いつもと違う「八ヶ岳出社風景」— クロカン4WD好きな夫婦の2台の車

今日は10日ぶりの八ヶ岳オフィス出社日であると同時に、「決算分析山籠もり期間」の初日である。

1年の内、5月と11月の中旬からの1ヵ月程の間は、ひたすら決算分析作業に集中する最も多忙な時期となる。

週末の中央道の渋滞に巻き込まれて時間を無駄にしたくないので、早朝4時15分に新百合ヶ丘の自宅をD4で発ってノンストップ走行。

6時3分に八ヶ岳オフィスに出社した。走行時間は1時間48分、まあ上出来だな。

渋滞こそなかったが、中央道下りの車の多さにちょっと驚いた。

東京での仕事の際に、外国人観光客がほとんどいない事を除けば、人流がまるでコロナ禍前に戻ったような印象を受けた。

中央道で週末の行楽に向かう人の流れも、私が予想していた以上に回復が急なようだ。

八ヶ岳界隈に人間が増える事は、私にとっては「憂鬱」であるが、地元経済にとっては好材料である。

今回のオフィス滞在中は、平日に予定している3日間の「リフレッシュ休暇」を除けば、どうせ朝から晩まで仕事三昧なので、人出が多かろうが少なかろうがほとんど関係は無い。

そんなわけで経済復調への胎動を素直に喜ぶ事にした。

今回の出社は通常とは大きく異なる点があった。

私は社用車D4、社主さま(家内)は自分の車 パジェロミニで、それぞれ出社したのである。

パジェロミニは、社主さまが新たに購入した「スペーシア・ギア」が納車され次第、「八ヶ岳滞在中の足」として常時オフィスに置く事が決まっている。

だが、折からの半導体不足等の影響で、当初3ヵ月程度(年末頃)と説明を受けたギアの納車がかなり先となりそうである(現状、納期未定)。

パジェロミニのスタッドレスタイヤがちょうど交換の時期を迎えていたので、前回、出社時にピットイン富士見にタイヤの取り寄せを依頼。

ギアの納車が1月や2月になっても、いつでもパジェロミニで八ヶ岳に移動できるように、タイヤの交換だけは済ませておく事にしたのだ。

今回は、そのために2台での出社としたのである。

社主さまは、それに加えて、今日の朝から武川でテニスの予定が入っていたので、私から10分程遅れて自宅を出発。

ドライビングテクニックは彼女の方が上なので、途中で追いつかれて「ランデブー走行」になるかもしれないなと思ったのだが、さすがに「車の基本性能」が違った。

結局、私から遅れる事40分程で到着。聞けば、途中でコンビニに2回立ち寄ったとの事。

本当に久し振りに、枕木駐車場にD4とパジェロミニが並んだ。6年ぶり位かな?

まあ、しかし夫婦揃って「外観重視のクロカン(クロスカントリー)4WD好き」だな…

枕木駐車場にD4とパジェロミニが仲良く並んだのは6年ぶり位だろうか?私以上に社主さまは「四角くて武骨でタフな車」が好きなのだ。このパジェロミニは、生産終了になってからどうしても欲しくなって、北海道のディーラーに残っていたのをわざわざ取り寄せてもらって購入した。本州で新車販売された最後の1台ではないかと諏訪のディーラーの方が言っていた。

SUVという車の括り方は、どうしても好きになれない。

「クロカン4WD」に乗るのは、私はパジェロ、ランクル100、そしてD4と3台連続だし、社主さまもパジェロミニは2台目だ。

かつて、自宅の車庫には、私の赤いパジェロ ロングと彼女の黒いパジェロミニ(リンクスというモデルだったかな?)が2台並んでいた時期があった。

うん、やっぱりこうして並べてみると、車は四角くてタフな感じが好きだな。

クロカン系は、この後ろ姿がまたイイんだよな… 最近の丸っこいSUVは個人的にはあまり好きじゃないのだ…

D4もミニも、フロントグリルがノーマル仕様とは異なるので、顔付きが個性的(レア)なのがイイよな。

もっとも、D4なんてほとんど見かけないので、どんなフロントグリルがノーマルかなんて知っている人はいないだろうが…

パジェロミニの生産完了で、もう10年近くも、クロカン軽4駆は「ジムニー」の独壇場になっている。パジェロミニの新車在庫を探している時に「ジムニーは駄目なの?」と聞いたのだが、「パジェロミニの方が好き」というのが社主さまの判断だった。
D4同様、フロントグリルはノーマル仕様ではない。車はフロントグリルをちょっと交換しただけで、かなり印象が変わってくるのだ!

私は、BS朝日の「昭和のクルマといつまでも」を毎週、楽しみに視聴している。

あの番組を観ていると、だんだんと自分で車を整備したり、弄ってみたいという欲求が高まってくるのだ。

さすがにD4は荷が重いが(失敗したらどれだけコストが掛かる事やら…)、パジェロミニ位なら、自分でもプチカスタマイズ出来るんじゃないかなと思える。

社主さまはギアが納車されるのを心待ちにしているようだが、実は私も負けない位にミニが「八ヶ岳の足」になる事を楽しみにしているのである。
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今日も八ヶ岳は「快晴」である。

陽射しは11月の中旬とは思えない程に強く、ポカポカと暖かい。

陽射しは11月中旬とは思えない程に強く、ポカポカと暖かい。10日ぶりに出社したオフィスの午前6時過ぎの室温は11.4℃あった。やっぱり「地球温暖化」って加速しているような気がする。八ヶ岳西麓標高1,300mの地の気候とは思えない…

敷地内の広葉樹は既に7割方落葉しており、敷地が3割ほど広くなったように感じる。

敷地内の広葉樹の葉は7割方落葉してしまったので、ツリーハウス建設予定地である三角地から眺めると、敷地が夏場よりも広くなったように感じるのだ。それにしても、素晴らしい「八ヶ岳ブルー」の空である。

この後「唐松のシャワー」が降り注ぎ始めれば、2021年の紅葉はクライマックスを迎える事になる。

枕木テラスの山栗の葉はすっかり落ちてしまったが、オフィスの裏に聳える唐松の葉は、まだ大半が残っている。

来年は「パジェロミニ弄り」という「八ヶ岳ライフ」の新しい楽しみが増えそうだな…