ハンモックが私を待っている — 「昭和のジイさん」になる季節

年齢や体力的な事はさておき、私は「オジさん」と「ジイさん」と「その他(まだ若い)」を区分する「独自基準」を有している。

ひとつは「新しい事にチャレンジするのが億劫になったらオジさん、やめてしまったらジイさん」なる基準だ。

もうひとつは「昔の事をやたら懐かしむようになったらオジさん、それを口に出したり、書いたりするようになったらジイさん」という基準である。

両方共に「向上心」や「好奇心」を計るバロメーターとも言えるわかりやすい判断基準だと思う。

私の場合「昭和生まれ」なので、これらの基準に抵触するようになると「昭和のオジさん」とか「昭和のジイさん」と自身で「認定」する事になる。

そんなのお洒落じゃないから嫌だな…

幸い、世の中の新しい動きについては仕事柄(調査・分析稼業)敏感だし、面白そうなモノ(事)は、結構なんでも積極的に生活や仕事に取り入れるようにしている。

「DX」や「GX」等々の社会の不可避(不可逆)な流れについても、スムーズに適応できていると思う。

PCやデジガジェ等、IT機器を使いこなすテクニックならば、世間一般の若者にも負けない自信がある。

そんなわけで、昨年「還暦」を迎えた我が身ではあるが、自分では「オジさん」でも「ジイさん」でもないと信じているのだ。
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だが、ここ数年、夏場になると自分が「昭和のオジさん」である事を意識するようになってきた。

懐かしくてついついBGMとして流してしまう2枚の「昭和のCDアルバム」があるのだ。

タイトルは「NIAGARA SONG BOOK」「NIAGARA SONG BOOK 2」

夏になると「NIAGARA SONG BOOK」の2枚のCDを無性にBGMとして流したくなるのは何故だろう。大学3年生の時にリリースされたのが左の1、新入社員の時にリリースされたのが右の2だ。

あの故「大滝詠一(正式にはNIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRA演奏)」さんのインストゥルメンタル・アルバムだ。

前者は 1982年(昭和57年)、後者は1984年(昭和59年)にリリースされたので、立派な「昭和の楽曲」である。

私が最近よく聴く(流す)曲は「渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)」氏、「菅野祐悟」氏、「林ゆうき」氏の楽曲が圧倒的に多い(アニメのメインテーマがかなり含まれる)。

でも、なぜか7月頃になると「NIAGARA SONG BOOK」の強力な引力に逆らえなくなるのだ。

さらに困った事に、今年になって「NIAGARA SONG BOOK」は「40th Anniversary Edition」、「NIAGARA SONG BOOK 2」は「Complete Version」がリリースされ、ストリーミング配信された。

参ったな。今年になって「40th Anniversary Edition」と「Complete Version」がストリーミング配信されるようになった。ますます離れる事が出来なくなった。

私が「Spotify」でダウンロードして、2枚のアルバムを合わせたプレイリストを作成したのは言うまでもない。

収録曲22曲、演奏時間の約85分のこのプレイリストを前回の八ヶ岳滞在中から何回ランダム再生した事だろうか?

う~ん、やっぱり「恋するカレン」なんて、本当に洗練された名曲だな…
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実は「NIAGARA SONG BOOK」には、八ヶ岳滞在時に「最高の楽しみ方」がある。

快晴の夏の日。時間は軽い昼食を終えた午後1時過ぎ。

まずは、オフィスの窓もドアも全開にして、フィトンチッドたっぷりの「森の風」を導き入れる。

その後、オフィスに吊したメキシカン・ハンモックに優しく包まれる。

オフィスに設置したメキシカンハンモックで昼寝を楽しむのは、八ヶ岳オフィスの「夏場の特権」なのである。
メキシカンハンモックの優しさは、この細かい網目からもたらされるのだ!

手には金融の専門書を「誘眠グッズ」として携えるのを忘れてはならない。

あとは、Google嬢にプレイリストの再生を指示するだけ。

やがて、Boseのサウンドシステムから涼やかな風のような名曲が流れ始める。

う~ん、正に「至福の時」だ。

東京での仕事もあり、あと数日、自宅で過ごす予定だが、その後には、八ヶ岳で「ハンモック」が私を待っている

今年は「お外ハンモック」の楽しみも加わるぞ!

パラシュート素材製お外用ハンモック「TICKET TO THE MOON」は、昨年2セット購入した。
今年の夏は、パラシュート素材のお外ハンモックも楽しむ予定だ!

おっとイケない。

「昭和の曲」が懐かしくて、嵌まっている事を書いてしまった。

これで私も、夏場は「昭和のジイさん」決定だな…

 

by『八ヶ岳稿房主』