来週前半に東京で5件の講演をこなせば、その後、約1ヵ月は対面講演活動はお休み期間に入る。
GWのためではなく、GW明けから本格化する銀行の本決算発表への対応と、それに続く分析作業の期間に突入するからだ。
年に2回の「八ヶ岳決算分析山籠もり期間」という恒例行事で、我が社にとってはとても大切な業務なのである。
来週後半には社主さまと八ヶ岳に出社する予定なので、この土日は新百合ヶ丘の自宅でノンビリと過ごす事にした。
社主さまは、朝からお友達とお出掛けで、私は11時30分から歯科医の予約が入っていた。
今日の昼食は、自分で済ませるようにとの社主さまの指示だったが、どうしようか。
何か食べたいモノあるかな?と、自分に問い掛けてみた。
そうだ、久し振りに「家系ラーメン」が食べたいぞ。
自宅界隈では珍しくもなんともないが、八ヶ岳界隈では味わう事が出来ないのが、横浜発祥の家系ラーメンなのである。
でも、1人でラーメン屋に入るのは、お洒落じゃないな。
店内の若い奴らに「退職した途端に奥さんに熟年離婚迫られて土曜日の昼に1人寂しくラーメンすする還暦ちょっと過ぎたオッサンかよ」なんて思われたら一生の不覚である。
ふと、我が家から徒歩で7~8分の場所で暮らしている三男も、今日は自宅で1人と言っていた事を思い出した。
歯科医に行く前に三男に電話をして、治療後に一緒に食事をする事にした。
治療が終わったのは12時30分少し前。
三男に電話をすると、既に我が家のリビングで待っているとの事。
歯科医から戻ってすぐに、新百合ヶ丘駅すぐ近くの家系ラーメンの名店「町田家」さんへと三男の運転する車で向かった(徒歩でも10分強なのだが…)。
実は我が家から徒歩3分程の場所にも同じ家系ラーメンの「町田商店」があるのだが、今日の気分は「町田家」さんの方だったのだ。
店内は、ほぼ満席。相変わらずの人気だな…
チャーシュー麵を固め少なめでオーダー。勢いで半ライスも付けてしまった。
これって家系ラーメンの魔力だよね。
本当に久し振りに家系ラーメンのしょっぱ美味いスープと海苔の絶妙の組み合わせを堪能した。
午後もオンラインで「異形のソメイヨシノ」のお花見を楽しむことにしようかな。
道明寺ではなく「桜あんぱん」の気分だな。
今日のパン屋さんは、ボンヴィヴォンじゃなくて、「プロローグ(Prologue)」にしよう。
三男に尋ねたら、お嫁さんのSちゃんもプロローグのパンは好物との事。
運転手(三男)に命じて、自宅から車で5~6分の場所にあるこれもパンの有名店プロローグへと向かった。
優秀な運転手さんの昼食代とお土産のパン代は、しっかりと私が負担したのは言うまでもない。
それに、食事や移動の時間に三男の仕事の話を聞く事が、私は結構好きなのだ。
長男と次男は私と同じ金融業界の人間だが、三男はまったくの他業態。
だからこそ、仕事の話が新鮮で勉強にもなるんだよな…
プロローグではお目当ての桜あんぱんとお気に入りのコッペパン系を購入。
我が家の前で三男の車から降りて、彼はそのまま自宅に戻って行った。
今日は自宅リビングのソファに寝転んで、桜あんぱんをかじりながら、うるちゃんでオンラインお花見。
満回宣言日から4日目の「異形のソメイヨシノ」は、まだまだ十分に美しい。
そして、オンラインお花見中は、必ずと言ってよい程に野鳥の囀りが聞こえる。
まるでBGMのようだな…
これは、野鳥さん達のヒマワリの種給餌のお礼に違いないな。
この様子なら、来週後半の八ヶ岳出社日には、ちょうど散り頃に立ち会えそうだ。
こんな感じに自宅で過ごす週末も悪くない。
三男とのサラッとした「スープの冷めない距離感」ってのが、とっても心地良いんだよな…