昨日夕方の愚図ついた天気がまるで嘘のように、八ヶ岳 富士見高原は、今日は朝から快晴だ。
オフィスの上には八ヶ岳ブルーの空が広がり、ホスタさんの中には蕾を付けるモノも出てきた。
朝から気分は爽快だ!
オフィスウッドデッキで朝の珈琲を楽しんだ後、まだ目をサラッと通した程度だったBE-PALの今月号(7月号)のお気に入りの連載をいくつか読んだ。
そう言えば、まだ「附録」を開いてなかったな。
今月号の附録は「ソロキャンプ用焚き火台」だ。箱から出して組み立てた。
まあ、見事に「ソロキャンプ心」をくすぐる附録である。
最近のBE-PALの附録は「ソロキャンプブーム」を意識したものが多い。
と言うか、まだ「ソロキャンプ」なんて言葉が流行る前から、BE-PALはそんな路線の特集を定期的に組んでいたのである。
BE-PALがソロキャンプブームの牽引の「主役のひとり」であったのは間違いない。
昨晩、ちょうど録画してあった「ヒロシ(別の主役ひとり)のぼっちキャンプ」の再放送を観たばかりだったので、余計にそんな思いを強く感じた。
八ヶ岳オフィスがそもそも「森林に寄り添った仕事と暮らしの場」なので、私はわざわざソロキャンプに行く気はしない。
だが、社主さま不在の「単独出社」の際には、BE-PAL附録を使った「一人(アウトドア)食事」を時々は楽しもうと思う(https://triglav-research.com/?p=31948)。
基本的には、料理はまったくしない私にそんな気を起こさせるのだから「BE-PAL附録の魔力」と言えるかもしれないな…
BE-PALのブームを追うのではなく「自分で作る(市場を創造する)」という姿勢には、いつもながら感心する。
こんな魅力的な附録付きで、そもそもBE-PALっていくらなんだっけ?
7月号の値段を確認したら「特別価格1,100円」とあった。あれっ、変だぞ? 年間定期購読の料金はもっと安かったはずだが…
BE-PALは今年で「創刊40周年」。私は、ほぼ創刊時(大学生の頃)からの熱心ではないが「細~く長~い付き合いの読者」だ。
一時期は「定額パッケージのデジタル版購読」にした時期(浮気)もあったが、やっぱり本誌の魅力に惹かれて「紙版の年間定期購読」に戻したのが昨年の年初だった。
はて、年間購読料金は確か1万円をちょっと割る位だったはずだが?
自動継続登録してあるので確認してみたら、私の記憶は正しかった。昨年も今年も同じ「9,960円」。1冊当たり「830円」である。
あれっ?? 興味を持って調べてみたら、1月 1,000円 → 2月 950円 → 3月 1,000円 → 4月 1,000円 → 5月 1,060円 → 6月 1.060円 → 7月 1,100円 とBE-PAL紙版の販売価格は毎月変動する事を(初めて)知った。
7月までの累計販売価格は「7,170円」。これに対して私の支払額は、830円×7冊で5,810円。そう、BE-PALは年間定期購読する「忠実な読者」に対して、今年の1月~7月までに、既に1,360円のベネフィットを与えているのである。
これまで、まったく気が付かなかったのだが、これって素直に「嬉しい」な。これからもBE-PALの定期購読をずっと続けようと決めた!
BE-PALのさらに凄いところは、附録に関連した「オリジナルグッズの限定販売」だろう。
まあ、これが「心憎い」グッズばかりで、見事に購買意欲をくすぐるのだ。
かく言う私も、2020年12月号の付録「旅人手帳(トラベラーズ・ダイアリー2021)」に関連したオリジナルグッズ「トラベラーズ・ダイアリー・カバー」に一目惚れして、思わず購入してしまった(年間購読料よりもちょっと高い)。
「オリジナルの限定販売」なので、すぐに売り切れてしまったようで、もうBE-PALの通販サイトでは扱いがなかった。
う~ん、それにしてもBE-PALの商法(戦略)は本当に参考になるな。「市場の創造」「顧客ロイヤリティーの確保」それに「高付加価値(プレミアム)商品の提供」の3点セットである。
今年で「創刊40周年」を迎える事が出来た理由が本当によくわかる。 我が社の経営戦略の参考にすべきだよな…