懐古の日 0218 — 八ヶ岳ライフを支えた名機達

東京での短期講演(出稼ぎ)期間を終えて、今日の早朝に八ヶ岳オフィスに出社する予定であった。

だが、昨晩、新しい講演資料の作成に熱中してしまい、午前1時半過ぎまで仕事に没頭した。

そのため、今朝目覚めたのは午前7時半過ぎ。

既に「早朝出社」のタイミングを逸していたのである。

それに珍しい事なのだが、何故か今日は、八ヶ岳出社が気乗りしなかった。

どうしようか?

ちょっと迷っている内に、午前9時前になってしまった。

中央道の下りの渋滞情報を確認したら、相模湖ICと韮崎辺りで2カ所の事故が発生していて、かなりの距離の渋滞になっていた。

ああっ、気乗りしない中で出社しなくて正解だったな。

こういう日は敢えて動かない方が良いんだよな…

すぐに、出社を「明日の早朝」に変更したのは言うまでもない。

実は、今回の自宅滞在中に積み残しの作業もあった。

自宅での仕事用の2台のデスクトップPCのセキュリティーソフトの切り替えや各種ソフトウェアのアップデート等々である。

特別休暇期間中に八ヶ岳でやった作業のシンクロ化であり、午前11時前には作業を終える事が出来た。

さあ次は、何をしようか?
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現在、新百合ヶ丘自宅では「継続的断捨離中」である。

そうだ、今日はクローゼットの中のカメラ系の整理でもしよう。

「カメラ」は、私的には「趣味」と呼べる領域には達していないが、世間一般的な水準よりは、多少のこだわりはあると思う。

デジガジェ系と同様、新機種に買い替える際に、旧機種は下取りに出すのが基本だ。

だが、プライベートライフにおいて貢献大で、思い入れのある機種については、敢えて手許に置いて「殿堂入り」させてきた。

今日は「殿堂入り組」の再審査と必要であれば手入れをしよう!

そう決めて、早速、クローゼットの棚の奥に置いてあった2つのカメラケースを取り出した。

あちゃ~、いきなりトンデモナイのが出てきちゃったな。

カメラケースを開いたら、SONYのDSC-F828がいきなり登場。

1台目はSONYのDSC-F828で、2003年に発売されたデジカメだった。

発売と同時にSONYストアで購入したので、もう20歳になるカメラだ。

レンズはカール ツァイス、当時としては珍しい光学7倍ズームを搭載。

カメラバッグの中には様々なオプション機器も揃っていた。

八ヶ岳ライフを記録するメインカメラとして4年(おそらく歴代最長)は活躍してくれたはずだ。

DSC-F828は、最初のデジカメ一眼α700を購入するまで4年以上、メインカメラとして活躍してくれた。メインカメラとしての稼働期間は歴代最長だと思う。

「殿堂継続」はすぐに決定した。

もうひとつのカメラバッグから出てきたのは…

あちゃ~、SONYの α77 かよ!

こちらの購入は2011年11月(購入日はすべてカメラケースにラベルが貼ってある)。

今年で13歳か…

α77は、私が購入した2台目のデジタル一眼レフだ。

DSC-828 → α 700(最初に購入したデジタル一眼)→ α77 というのが、我が八ヶ岳ライフを支えてくれた主力機種。

α77は、2台(代)目のデジタル一眼レフカメラ。そして、SONYのカメラが主力機種として活躍する最後のカメラとなった。私はその後、OLYMPUSのミラーレスを主力機器とするようになった。

そして、この α 77を最後に、主力機種は SONY製の時代を終えて、OLYMPUSのミラーレス一眼路線に移行するのである。

DSC-F828程の思い入れはなかったが、下取り価格等も勘案し、この機種も「殿堂継続」に決めた。

あれっ、α 700はどうしたかな?

下取りした記憶がないんだが… まっ、イイか!

この2台のデジカメで、八ヶ岳で一体何枚くらいの写真を撮影したのだろうか? やっぱり「殿堂継続」だよね…

但し、両機種とも「殿堂継続」では「断捨離」とは言えないので、八ヶ岳オフィスにお引っ越しし、オフィスの方で断捨離バランスを取る事にした。
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過去の「名機」達に接したためだろうか?

昔懐かしいパンが食べたくなった。

土曜日だから「藤屋」さん営業しているよな!

自宅から歩いて2~3分程の場所にある「藤屋製パン」に昭和の香りのするパンを買いに行った。

新百合ヶ丘の自宅から藤屋製パンさんまでは歩いて2~3分。ちょうど八ヶ岳オフィスからカントリーキチンまでと同じくらいの距離にある。

「身近なパン屋さん」という意味では、八ヶ岳オフィスのカートリーキッチンベーカリーとほぼ同じような状況にあるベーカリーだ。

だが、売られているパンは、カントリーキッチンとは対照的だ。

素朴で懐かしい味のパンばかり。

こういうパンが食べたい日ってあるんだよね!

こんな素朴で昭和の香りが漂うパンを今日は無性に食べたくなった。

こうして、今日 2023年2月18日は、私にとって「懐古の日」となった。