…
確かに風味はピオーネに似ていて、私の好みであった。
次の食べ比べはどの品種にしようかな?
これも「My tiny boom」だね!
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昨日からは、11月に賞味期限が迫った「アルファ米非常食」の「消化試合」もスタートした。
これまで、アルファ米は白米やお粥を味わった事はあるが、所謂、「調理済み系」は初めて。
そもそも、長期保存非常食のラインアップに加えたのは5年前が初めてであったのだ。
賞味期限が迫るのは、6種類系12食。これを来月までにしっかりと完食しよう。
だって「フードロスを伴う災害対策」なんてお洒落じゃないよね!
取り敢えず、目に付いた「ドライカレー」をチョイス。
封を開いて、スプーンと脱酸素剤を取り出して、中に入っている調味粉末を開封して中身に混ぜる。
お湯を注いでかき混ぜて、袋のチャックを閉めて待つ事15分。
調理を一切しない主義の私にとっては「神対応的非常食」だ。
まあ、アルファ米だから味は期待しちゃいけないよね。
そう思いつつパクッ。
えっ (°0°) 意外と美味しいぞ…
元々の期待値が低かったせいもあるが、小学校の給食でよく出た「パックに入ったご飯」とは別次元の食品であった。
なんか「新しい楽しみ」が、また増えたぞ。
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人生の楽しみなんて、所詮は「心の持ちよう」次第だね!
私は「My tiny boom」をいっぱい積み上げて行こうと思うんだ。
— One Life, Live It !