先週木曜日の昼前に、私単独で八ヶ岳オフィスに出社した。
今回は3週間程は八ヶ岳に滞在し、5月に本格化する銀行の2023年度本決算発表に備える予定だ。
通常4月前半は、ビジネスという観点からは比較的ノンビリと出来る時期なのだが、八ヶ岳出社後は、ちょっと思うところがあって、2022年以来となる「プチBPR」に取り組む事にした。
既に、今年度のモットーは「節制」と決めていたが、もうちょっと具体的に「バランスとメリハリ重視の節制」と改めて、それに住友流の「浮利に趨らず」を追加。
何となく今年度から来年の夏場頃までは、色々な意味で「危うい(ヤバい)局面」が続きそうな気がするんだよね…
こういう時は何事においても「リスク回避(risk-averse)的」なスタンスが一番だ。
ビジネス、プライベート両面で「守り」や「備え」を厚くすると決めた上で、何でも、何からでも、本能的に危ういと感じたら「すぐに逃げられる」ような体制作りを進める事にした。
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週末土日もプチBPRの作業を進めて、漸く一段落したのが昨日の昼前だった。
ああっ、今年は「春への移行作業(SX: Spring transformation)」が、まだ手付かずだったな…
もっとも、SXの開始は、昨年が4月3日、2022年が4月17日、2021年と2020年が4月8日だったので、特に出遅れたわけではなかった。
まずは、野鳥さんレストランの片付けから始めよう。
そう思って、ヒマワリの種のストッカーを開けたら、まだ少し残っていた。
これじゃあまだSXどころじゃないよな… 残った種を分けて3つの給餌台に盛った。
SXスタートは1日遅らせよう!
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その後、敷地内をノンビリと散策。
プチPBRに集中していた事に加え、天気がイマイチだったので、敷地内の様子をじっくりと観察するのは、今回の滞在中初めてであった。
もっとも、お庭のフラットスペースの洋芝は、まだ冬景色。
「異形のソメイヨシノ」の蕾はまだ固く、昨年と比較すると開花はかなり遅れそうだ。
敷地内のあちらこちらで蕗の薹が顔を出してはいたが、それ以外には本格的な春の気配は感じられないな…
唯一開花しているのは、例年と同じく「屋久島馬酔木」である。
まあ、これほど「寒さと鹿」に強い植物はないだろう。
あれっ?蝶が1羽もう飛んでいるぞ。
私は昆虫には興味もないし、詳しくないのだが、おそらく「シジミ科」の蝶だろう。
敷地内を1周してオフィスに戻ったら、スゴンで「シメ」くんがお食事中であった。
シメくんの「孤高のお食事スタイル」が、私は好きだな。
「世のしがらみとは無縁」といった感じの風情がクールだよね。
こんな感じに、八ヶ岳西麓 富士見高原標高1,300mの地は、ちょうど冬から春への「移行期」にあった。
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今日は「SX2024」の初日として、まずはガーデンファニチャー類をオフィス地下室から運び出して、今年初の「お外珈琲」を楽しむ事を計画していた。
だが、朝から「大雨」。
チッ、これじゃあ、SXは延期だな…
今年の天気の「滅茶苦茶ぶり」に、漠然とした不安のようなものを感じるのは私だけなのだろうか?
「浮利に趨らず、すぐに逃げる!」— やっぱり、当面はこれだね!