私の「特殊能力」— 対人アクティブ・ノイキャン能力を磨く!

何かしらの「特殊能力」を授かるのではないかと期待していた「還暦」だが、結局、60歳の誕生日から1週間以上も経過したが、身体的にも精神的にも何の変化もない。

仕方がないのでテクノロジーの助けを借りて「還暦パワー(能力)アップ」を実現する事にした。

勝手に講演資料を作成してくれるAIなんてあれば助かるなと思って、いくつかアプリやWebサービスを調べてみたのだが、所詮は「定型資料」中心の対応だった。

講演資料は「Art」なので、やっぱりまだAIには少し早いかな?

定型資料作成であればマクロでも十分に対応出来るので、結局、却下となった。

そうだ、ANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング機能)を搭載したワイヤレス・イヤフォンを遅ればせながら購入しよう。

八ヶ岳に1ヶ月半以上も連続で滞在し、野鳥の囀りに癒やされる日々を送ってきたためか、先週から東京に仕事に出ると、人間の多さだけでなく、騒がしさに辟易するようになった。

特に、電車移動中での騒音・雑音の類が異様に気になるのだ。

実はこれまで、ANC機能のついたイヤフォンの必要性を感じた事はほとんどなかった。

Noteくんのおまけで付いてきた「Galaxy Buds Live」は、一応、ANC機能付きだったのだが、その「特殊な(オープン型)形状」のゆえか、個人的にはまったくノイズキャンセリングの効果が実感できなかった。

結局、カラーも気に入らなかったので、2ヵ月程前にイヤフォンを紛失したという三男のお嫁さんにあげてしまった。

その後は、社主さまから昨年の誕生日にプレゼントされた「Google Pixel Buds」をメインに使っていたのだが、残念ながらANC機能は無いし、最近は「安曇野ちゃん」との組み合わせで使う事が増えてきた。

そんな折、社主さまが長年愛用していた AirPods が先週、寿命を迎えた(壊れた)。そこで、最近、まったく出番のなくなっていた私の AirPodsを献上。

うん、これで「安全保障上(1台が故障しても別のが使える)」の観点から、新しいワイヤレス・イヤフォンを導入する「大義名分」が成立したぞ!

当然ながら最優先するのは、我が最強のパートナー Noteくんとの「親和性」である。

迷う事なく、Galaxyのワイヤレス・イヤフォンの最新&最高機種である「Galaxy Buds Pro」を購入。まあ「還暦記念」だな…

Noteくんのおまけに付いてきた Galaxy Buds Liveは、結局、最後までカラーが気に入らずにお別れする事になった。Buds Proはブラックに即決定!
ワイヤレスイヤフォンには、木目のスキンシールではなく「会社ロゴシール」を貼るのがマイルールである。
昨年の社主さまからの誕生日プレゼントである「Google Pixel Buds (左)」と「還暦記念」に購入した「Galaxy Buds Pro(右)」。強みは違うが、個人的には「最強のワイヤレスイヤフォンペア」が誕生したと感じる。

製品レビューでも、Buds Proの最新のANC機能については高評価が目立ったので「還暦パワーアップ」の条件にもピッタリだったのだ!

初めて小田急線車内で使用した時は感動。

Buds LiveのANC機能とは「別次元」で、私が予想していた以上に周囲の雑音を打ち消す効果は強かった。

さらに、私の声(会話)を認識すると自動的にノイキャンレベルを下げて、周囲の環境音のボリュームを上げてくれる。

私が知らない内に、ワイヤレス・イヤフォンってどんどん進化を続けている事を知った。

Noteくんにおまけで付いてきた Galaxy Buds Liveも慣れてきたら装着感は悪くはなかったのだが、Buds Proのフィット感はそれを大幅に上回った。

ノイズキャンセリングの仕組みは、周囲の音(雑音)をマイクで取り込み認識し、それと逆位相(真逆)の音の波を出力することで、元の雑音を打ち消して騒音を軽減させるものだ。

ANCの仕組みを説明する際に頻繁に使われる概念図。「波をもって波を制す」。色々な事に応用できる考え方である!

個人的には、音だけでなく地震や台風などの勢力(威力)を弱める事にも使えそうな気がする。
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ここで、ふと気が付いた。

私は意識せずに「対人ANC機能」を使っていたのかもしれないな…

自慢ではないが、見事に「見ず知らずの人」は私に寄ってこない。

子供の頃から道など尋ねられた記憶はまったくないし、募金・署名・ビラ配り等の人達は私には近付いてこない(と言うか、避ける)。

レジなどでも私が立って待っていると、明らかに緊張してぎこちない動きになる店員さんがいる事が、自分でもわかる。

社主さまは、その様子を見て「あなたは、妙な威圧感を発しているのよ」と揶揄う。

スーツを着ている時は、その効果が一段と高まるようだ(ブースト効果だな)。

小さいお子様(ガキ)が懐かないのも、きっとこのANC効果だったんだな…

どんなもんだい。私は、元々、この「特殊能力」を身に付けていたんだぞ!

思えば、この能力のおかげで、これまで面倒事には巻き込まれずに快適な生活を送る事が出来た。

還暦で、新たな特殊能力を授かる事はなかったが、元々、有していた対人ANC能力にさらに磨きをかける事にしよう。

目標は「コロナ(未知ウィルス)」も寄せ付けない「スーパー・アクティブ・ノイズ・キャンセリング(SANC)」である。

ちなみに、我が社の社主さま(家内)は、子供の頃から周囲の気配に溶け込んで、自分を目立たなくする能力に長けていたのだそうだ。

おそらく、この能力は「パッシブ・ノイズ・キャンセリング(PNC)」なのだろう…

SONYも頑張ってはいるが、結局、Wearable デバイスでは、私的には「Galaxyの圧勝」と言える状況にある。まあ、Noteくんをメインに、その親和性で選ぶとこうなるよな…