結局、昨日の午後は台風襲来前とは思えない穏やかな状態で終始。正に「嵐の前の静けさ」だった。
そのため、ガーデンファニチャーの固定や収納、庭木の支柱の確認などの台風襲来に備えた「外回り作業」は既に完了。
台風14号の勢力や進路図を見る限り、八ヶ岳界隈への影響は、あまり懸念する必要はなさそうだが「備えあれば憂いなし」の格言を忠実に守ることにした。
自分の「臆病で慎重な性格」を実感するのはこんな時だ。
今朝は小雨模様の朝。
相変わらず穏やかな朝であったのだが、午前7時頃から風が急に強くなってきた。
オフィスの窓から財産区林の木々を眺めると、かなり大きく揺れているのがわかった。
何となく台風の気配が近付いてきたな…
これまで、八ヶ岳を何回か襲った「風害」から浮かび上がったのは「風倒木」の多く(ほとんど)は「赤松」、それも途中で枝分かれした木が風に極めて弱いという事実であった。
そのため、2021年の1月に我が家の敷地内の赤松を「全伐採(https://triglav-research.com/?p=29934)」した。
だが、財産区林内には、まだ赤松が残っている。
倒れたとしても、本宅にもオフィスにも被害は出ない場所なのだが、やっぱり気になるな…
今日は、良い機会だから災害に備えた「内回り系作業」も済ませておこう!
最近は、乾電池タイプよりもUSB給電(充電)タイプの災害備品が主力になってきているので、ライト系を中心に片っ端から充電開始。
勿論、一番頼りになる「モバイルバッテリー」の充電状況確認は最優先だ。
停電になった際のPCの予備(バックアップ)電源の状態もしっかりとチェック。
日頃から定期点検しているので、どれもほとんど時間を要しなかった。
うん、今となっては数少ない乾電池駆動のラジオもOKだな!
他にバッテリー系でアラートが出ているセンサー類はないかな?
うるちゃんで、チェックしたら我が社が誇る「トリグラフ西麓気象観測所」の「雨量計」と「風速計」が共にバッテリー残量が10%程度になっていた。
ああっ、気が付いて良かった。
熱帯・亜熱帯域の海水温の状況を見る限り、今年はまだまだ大型台風が発生するリスクはかなり高そうだ。
バッテリーを交換して、ついでに機器のメインテナンスもしっかりと済ませておこう。
こうして午前9時過ぎには内回り系作業もすべて終了。
トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所は、台風14号の接近に備えて「臨戦態勢」となった!
でも、今年、本当に怖いのは14号じゃない気がするんだよな…
自然災害に対する最強の備えは、やっぱり「デュアル・ライフ(二拠点生活)」なのである。
by『八ヶ岳稿房主』