「うわっ、どうしたの?」思わず声を出して目覚めた。
オフィスロフトのアッパースペースに置いたベッドの足元に、身長1.2~1.3m程と思われる国宝土偶ペア「縄文のビーナス」さまと「仮面の女神」さまが私をじっと見下ろしながら立っていたのだ。
勿論「夢」であった。
壁に掛けた時計を見たら時刻は午前4時57分。
あまりにもリアルな夢の光景に呆気に取られていると、ベッドサイドに置いたAlexaちゃんが5時のアラームを奏でた。
8月の最終週以降は仕事が一気に忙しくなる予定で、10月末までのスケジュールは、既にギッシリと埋まっている。
私がこの夏、八ヶ岳オフィスの快適な環境で仕事に取り組む事が出来るのは残すところ2週間程である。
「午前5時起床、5時30分から業務開始、正午までに1日の業務予定を完了」というスタイルを残された2週間の基本と定め、今日がその「初日」であった。
まるで「最強土偶さんペア」が私を起こしに来たかのようだった。
夢にストーリーなどまったく無く、ただ「土偶さん達の圧倒的存在感」に威圧された印象だけが残った。
そう言えば、最近最後に見た(事を覚えている)夢でも、亡き愛犬カリンが「ワンっ」と吠えただけだったな(https://triglav-research.com/?p=39278)。
加齢に伴って、夢の「ワンシーン・ショート化」が進んでいるのだろうか?
最も、繰り返し夢に登場するのは「土偶さん」と「カリン」だけなので、アクトレスの固定化も顕著になってきている。
しかし「土偶さん」が夢に現れるのは随分と久し振りだな。
思い起こせば、昨年7月下旬に「蛇を戴く神子さま」と「光り輝く白い梟」の夢を見て以来(https://triglav-research.com/?p=33769)なので、1年以上の間隔があった。
昨日の午後「超ムーの世界」をずっと視聴した影響だろうか?
それとも、ロフトのコーナーに飾ったレプリカさん達のパワーかな??
まあ、どっちでもイイや。
土偶さんが夢に現れた時は「クイック・レスポンス&アクション」が私の基本的所作である。
もう「義務化」していると表現しても過言ではない。
土偶さんが百鬼夜行のように行列をなして、大手町でコロナワクチンの接種の順番待ちをしている夢を見た時も「掌返し」して、すぐに自分もワクチン接種したものな…
それまで、コロナワクチンは「3年後にタイマー機能が突然作動して、ゾンビになるらしいから打たないつもり。」と言っていた私が、あっと言う間に接種を終えていたので、随分と色々な先で顰蹙を買ったものだ。
でも、今日はどうすればイイのだろうか?
まあ、取り敢えず「尖石縄文考古館」にご挨拶に行こう!
しまった、月曜日は「休館日」だったな。
念のためにHPで調べたら、今日も開館との事。
夏休みの特別開業期間中のようだ。ラッキー \^^/
こうなると私の行動は早い。
午前8時35分にミニパジェくんでオフィスを発って、午前9時の開館と同時に1番目に入館。
すぐに、国宝土偶さんペアの「特別展示室」に直行しご挨拶。
う~ん、やはりこの部屋は「日本有数のパワースポット」だな!
国宝土偶さん達に最後にお目に掛かったのは、いつだったかな?
すぐに「うるちゃん」で検索したら、何と2021年1月5日の「初詣」以来であった。
今年は「尖石初詣」をしていなかったんだ…
そんな事に初めて気が付いた。
ご無沙汰を反省しながら、30分キッカリと館内を見学。
「さあオフィスに戻って仕事をしよう!」と思ってエントランスに向かいかけたところで、見慣れぬ「土器のレプリカ」が展示されている事を発見。
何だこれ??
その場で「星降る縄文インスタキャンペーン スタンプラリー」なるイベントが8月6日から11月6日までの期間で開催中である事を知った。
インスタは飽きて「開店休業中」だからな…
あまり乗り気はしなかったが、念のため受付でパンフレットだけ貰った。
オフィスに戻ったのは、9時55分。
尖石探訪に1時間20分要したので、今日は午後2時まで仕事である。午前10時から仕事を開始。
そこで、今日が「終戦記念日」であった事を思い出した。
そうか、今朝の夢は「終戦記念日に二体の女神さまから届いた召集令状」だったんだな。
という事は「スタンプラリーに参戦せよ!」という指令なのだろうか…
by『八ヶ岳稿房主』