昨日は「ヒルズ」、明日からも「ヒルズ」

昨日の午後4時から8時まで、六本木ヒルズでの講演とヒルズ倶楽部での立食懇親会を終えて、今回の東京での「対面活動」はすべて終了。

今回の東京での最後の対面活動は六本木ヒルズでの講演と懇親会。約4時間の長いお仕事だった。

今日の午前中にオンライン講演も終えて「お仕事集中(熱中)モード」は一段落だ。

昨日は、午前の講演と六本木ヒルズの講演との間の時間に「虎ノ門ヒルズ」での所用があったんだ。

講演活動は、もう来年2月~3月の予定を組み始めているのでその事前打ち合わせ。

これまで森ビルの「ヒルズ」と名の付く街区のオフィスタワーでは、六本木ヒルズ以外にも「アークヒルズ」「城山ヒルズ(現在は城山ガーデン)」でも働いたので、ちょっと「思い入れ」があるんだ。

「ヒルズ」はさらに増殖して、今度はあの「麻布台ヒルズ」だもんね…

実は、東京での仕事の際には、訪れるビルの「入出館管理システム」がどんな仕組みなのかを知るのが、ちょっとした楽しみなんだよね。

昨日の「虎ノ門ヒルズ」は、アポ入れ先からQRコードがメールで送られてきて、入出館の際にそれをスマホでかざすだけという最近主流となりつつあるシステム。

受付業務に係る人手は不要、入館証等の紙の発行や入館カードへの記入も皆無で、本当にスマートだったな。

正に「私好み」のスタイルだね。

ふと、かつて私の知人で、各社の受付嬢の対応等を総合評価して採点、ランキング付けするのが趣味の「変なオッサン」がいた事を思い出した。

ああいう輩には「つまらない時代」なのかもしれないな。

ちなみに、この「変なオッサン」、絶対に私じゃないからね!

もうひとつ、東京での「高層ビル」での仕事の際の楽しみがあるんだ。

それは「高層階から東京のビル街の写真を撮影」する事。

虎ノ門ヒルズから見る東京の街。思わず写真撮影してしまう私は「立派な田舎者」だね!

これはここ数年の「新たな楽しみ」だね。

八ヶ岳で樹木に囲まれ、守られた暮らしをしていると、妙に「ビル街」が新鮮に見えるんだ。

でも少しの間眺めていると、樹木に比較すると「無粋な構造物」だなって思えてくる。

だって「四季の変化」がないから面白くないんだ。

紅葉の季節、八ヶ岳オフィスの窓から見えるのはこんな光景だね。
紅葉の季節は夕陽も美しいんだ…
でも11月も下旬になると、いつ雪景色となっても不思議はないんだよね。

八ヶ岳での樹木に囲まれた暮らしの味わいを実感させてくれる上で、東京のビル街は「最高の引き立て役」だと思う。

でも「夜景」では負けだね。だって八ヶ岳は「真っ暗」なんだもの…

六本木ヒルズ倶楽部から見下ろす夜景。夜景では悔しいけれど敵わないな。八ヶ岳は「漆黒の闇」だもの。

そんな私にとって、最も大切な「ヒルズ」は別にあるんだ。

八ヶ岳の本宅とオフィスが所在する「別荘街区」も「XXXXヒルズ」って言うんだよね。

初めて名刺交換した際に、オフィスの住所が長野県の諏訪郡富士見町にある事に驚く人が多いのだけれど、時々、注意力や観察力に優れた人がいるんだ。

そういう人にとって「ヒルズ」って住所が気になるらしく、それについて問われることがあるんだよね。

そういう時に私は「森ビルが初めて開発した八ヶ岳エリアでのワーケーション拠点なんです。」って答えるんだよね。

そうすると決まって「初めて知りました。森ビルはそういう事もやっているんですね…」というリアクションがあるんだ。

私もすかさず「初めて口にしました。そういう事実があったかどうかは、実はまったく知りません。」とわけのわからない返事をするんだ。

まあ、初対面の方との「ヒルズ遊び」って感じだね。

八ヶ岳オフィスが都心の高層オフィスに絶対に負けないのは、周辺の自然環境だけじゃないんだ。

その「高さ」だよね。

六本木ヒルズの最上階の高度は、確か240m位じゃなかったかな? 麻布台ヒルズが330m。

これに対して八ヶ岳オフィスは1,300m、正確には 1,320mだったはずだ。

どんなもんだい、都心の高層オフィスよりも、1,000m以上も高いところで仕事しているんだぞ!

毎日「高地トレーニング」を兼ねた仕事をしているようなものなので、心肺機能が自然と鍛えられるんだ。

昨日も90分間の講演で「息継ぎは5回」しかしてないもんね!

さあ、明日からは約3週間ぶりの私にとって「本拠地ヒルズ」での暮らしが始まるぞ…