今日は朝の9時前から、東京駅八重洲南口すぐ側の高層ビル内にあるクリニックで「人間ドック」の日である。
通常の人間ドックコースには含まれない最新の検査が導入されているのが「売り」のクリニックであり、1日コースを選ぶと、朝の9時から午後4時頃まで、休憩時間や食事もなしに検査の波状攻撃が続く。
今回はオーラルチェックを申し込まなかったので、終了したのは3時半前だった。
キツい(ツラい)系の検査は鎮静剤で眠っている間に済ませてしまうので楽だと考えていたのだが、大腸CT検査の事を忘れていた。
ああっ、やっぱりあの検査はしんどいな…
子供の頃、カエルのお尻にストローを差し込んで息を吹き込むという遊びを、おそらく「昭和生まれのオッサン(ジイさん)」のほとんどは経験していると思う。
正に「カエルの逆襲・祟り」と言えそうな検査なのである。
今日は「カエルさん達、ゴメンナサイ」と心の中で詫びながら何とか検査を乗り切った。
すべての検査を終えて、まだ鎮静剤の影響で少し朦朧とする中、クリニックのラウンジから東京駅を見下ろした。
この東京駅を俯瞰できるビューもクリニックの名物のひとつなのである。
しかしまあ、名前を知らないビルがどんどん増えていくな。
あれっ、なんか見慣れない黒い電車が走っているぞ。
うるちゃんで調べて「黒い山手線」である事を初めて知った。
会社開業から10年。オフィスを八ヶ岳に構えた事によって、どんどん東京都心とは「疎遠」になっていくな!
まあ、元々、好きじゃないから、それでイイんだが…
すべての手続を終えて、ビルのエントランスへと向かった。
チッ、ここにもクリスマスツリーか。
「我が家のウラジロモミの方が立派だな。」と決まり文句を呟いた。
ビルの外に出ると決して広くはないが、グリーンゾーンがあった。
まだ紅葉の最中じゃないか。楓なんて、色付き始めたばかりだぞ (°0°)
八ヶ岳では「10月下旬の光景」がそこにはあった。
ふと気になって、八ヶ岳オフィスのライブカメラの映像をチェックした。
オイオイ、また雪が降っているじゃないか。
昨日の午後には、雪がすっかり解けていたメインウッドデッキも再び雪に覆われ始めていた。
この様子だと、来週早々の出社時には、敷地内にはまだ雪が残っているかもしれないな!
16時45分東京駅発の「あずさ41号」に乗車すれば「小淵沢駅」には18時54分に到着する。
わずか 2時間9分で、自然環境はこんなに違うのだ。
妙に感心してしまった。
年末の新百合ヶ丘自宅での「重要行事」は明日が最終日。
さあ、月曜日からの八ヶ岳オフィス出社では、来年のビジネスの準備に取り組む事にしよう!
by『八ヶ岳稿房主』