富士見町観光協会 粋だね! Poanと2枚のお洒落な地図

八ヶ岳周辺の市町村の観光協会等が発行している観光情報誌は、かなり充実した内容のモノが多い。

温泉や道の駅、飲食店等に置いてあり、無料で入手できるので、結構「隠れファン」がいるんじゃないかな?

かく言う私もその1人だ。

八ヶ岳オフィスの所在地である「富士見町」の場合は「Poan」という情報誌で、2003年に創刊されたので、今年でちょうど20年目を迎える。

2023年版が3月に発行され、前回八ヶ岳滞在時に入手したのだが、そのままタブレットケースの中に入れたままであった事に、今日になって気が付いた。

前回八ヶ岳滞在時に3月に発行された「Poan」を入手したのだが、タブレットと一緒にケースに入れたままだった。

パラパラと捲ると「井戸尻遺跡群」を紹介したページが計4枚。

なかなか良い写真が並んでいるな。

井戸尻遺跡周辺の四季の景色は、八ヶ岳界隈の中でも私は一番好きだな…

全国各地の考古博物館や遺跡を6年に亘って巡った【縄文土偶探訪記】(https://triglav-research.com/?page_id=20285)を終えたのは2019年の11月だった。

北は北海道、南は鹿児島まで探訪したが、縄文式土器のコレクションの見事さでは、間違いなく「井戸尻」はトップ3に入ると思う。

全国各地の縄文関連の考古博物館をほぼ探訪し尽くした私から見ても、井戸尻の縄文土器コレクションの素晴らしさは、全国でトップ3、いや、No.1かもしれないな…

改めて、八ヶ岳西麓 縄文王国の素晴らしさを思い出した。

尖石や井戸尻界隈がかつては(縄文時代だけれど)「日本の首都」だったのだ。

そして、今流行の「サステナブルな社会」を実践していた地でもあった。

そう思うと、富士見にオフィスを構えた事がちょっと誇らしくなった。
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次号のPoanでは、最近私がお気に入りの「富士見駅前商店街」の特集を組んでくれないかな?

そんな事を考えながら、何気なくネットで「富士見駅前商店街マップ」なんて検索をかけたら、いきなりドンピシャでヒットした。

エッ(°0°)

なんと私が知らない内に、Poanを発行している観光協会が「富士見駅前商店街マップ~お買い物&飲食店~」をHP上に掲載していたのである(https://www.town.fujimi.lg.jp/site/kanko/ekimae.html)。

更新日付は今年の1月5日。全然知らなかったぞ…

内容的には、正にど真ん中のストライク。

富士見駅前 おさんぽまっぷ。正に、こんなマップが欲しかったんだよね! 知らないお店もまだまだあるな…

富士見駅を中心とした商店街の最新のお店の紹介とお散歩マップであった。

う~ん、富士見町の観光協会、粋な事をやってくれるじゃないか!

他にも「面白マップ」の類がないか調べてみたら、今年の3月15日に「富士見町古木しだれ桜周遊MAP」なるものが掲載されているではないか(https://www.town.fujimi.lg.jp/site/kanko/fujimisakura.html)。

私が知らない「しだれ桜」が何本も紹介されていた。

こちらは「古木しだれ桜めぐり MAP」。私が知らない桜の名木って、まだ有ったんだ(°0°)

周遊コースの距離は約8km、歩いて約3時間との事。

オイオイ、知ってたら、お花見を兼ねて社主さまとお散歩したんだがな。

まあ、来年の楽しみにしよう!

それにしても、この2枚の地図も Poanと同じくお洒落だな。

私の八ヶ岳ライフは24年目。

八ヶ岳界隈のかなりの部分を知り尽くしたつもりでいたのだが、そんなのは「奢り」であった。

それに、富士見駅前商店街が良い例であるが、商店街の新陳代謝が進み、外見的な雰囲気はあまり変わらなくとも、その中身は変化し続けているのである。

頭に浮かんだのは『不易流行』という言葉だった。

「いつまでも変わらない本質的なものを大切にしつつ、一方で新しい変化もしっかりと取り入れて行く」という意味である。

『諏訪地域』って、この言葉が見事にフィットするように私には思えるのだ。

愛想ない人多いけれど、そこがまたイイんだよな…