「MOONFALL」の日 — 富士見高原を選んで正解だった

八ヶ岳での8月中の長期滞在予定を前に、自宅で着々と「タスクリスト潰し」の日々が続いている。

それにしても、今回の自宅滞在中も、よく働き、アグレッシヴに動き回っているなと、我ながら感心する。

もっとも、8月の八ヶ岳滞在期間中も、やりたい事がいっぱいあるので、慌ただしさという意味ではそんなに変わらないかな?

そんな生活が楽しいのであって、時々、安易に「八ヶ岳でスローライフですか?」なんて声を掛けられると、正直、ムカッとする。

私が、目指すのは「長野県人」の生き方を表すと言われている「ぴんころライフ」だ。

「自分で選んだ好きな道を(仕事も含めて)長く元気に(ピンピン)歩み続けて、最期は寝込まず楽にサラッと大往生(ころり)する」— こんなお洒落な生き方は他にないと思う。

だが、それを実現するには、それ相応の工夫、努力、そしてコストが必要であるし、加えて「運」も欠かせない

毎年、社主さまと佐久の「ぴんころ地蔵さま」にお参りするのは「私流ぴんころライフ」実現の願いを込めたものなのだ。
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この週末は、元々「土曜日」だけを休養日と設定。

昨日の午後は、自宅でのんびりとくつろぐことにした。

大好きな映画監督ローランド・エメリッヒ(Roland Emmerich)の最新作「Moonfall」が7月29日からAmazon Prime Videoで公開されたので、さっそく視聴。

「Moonfall」のAmazon Prime Videoでの公開を私は1週間程前から楽しみにしていたのである。この画像を含めて「Moonfall」 と 「デイ・アフター」関連の画像はYouTube公式映画紹介動画からお借りしています。

ブログでネタバレを書くような野暮なことをするつもりは毛頭ない。

結論だけ言えば、とっても楽しめた

エメリッヒ監督の「Independence Day」「The Day After Tomorrow」そして「Moonfall」は、私のお気に入り「Super Mega Disaster 3部作」として記憶に残るだろう。

エメリッヒ監督作品なので、地球は容赦なく破壊されていく。こんな巨大津波が押し寄せてきたら沿岸部の都市は全滅だろうな…
隕石衝突も巨大津波に劣らぬ恐怖である。隕石(Moonfallでは月の破片)の場合は「土地の高度」に関係なく襲来するので防ぎようがない。

ちょっと意外だったのは、「とろサーモンの久保田」さん(似の役者さん)が「地球を最後の最後に救うヒーロー役」で登場したことだった…

「Moonfall」を見終わった後に、久しぶりに「The Day After Tomorrow」も観たくなった。

検索を掛けたら、なぜか「デイ・アフター 首都水没(前編・後編)」という私が知らない映画がヒットした。

まあ、ちょっと試しに観てみようか?

こちらは、異常気象により巨大化した暴風雨による高潮と満潮(大潮だろうな)が重なってロンドンが水没するというパニック映画だった。

「デイ・アフター」の異常な高潮でロンドンが水没するというストーリーの方が現実味があって、むしろ恐ろしい。スーパー台風の襲来と大潮が重なったら「東京」でも起こり得る大災害だ。

何となく、NHKの「Mega Disaster」や「Mega Crisis」シリーズを観ているような気分になって、前後編合わせて約3時間10分を通しで視聴してしまった。

予期せぬ「映画漬け」の日になってしまったぞ!
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ヘリコプターが飲み込まれそうな津波の高さって、どの位あるんだろうか?
この程度の高さの津波なら富士見高原までは押し寄せてこないと思うのだが…

大都市が津波や高潮に無残に破壊され、水没していく光景を繰り返し見ていると、つくづく思うのだ。

「ああっ、デュアル・ライフの第二の拠点を富士見高原にして正解だったな」と…

「標高1,300m」地球温暖化による海面上昇、スーパー台風による高潮、月の落下等によるによる巨大津波にも強い天空リゾート 八ヶ岳「富士見高原リゾート」とアピールすべきじゃないかな…この画像と下の画像は、富士見町 及び 富士見高原リゾートの公式HPよりお借りしました。
巨大津波が押し寄せてきても、南アルプスの山々と八ヶ岳が防波堤になって守ってくれそうな気がするな。ひとりぼっちの富士山は頼りにならないと思うが…

1958年にアラスカ湾で発生した巨大地震による岩石崩落が引き起こした津波の高さは520m以上と言われている。

同じような高さの津波が発生しても、標高約1,300mの富士見高原はきっと無事だろう。

もっとも、約6,600万年前に、現在のユカタン半島沖に墜落した隕石(小惑星)の衝撃では、第1波の巨大津波の高さは1,500m程度に達したらしい。

恐竜絶滅の原因とも言われている超巨大津波なので、このクラスとなると「富士見高原」でも無理だろうな…

それに月が落っこちてきたら、もうお手上げだな。

こんな感じに、あくまでも自分中心の「清々しい器の小ささ」で、巨大災害のリスクについて思いを巡らせていると、それなりに楽しい。

同時に、地球温暖化が加速する中で「ぴんころライフ」を成就する事の難しさも実感するのである…

 

by『八ヶ岳稿房主』