海外のニュース番組を観ていると「ケルベロス」「グリフォン」「バジリスク」といった空想上の生物(怪物?)に関する報道が飛び交っている。
遂に世界的な「UMAブーム」の到来かと胸をワクワクさせたのだが、何のことはない「オミクロン株亜種」の呼び名であった。
日本では「ぬらりひょん」「がしゃどくろ」「たんころりん」等といった「ひらがな表記の妖怪名」を用いればお洒落だと思うんだがな…
なんの科学的根拠もないが、私は「次のコロナ変異種」との闘いが、人類にとって最も過酷・苛烈なモノになるだろうとの予感があった。
そして、今話題となっている様々な「オミクロン亜種」が、私が危惧している「ラスボス」ではない事もなんとなくわかる。
だから、空想上の怪物さん達の名前を目にしても、あまり怖さは感じない。
但し、国内のコロナ感染者数の増加ペースは、私が想定していたよりもかなり早い。
特に「長野県」の新規感染者数の7日間移動平均が、一昨日に 2,000名を突破したのには驚いた。
9月初旬の水準に戻ってしまったじゃないか (°0°)
そして、昨日9日の感染者数は 3,341名。
8月19日の3,649人、同じく18日の3,599人に次ぐ過去3番目の多さである。
まあ、八ヶ岳界隈の紅葉時期の賑わいを考えれば当然の結果かもしれないな…
だが何故か、我が社独自の「非常事態宣言」や「戒厳令」を発令する定量的基準(前日比4日連続増加)を「東京都」や「神奈川県」だけでなく「長野県」も、まだ満たしていない。
感染者増加の波のパターンが、これまでとはちょっと違う感じがする。
そんなわけで、取り敢えずは「様子見」。
外出や外食等に、特に制限は設けず、除菌ティッシュやジェルの使用頻度を高めている程度だ。
ワクチンについても、9月2日に私も社主さまも第4回目を接種済みで、現状、追加接種の必要も予定もない。
そう、対コロナで何となく「宙ぶらりん」の状態なのである。
こういう時こそ、対コロナ以外の備えを早めにするべきだな!
そう考えて、前回八ヶ岳滞在中に新百合ヶ丘自宅近くの掛かり付け医に「インフルエンザ予防接種」の予約を今日、入れておいたのだ。
朝の9時10分に自宅から歩いて3分の場所にあるクリニックに社主さまと向かった。
途中、「百合の木」の並木道の紅葉が美しい。
我が家の掛かり付け医(主治医)と言える病院は3カ所。
「富士見高原病院」と毎年、超マニアックな人間ドックでお世話になる「東京国際クリニック」、そして自宅近くの「王禅寺公園クリニック」である。
この自宅近くのクリニック、パッと見た目は「町の診療所風」なのだが、最新鋭のMDCTが導入されているなど、我が家(特に社主さま)にとっては本当に「頼りになる存在」だ。
予約時間通りにインフルエンザワクチンの接種を終えた後、すぐ側にある有名パン屋さん「ボンヴィボン」に昼食用の調理パンを買いに行った。
あれっ、これまで気付かなかったが、ここにも「トトロ」がいるぞ…
何故か最近、身近にトトロの気配を感じるな(https://triglav-research.com/?p=41253)。
思わず、トトロのチョコパンも購入してしまった。
勿論、おやつ用に看板商品「生クリームあんぱん」も買ったのは言うまでもない。
八ヶ岳には「カントリーキッチン・ベーカリー」、新百合ヶ丘自宅には「ボンヴィボン」と、共に歩いて数分の場所に有名パン屋さんがあるのって、ちょっと幸せだな…
帰路は、社主さまとクリニックのすぐ裏手にある「王禅寺公園」を散策する事にした。
八ヶ岳の紅葉の美しさには到底及ばないが、それなりに味わいがあった。
デュアル・ライフ充実の秘訣は、それぞれの拠点での喜びや楽しみをどれだけ多く持つかだと思う。
仮に、それが些細な喜びであっても…
by『八ヶ岳稿房主』