今日の八ヶ岳は寒さが少し緩んだようだ。
それでも、うるちゃんに表示されたオフィス・ウッドデッキの外気温の最低気温はマイナス7.4℃であった。
ちなみに、新百合ヶ丘の自宅庭にも全く同タイプの外気温&湿度計測器が、地表からの高さまで揃えて設置してある。
こちらの今日の最低気温は5.4℃。
自宅から八ヶ岳オフィスまで、車で2時間も要しないのだが、気温差は実に12.8℃もある。
「八ヶ岳の優しい冬」などという言葉を昨日の投稿で安易に使ってしまったが、それはあくまでも、かつての八ヶ岳の厳冬期と比較しての話である。
やっぱり、冬場は自宅での暮らしの方が、人間にははるかに「優しい」。
もっとも夏場はその逆で、真夏の東京や神奈川は、もう人間の住む(暮らすべき)環境ではないとこの数年で感じるようになってきた。
私は、わざわざ「苦行」のような環境に身を置くほど、ストイックな人間ではないのだ。
デュアル・ライフというのは、そんな私に対して「最適解」を示してくれるように思う。
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そんな冬場の八ヶ岳だが、自宅にいて「羨ましいな」とか「恋しいな」と感じさせる事がいくつかある。
「温泉」「焚き火」や「薪ストーブ」がその最たる例で、寒さ厳しい八ヶ岳であるからこそ、その魅力が一段と高まるのだ。
そしてもうひとつが「日の長さ」である。
オフィスの標高は1,300mなので、海抜60~70m程度の自宅と比較して、日の出は早く、日の入りは遅くなるのは当たり前である。
だが、八ヶ岳の日の長さは、標高で説明できない位に長く感じるのだ。
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今日の午後4時半前に、夕方のマシンウォーキングを終えて、気分転換に自宅の庭に出た。
既に「夕闇が迫りつつある」といった感じが漂い始めていた。
「太陽が1日の仕事をもう終えたんだな。」と思った。
八ヶ岳の様子はどうだろうか?
ライブカメラの映像を映し出した。
オイオイ、これからが夕日の一番美しい時間じゃないか!
お庭のフラットスペースにもメインウッドデッキにも、夕日の優しい、それでいて力強さも感じさせる光が降り注いでいた。
「山の暮らしに西日は宝物」—- 荒川じんぺいさんの著書のフレーズが頭に浮かんだ。
この時間に焚き火を育て始めると最高なんだよね!
こうして自宅滞在中にオフィスに設置したライブカメラの映像を見ると「八ヶ岳の日の長さ」を改めて実感する。
これも「八ヶ岳ライフ」の大きな魅力なんだな…