プロ野球にも高校野球にもまったく興味の無い私なのだが「大谷選手」だけは別だ。
毎週土曜日の朝のニュース番組では、彼の1週間の活躍を振り返るコーナーを視聴するのを楽しみにしている。
現代社会における「唯一の明るい(救いの)ニュース」だと思う。
———————-
だが、今朝はそんな私の楽しみを台無しにするような「情けなくて不快なニュース」が流れた。
チェッ、私にとって「特別な土曜日の朝」にこんな気分の悪いニュースを流すなよな!
「某メガバンク(青いM)の今年5回目のシステム障害」に係るニュースである。
1989年に銀行アナリスト稼業をスタートさせた私の元々の調査担当は「大手銀行」であった。
当時は「都長銀信託23行体制」で、某メガバンクの母体となった3行の事は熟知しているし、勿論、メガバンク設立後も調査担当企業だった。
当然ではあるが、今年の6月15日に公表された「システム障害特別調査員会(第三者委員会)」の全167ページの調査報告書も熟読している。
「今年2月に発生したATM障害については、その発生を頭取がインターネットニュース経由で知った」等の「ブラックジョーク」としか思えないエピソードも盛り込まれており「興味深く味わいのある報告書」である。
だが、報告書終章の「再発防止策評価と提言」の内容は「的確」かつ「正論」であった。
この第三者委員会報告書の提言とおそらくは「思い」のようなものがしっかりと経営に反映されて、もうシステム障害を繰り返すという「愚」を引き起こしては欲しくないなと、心の底から願ったのである。
報告書公表からわずか2ヵ月強。オイオイ、今度は、基幹システムと店頭端末の接続系トラブルかよ…
「お粗末」という言葉で済ませてしまうには度を超している。
もう「銀行の経営責任」レベルの話ではなく、当局の「監督責任」も問われる次元だと思える。
だが、ふと感じた…
さすがに「2月28日(ATM障害)→3月3日(ATM障害)→3月7日(ネットバンキングトラブル)→3月12日(外貨建国内送金トラブル)→8月20日(店頭端末障害)」と頻繁かつ広範に発生するシステムトラブルって、ちょっと「怪しい(嘘臭い)」な。
2月28日と3月3日のATM障害も、発生原因はまったく別なのである。そんなにお粗末なシステムをこの時代に構築するのは、逆に「芸術的」だ。
これって「青いM」を使った何かの『社会実験』じゃないかと思えてきた。
3月1日の投稿では「キャッシュ&通帳 レス化」を狙う「青いMの深慮遠謀か?」なんて冗談(https://triglav-research.com/?p=31046)を書いたが、もう少し大きなスケールの「社会実験」のような気がする。
例えば「預金封鎖」とか「新円切り換え」のシミュレーションとか。 さすがに、それは無いか…
まあ、これからの世の中、コロナ禍や自然災害に限定せずに、様々なリスクシナリオを想定し、相応の準備をしておかなければ「生き残り」が難しい時代である事は間違いない。
大切なのは、何事も『自主防衛』の精神なのだと思う。
—————
こんな流れの中で、昨日からボンヤリと考えていた「トリグラフ防衛軍」構想を具体化する事に決めた。
で、何をしようか?
金融・経済的なイベントリスクについては、まあ一応「プロ」なので、問題意識を持って情報収集をこれまで以上に心掛けよう!
「防衛軍」とする以上は「害獣撃退器(トリグラフ護衛隊群)」だけでは、ちょっと心許ない。
そうだ! まずは、所有の「ドローン」と「エアガン」を防衛軍に加えれば「空中偵察&攻撃部隊」と「スナイパー部隊」が創設できるぞ。
と言うわけで、今日は「ドローンの操縦訓練」をする事に決めた。
曇り空だが「完全無風状態」なので操縦&情報収集訓練には、最高の環境である。
ドローンの操縦には前機種での経験もあり慣れているのだが、今回は初めて上空からの動画と静止画の撮影を試してみた。
これも操作は簡単だったが、画質が不鮮明(かつ汚くて)話しにならないな。まあ、所詮は「トイドローン」だな…
普段、Noteくんの高性能カメラに慣れてしまっている私には「我慢出来ないレベル」だった。
操縦技術が向上したら、もっと上級機種を「防衛軍」に配備することにしよう!
しかし、銀行のシステム障害が、どうやって「ドローン増強配備」へと繋がるのだろうか?
時々、自分の思考回路が不思議に思えてくる…