八ヶ岳ライフ「秋の終わりを感じる時」2022 — 「あの日」がやってきた

「季節の変わり目」を感じさせてくれるのは自然環境だけではない。

「人間の営み」、それも、規則正しく繰り返される様々な行事は「大切なシグナル」なのである。

朝の9時過ぎにオフィスでの日朝の定番作業を終えて、枕木テラスで大きく深呼吸。

すると、複数の草刈機のエンジン音が響いているのに気が付いた。

ログハウスが優れているのは「調温調湿効果」だけではなく「防音効果」も凄い。

かなりの「騒音」なのだが、オフィスや本宅の中にはまったく聞こえてこないのである。

だが、この「騒音」は不快なモノではない。

ああっ、今日は「あの日」か…

地元住人の方達による「秋の共同草刈り作業」の日であった。

鉢巻道路沿いのグリーンベルトの様子を見ることが出来る敷地の西側境界へと歩いて下りていった。

敷地内の西側境界まで下りていくと、財産区林のグリーンベルトが見えるようになる。地元住人の方の作業の様子をちょっと見に行った。これだけでも結構イイ運動になるのだ。

グリーンベルトで作業する方達の姿が見えて、話し声も聞こえてきた。

「毎回、本当にご苦労様です<(_ _)>」

心の中で深く感謝。

そのまま10分程、敷地内を散策した。

敷地内のキノコが途絶えることはない。しかしまあ、次から次へとよく顔を出してくるものだ。
ブナの木の紅葉は、今が最盛期かな?

オフィスに戻ってカレンダーを見て気が付いた。

これまで「秋の共同草刈り作業」は10月の最終日曜日だと思っていたのだが、違うんだな。

昨年の作業は10月24日(https://triglav-research.com/?p=35710)だったので、この前後の日曜日で天気の状況を勘案しながら日程を決めているのかもしれないな…

こんなご時世でもポストに投函せねばならない書類がひとつあったので、10時前に「鹿の湯」に向かった。

一番近いポストは富士見高原リゾートの入り口付近にあるのだ。

4日間は「鹿の湯」への往復以外の移動はしないという方針は、しっかりと守っている。

鉢巻道路沿いの町道やヨドバシカメラ研修センターの駐車場は、さながら「軽トラックの総合展示場」だ。

ヨドバシカメラ研修センターのあの広大な駐車場は、ほぼ満車。その8割以上が間違いなく「軽トラ」だった。
鉢巻道路に隣接する町道も軽トラがずらっと駐車中。

昨晩の「おきやはぎの愛車遍歴」放送で、現在、日本で生産・販売されている軽トラックは「ダイハツ ハイゼット」と「スズキ キャリー」の2車種のみである事を知った。

だが「今日の臨時総合展示場」には「スバル」や「ホンダ」等がかつて生産していた車種も並んでおり、正に「百花繚乱」。

地元の方達の生活に、いかに「軽トラ」が溶け込んでいるかを実感した。

ヨドバシカメラの駐車場では、ついでに「楓」の紅葉状況をチェック。

ヨドバシカメラ研修センターに駐車中の車はすべてが「草刈り作業」の車ではなく、私のように「楓」の写真を撮影している人が数名いた。やっぱり「名所化」しているな…
ヨドバシカメラ研修センターの「楓」の紅葉は着実に進んでいた。

19日に出社した時よりも、さらに「艶やかな紅色」に変わっていた。

このペースだと10月最終週が「鉢巻道路周辺の紅葉最盛期」となるだろう!

オフィスに戻って感じた。

八ヶ岳は「秋の終わり」が迫りつつある。

次回出社日には、もうD4とミニパジェの「スタッドレスタイヤへの換装」が必要だな。

「八ヶ岳」の秋は「短くも美しく燃え」か…

 

by『八ヶ岳稿房主』