赤い鮫と黒い鮫、そしてあの「紫色のヤバい奴」

昨日、今日と気温が急低下し、八ヶ岳オフィス周辺は、歩みを止めていた「秋」が、再びスパートをかけた感がある。

とは言っても、週間の最低気温は昨日早朝の12.7℃。

この1週間は、前半と後半で対照的な気候だったな。最低気温は12.7℃。随分と下がったけれど、昨年9月24日の最低気温は11.1℃(https://triglav-research.com/?p=46602)。まあ、平年並みだな…

何だよ、「平年並み」の気温じゃないか…  これが普通なんだよね!
————

今週の私は、午前中にオンライン講演を中心に仕事をこなし、早めに切り上げて、午後は庭仕事をする計画だ。

気温が平年並みとなった事で、庭仕事には「最高の環境」が到来したのである。

昨日と今日は平年並みの気候で庭仕事をするには最高の環境だったよ!

実は、現在、我が社(家)は、庭作りの方向性を大幅に転換する準備を進めている。

コンセプトはズバリ「食べられる庭(Edible Garden)」だ!

勿論、長期に亘って社会インフラが機能麻痺する事態など、「イザという時」に備えての対策である。

さあ、敷地内のこのスペースで「食べられる庭」作りを目指すぞ!

まずは「(食べられる)果実の生る木」のスペース作りから着手する計画。

ここ数日の間に、お盆前に注文してあった苗木が漸く届いたのだ。
————

今日は、その手始めとして、芝生のフラットスペースとツリーハウスの建設予定地である三角地の「草刈り・芝刈り」作業を行う事にした。

植える予定の果実の生る木は、4~6m程度の間隔を置く必要があるので、それなりのまとまったスペースを確保せねばならない。

約100坪の三角地の半分程と約200坪のお庭のフラットスペースの5分の1程を「果樹ガーデン」化するのが私のプラン。

お庭のフラットスペースよりも一段下がった三角地の半分程を果樹ガーデンのメインにするのが私の基本構想。現在は、シュガーメイプルが主役なのだが、今年地植えしたリンゴ「森のかがやき」が大きく育って、果樹向きのスペースであると確認できたんだ。でも、何本か木を伐採する必要があるな…

そのためには木の伐採も必要となりそうだ(私がチェンソーで対応出来そうな木だけどね…)。

まあこれは、紅葉が終わってからの仕事だね!
————

そんなわけで、今日は、草刈り・芝刈り用の「レッドシャーク」と雑木等の伐採も可能な「ブラックシャーク」の刃を付けた2台のエンジン草刈機で久々に作業。

今日はレッドシャーク(左)とブラックシャーク(右)の出番である。購入当初は、真っ赤と真っ黒な刃だったのだけれど、酷使の結果、見分けが付けづらくなったね… ご苦労様。

1回の給油で約45分の作業を計4セット。我ながらよく働いたな…

お庭のフラットスペースの草刈り前。基本は芝のスペースだけど、井戸尻を真似て「雑草の混在大歓迎主義」の庭作りなので、この時期は、ノアザミ、カタバミ、ハーブ系等々の大乱闘状態になる。
お庭のフラットスペース草刈り後の状況、レッドシャークで2セットで作業完了!

大活躍の「赤い鮫」と「黒い鮫」に感謝しなくちゃね!
————

作業を終えたのは午後5時過ぎ。

お庭の縁台は、草刈り作業の際の「前線基地」の役割も果たしているんだ。

草刈り作業の前線基地となる「お庭の縁台」に座って、ジンジャエールを飲んでいたら、敷地と財産区林の境界線辺りに、紫色の花が群生している事に気が付いた。

お庭の縁台に腰掛けて財産区林の方を見たら、紫入りの花が沢山咲いているのに気が付いた。

この季節だと、あの紫色のヤバい奴だな…

近付いてうるちゃんで写真撮影。

そう「トリカブト」であった。

あの「ヤバい奴」だと思って近付いて見たら、案の定「トリカブト」だった。

とても猛毒とは思えない美しさだよね…

我が家の敷地と財産区林は「食べられる野草の宝庫」である事を最近学んだ。

一方で、人を死に至らしめるような植物も群生するのである。

自然界ってのは本当に面白いな…

— One Life, Live It !