小学校3~4年生の頃からずっと悩まされてきた重度の「花粉症」が、嘘のように軽くなったのは一昨年(2020年)の事だった。
加齢に伴って徐々に症状が軽くなったのではない。
症状が軽くなる前の2~3年(56~58歳の頃)の状態は悲惨で、特に目の痒みと充血がひどかった。
ステロイド系の飲み薬や目薬はまったく効かず、もう薬に頼らずに、食生活から体質改善(免疫力アップ)するしかないと方針を転換したのが2019年の春だった。
毎朝の食事の際に、ヨーグルトと自家製の黒ニンニク、さらにマヌカハニーを必ず食すようになって、もうすぐ丸3年になろうとしている。
人間ドックでは、毎年、免疫力系検査として「NK(ナチュラルキラー)細胞活性値」の測定結果が示されるが、黒ニンニクとマヌカハニーを摂るようになってから、元々、良好であった活性値が20歳代の水準にまで改善した。
そういったデータの裏付けもあったので、個人的には「ヨーグルト+黒ニンニク+マヌカハニー」で花粉症を克服したものと考えていたのである。
だが、花粉症の症状がほぼ消えたと言っても、まだ、たかだか2年である。それ以前、50年近くも苦しんでいた期間と比較すれば、25分の1程度に過ぎないので、油断は禁物だ。
そこで、「二度ある事は三度ある」と「三度目の正直」という2つのことわざ(?)を勝手にジョイント&歪曲して解釈し、今年も花粉症の症状が出ないようだったら「花粉症克服宣言」を発しようと決めた。
そして「花粉症シーズン2022」を迎えたのである。
既に2ヵ月以上が経過したのだが、まあ見事な位に症状が軽い。正確には「ほぼ無症状」だ!
コロナ禍のずっと前から、花粉症の時期は外出中、常にマスクを着用していたので「マスク効果」は関係ない。
数年前までは症状が最も重くなった3月中旬頃でも、目の痒みや鼻詰まりも皆無。クシャミすら出なかった。
春分の日を過ぎた頃に「もう完全克服だな!」と判断しかけたのだが、3月の最終週に1泊2日で実家のある千葉の南房総に出掛ける予定があるのを思い出した。
杉がほとんど無く松やモミ等が針葉樹の主役である八ヶ岳界隈と異なり、南房総では「杉が王様」だ。
ちょっと山間部に足を踏み入れれば、杉の花粉が飛散しているのがはっきりと目視できる程である。
かつては、この時期に実家を訪れると「花粉症暴走(房総)」という感じになるので、怖くて近寄れなかった。
そんなわけで、先週の南房総滞在時に、敢えて「花粉症完全克服宣言」の最終テストとして、「南房総山間部 花を巡る旅2022」の予定を組んだのである。
結果は、まったくの無症状\^^/
南房総の桜の名所である「佐久間ダム」を筆頭に、社主さまのお花摘みなど、海沿いではなく、主に山間部を移動したのだが、目も鼻もスッキリ爽快なままであった。
「花粉症完全克服宣言」を発したのは言うまでもない。
私程ではなかったものの、それなりに重度の花粉症であった社主さま(家内)も全然平気だった。
彼女の場合は、私のように花粉症の症状が一気に(劇的に)消えたわけではなかったが、やはりこの2~3年で着実に症状が軽くなってきたように思う。
お互い「加齢のゆえ」なんてネガティブな発想を持つような性格ではない。
我が社の子会社TBGFで製造している「自家製黒ニンニク」と「マヌカハニー」そして「ヨーグルト」の合わせ技による「体質改善効果」によるものであると断定する事とした。
南房総の桜は、既に満開の時期を過ぎており、露地栽培の花畑の花摘みも終盤戦であった。
やっぱり、我が生まれ故郷は本当に「温暖の地」なのだ。
一方、我が家の「異形のソメイヨシノ」が開花期を迎えるのは、例年GWの少し前である。そう、まだ1ヵ月程先だ。
南房総の実家から八ヶ岳オフィスまでの直線距離をGoogleマップで測定したら約190kmだった(直線距離だと意外に近いんだな..)。
改めて「日本」という国の自然環境の多様性を実感した。そう言えば、今日の八ヶ岳の様子はどうかな?
Noteくんでライブカメラの画像を確認して(°0°)
オイオイ、また雪が積もったのかよ…