今日の正午で、今回の八ヶ岳滞在は丸3日になった。
今回の滞在は20日程を計画しているので、まだ序盤戦が終わったところだ。
この間、「生身の人間」とは1回も会話をしていない。
理由は簡単で、鹿の湯とオフィスの間を2回、往復しただけだからである。
正確には、その途中にある「富士見高原別荘管理地区のゴミステーション」にも立ち寄っている。
ゴミステーションは1年365日、思い付いた時にゴミ出しが可能。
時間は午前9時から午後4時という決まりなのだが、実際は午前8時過ぎから午後5時前位まで、いつも開いている。
何事にも無駄が大嫌いな性格なので「温泉のついでにゴミ出しできる(ゴミ出しついでに温泉通いかな?)」という環境は、誠に快適なのである。
この「ゴミ出しの利便性」という観点では、新百合ヶ丘の自宅は比較対象にもならない。
自宅は、ゴミの種類毎に収集の曜日が決まっていて、しかも朝の内に出さねばならない。そう、不便極まりないのだ!
社主さまが「八ヶ岳のゴミ出しは本当に恵まれているのよね…」とよく呟いているが、私もそう思う。
ゴミ出しの際は、会話の対象となる人間がそもそもいないし、鹿の湯ではチケットを箱の中に入れるだけである。
だから「生身の人間」と会話をせずに済む。これは、私にとって「幸せ(喜び)」を意味する。
「デュアル・ライフ」の最大の意義は「リスク分散による安全保障」にあるが、この内「八ヶ岳ライフ」の重要な意義は「森(木々)に囲まれ守られた環境の中で、自分の好きな事や楽しい事を目一杯(思いっ切り)やる事」にある。
我が八ヶ岳ライフに「ノンビリ」とか「マッタリ」とかいった発想は、当初からまったく無い。
もうひとつ重要なポイントを加えるとしたら「人(人間)との係わり合いを可能な限り少なくする事」だ。
そういった意味では、この3日間の暮らし方は「私の単独滞在」においては「理想のパターン」である。
そして、コロナ禍前から続いている「いつもの暮らしのスタイル」なんだよね!
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この「理想のいつもの暮らし」の時の食生活なんて、見事に「簡素」そのものだ。
元々、仕事に集中しても面白くなってくると、食事をするのが面倒になってくる。
料理が何でも上手な社主さまと結婚していなかったら、おそらく「悲惨な食生活」を送る事になっていただろう。
食事でこだわりがあるのは「朝珈琲」の「珈琲豆」と「カップ」だけかな?
朝食は、低糖ヨーグルトにフルーツ&マヌカハニー、自家製黒ニンニク1片。気分次第でローソンのロカボパン。
昼食は、同じくロカボパンにコンビニサラダとパストラミビーフ。
午後3時にはスイーツをしっかりと楽しんで、夕食はスーパーやコンビニの「ざる蕎麦」や「そうめん」だけってのが、冬場以外は多いな…
実は、この3日間は正にそのままの食生活だった。
別に「節制」しているわけではなく、面倒じゃないし、飽きないからだ。
ちょっと工夫があるとすれば、頭を酷使した時に飲むための大好きな「嘘臭い甘さの飲料」を用意してある事だろう。
そんな食事に飽きてきたら、身体や脳がシグナルを発するんだよね。
そういう時は、お気に入りのお店にふらっと立ち寄ったり、テイクアウトをすればイイんで、正に「自然体の食生活」を送っていると自分では思う。
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今日は、今回の滞在期間中で、鹿の湯以外では「初のお出掛け」。
ちょっと特殊な合鍵を作ってもらうために、茅野の専門店へと向かった。
鍵を受け取ったのが正午前。何も考えていなかったが、今日のランチはどうしようか?
その時、頭の中で声が響いた(ような気がした)。
「ホラ、近くにハルピンラーメンの系列の唐揚げのお弁当屋さんがあるでしょ!」
ハルピンラーメンの系列?? ああっ「唐揚げのやまざき」ね。そうだ、ちょうどイイや。
今日は「やまざきのお弁当」にしよう! 実に安易に決まったな…
「やまざき」では、「三色弁当」と夕食のおまけに「たれかつ」を1枚注文。
それにしても相変わらずの人気だな。お昼時という事もあり、次から次へとお客さんが店内に入ってきた。
お弁当を受け取りオフィスに戻ったのが12時40分。
さあ、今日もデスクでランチだ!
よくよく考えたら、昨日の「朝のお外珈琲」以外は、すべてデスクで食事しているな (^^;)
それもほとんど仕事をしながらだもんな…
お米を食べるのは、土曜日の昼食以来だった。
きっと、身体が「三色弁当」を求めたんだろう。
う~ん、やっぱりPCの画面とその背景の庭の木々を眺めながらする食事は最高だな。
おっとイケない、これは「単独滞在」の場合である。
社主さま(家内)も滞在中は、花を巡る旅に食べ歩き等々、全然違う楽しみ方があるんだよね!