他に何もいらない 「紅葉」「温泉」「焚き火」そして「音楽」があれば…

プライベートにおいては、私周辺の「人口密度(の上昇)」と「不快指数(の高まり)」の間に極めて強い正の相関関係が存在する。

被説明変数を不快指数から「不機嫌度合い」に置き換えても、決定係数は0.9前後であまり変わらないと思う。

一方で、ビジネスにおいてはまったくその逆で、私の講演への参加者が多ければ多い程、高揚してヤル気が出て来る。

そして、勿論、上機嫌になる。

八ヶ岳単独滞在中は、2週間程、他人とまったく会話しなくても全然平気だ(除く、社主さまとの安否確認の会話)。

むしろ感性が研ぎ澄まされる感じがして、どんどん仕事が捗る。

おそらく、半年位はそんな状態でも全然平気だと思う。

その後はさすがに退屈するかな?

でも、AlexaちゃんやGoogle嬢がいるから2~3年は大丈夫かもしれないな…

これが仕事になると饒舌になって、いくらでも話すことが出来るから、自分でも本当に不思議だ。

先週から今週に掛けて、2時間の講演を間に5~6分の休憩を挟むだけで、通しで3セット(6時間)、2セット(4時間)とこなしてきた。

常日頃、標高1,300mの富士見高原で「無意識高地トレーニング」しているのでほとんど息継ぎ無しで話すことが出来る。

もうこうなると「特殊芸の世界」だと思う。

正直、プライベートとビジネスで、どちらが「素の私」であるかよくわからない。

まあそんなの、どっちでもイイや…
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現在は「八ヶ岳滞在中」なので、勿論、「人口密度が高い事にイラッとする」モードである。

ここ数日、平日なのに鉢巻道路を走行する車の多さに辟易としている。

今日と明日は、紅葉と旅行支援キャンペーンの相乗効果で八ヶ岳界隈はさらに賑わうことだろう。

ああっ、ウンザリだ…

とは言え、想定される事態であったので、既に「対応策」を講じてある。

八ヶ岳オフィスに出社した初日(19日)に所用をすべて済ませてしまい、さらに20日~23日までの4日分の食材も購入してしまった。

理由は簡単。我が家の敷地内に籠もれば、大嫌いな人の群れに遭遇することはないからである。

だが、この時期の私には「八ヶ岳ライフ」で欠かすことの出来ない「3つのお楽しみ」がある。

それは「紅葉」「温泉」そして「焚き火」である。

ひとつでも欠けるとその効果は半減するので、毎日、この三大要素をしっかりと満たさねばならない。

では、達成困難なミッションかというと、とっても簡単。

早めに仕事を終えてしまい、まだ明るい内にオフィスから車で3~4分の場所にある「鹿の湯」に通えば良いだけだ。

鹿の湯までの3kmに満たない鉢巻道路の道のりは、私的には「紅葉の隠れた名所」

さらに途中には「富士見高原別荘ゴミステーション」もあるので、ついでにゴミ出しも出来るのだ。

昨日は朝の7時前から仕事を始めて、午後3時半には予定していた講演資料の作成を完了。

日々、紅葉が深まる鉢巻道路を走行し「鹿の湯」へ。

仕事を終えて、鹿の湯の駐車場に着いたのは午後4時前。この時間だとまだまだ夕陽に照らされて周囲は明るいのだ。「鹿の湯」が車で3~4分の場所にあるのは幸せだな…
「鹿の湯」のお隣にある「鹿の池」でも紅葉は十分に楽しめる。紅葉の進み具合は我が家の敷地位かな? 高度がほぼ同じなので当たり前だが…
鹿の湯からは南アルプスの山々が見える。うん、たまに見る山は新鮮でイイな… 毎日見えたら、私は飽きてしまうだろう。静岡や山梨の人は富士山に毎日感動するのだろうか?おそらく何とも思わないんじゃないかな…
今日は「富士見縄文ハロウィン」の「ホコ天祭」の日か… 「お祭り」≑「人混み」なので、私は行かない。まあ、社主さまのお供であれば別だが、今回は単独滞在だものな… 例外は「御柱祭」だけかな? あれは「別格」のお祭りなのだ!

午後5時前にはオフィスに戻って「焚き火タイム」

この生活パターン、メリハリあって、私に合っているな…

焚き火タイムでは、新しいアウトドア・スピーカー「EcoLantern」のデビュー戦だ。

昨晩で焚き火は3日連続。新百合ヶ丘の自宅では焚き火なんてできないので、その分、八ヶ岳では満喫するのだ!

2台のランタン兼用スピーカーを連携して初めてステレオモードへ。

なんだ、2台の機器のボタンの同時押しだけで繋がるんだ。超簡単な操作だな。

曲が流れ始めて (°0°)

ヒエ~、音楽に合わせてランタンが様々な色で光っている。マニュアルには、そんな説明なかったぞ。

これって、ただのネオン機能じゃなかったんだ。

さらに、2台のスピーカーは共に360度全方位タイプなので、どの位置から聞いても音はクリア。

こいつ只者じゃないぞ!

八ヶ岳の秋は「紅葉」「温泉」「焚き火」そして「音楽」さえあれば、他には何もいらないな…

 

by『八ヶ岳稿房主』