第1回目のコロナワクチン接種から今日で3日目。
幸い、ワクチンの副反応らしきものはまったく無かったので、このネタはもう「封印」だ。
もっとも、第2回目の摂取の方が重い副反応が現れる傾向が強いようなので、4週間後には封印を解く事になるかもしれない。
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明日までは銀行の「株主総会シーズン」なので、対面もオンラインも講演はなく、今日と明日は八ヶ岳オフィスでノンビリとデスクワークに専念する事になる。
今朝の八ヶ岳 富士見高原は快晴。
朝食はオフィスのデスクで簡単に済ませたが、10時過ぎに珈琲が飲みたくなった。
そこで、オフィスのウッドデッキで野鳥の囀りを聞きながら、「富士見高原ブレンド-備前焼」の組み合わせで珈琲タイム。
先週の東京での仕事の際には、連日「もうCOVID-19前に戻ってしまったのかな?」との思いに駆られる程、人出が多くウンザリした。
同じ仕事の時間でも「東京と八ヶ岳」では時間の流れ方もまったく違う。
20分程珈琲タイムを楽しんだら、ヤマト運輸さんが荷物を届けに来た。午前便である。
小さな箱を2つ受け取った。あれっ? Amazonの箱じゃないな。何だろう?
送り主を見て、注文してあったマグカップである事にすぐに気が付いた。
それぞれ別のショップである。だが、悲しいかな、注文したカップの色や形状は覚えていても、それがショップ名に結び付かない。
最近「老いによる衰え」を感じる事が増えてきたのだが、今日もそんな感じだ。
人の名前が「覚えられない&思い出せない」というのは既に諦めの境地に達しつつあるが、それ以外にも「記憶力の衰退」が顕著になりつつある。
かつては、ネットショップで買い物した場合、別に意識して覚えようとしなくても、注文した際の映像のようなものが頭に蘇って、何となくお店の名前は頭に浮かんだ。
最近は、その映像のようなものがどうも霞みつつあるのだ。
「まあでも、仕方ないか。もうすぐ還暦だし…」と最近頻繁に使うようになったフレーズで、強引にリセットをかけた。
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ワクワクしながら大きな方の箱を開けく。中には二重に梱包された「波佐見焼の赤いマグカップ」が入っていた。
「八ヶ岳珈琲道」の脇役(添え物)的位置付けで始めた「マグカップ収集」。
当初はネット通販で5~6個揃えたのだが、どうも写真のイメージと実物がやはり微妙に異なった。
その後は講演で訪れた先で、昔懐かしいような商店街の中にある陶器店に立ち寄って、実際に見て手に取ってから「ご当地の焼き物」を購入するスタイルに変えた。
今年の始めまでにはコレクション数は20個程になった。
その内の9個をオフィスの飾り棚に並べて、毎朝の珈琲タイムで順番に使うというのは、今や我が「八ヶ岳珈琲道」の仕来りとなっている。
だが、最近は地方講演を減らし、どんどんオンライン講演にシフトさせてきているので、コレクションの数は半年以上も足踏み状態。
そこで今後のコレクションについては、①ネットで一目見て惹かれたモノ ②これまで購入していない「産地(XXX焼き)・窯元」に限定 ③なるべく貯まったショッピング(或いはキャッシュレス決済)ポイントを使い、④1個5,000~6,000円程度を価格の上限とする という「4つの約束事」を定めた。
「閃き」を重視しながら、ゆっくりと収集を続ける路線である。
この波佐見焼のカップは、特に探して見つけた物ではなく、楽天の「あなたにおすすめの商品」に並んでいた画像のひとつだった。
これも「老い」のためか「色の好み」がまた変わりつつある。
かつての「ブラック至上主義、でも グリーンも好きだな路線」から「ライトグレー選好」へと変化し、最近になって何故か「上品なレッド(もみじ色と言うべきかな)」に心惹かれるようになったのだ。
還暦祝いに「赤いちゃんちゃんこ」を着る(私は死んでも着ないぞ!)のと、何か関係があるのかなと思える程の、かなりの好みの変化であった。
この波佐見焼はど真ん中の好みの「もみじ色」で、しかも器の内側は美しいグリーンの紋様である事が写真でもわかった。
もう、見た瞬間の「お気に入り」だった。しかも波佐見焼は未購入、貯まった楽天ポイントも購入には余裕があり、何とか上限価格までの範囲内。
「4つの約束事」をすべて満たしたので、迷わず購入したのである。
と言う事は、もうひとつは「小石原焼」だな。
こちらは、Web広告で別の小石原焼の青いカップがなぜか表示された。
聞いた事のない産地と窯元だったので検索してみたら、ライトグレーで美しい模様(「飛び鉋」と言うそうだ)の別のカップが画像が表示され、これもほとんど「一目惚れ」。
こちらの方は、au電気のポイントがタップリ貯まっており、価格上限自主規制も余裕でクリア。
こうしてまた、久し振りにマグカップコレクションが2個増えたのである。
それにしても、2個共に、実物はイメージしていた通りの色、大きさ、手触り、そして全体の雰囲気だ(ネット通販でのマグカップ購入では珍しい)。
さあ、どこに並べようかな… オフィスの壁に飾るのは「9個」と決めているので、何か2個を「控え」に回す事になる。
そうだな、「清水焼」と「織部焼」にお休みしてもらおう。
おっと、波佐見焼と小石原焼のネームプレートを作らなくっちゃ!
ついでだから、他のカップの置き場所も移動しよう。
結局、波佐見焼は上段中央、小石原焼は下段中央に配置。
う~ん、これまで黒系、青系が多かったので、もみじ色とライトグレーのカップが加わると艶やかになるな…
と、こんな感じに、本当に楽しいのだ。
もう「八ヶ岳珈琲道」の脇役・添え物ではなくて、私の趣味のひとつになったと言えるかもしれない。
「使って楽しむ、見て楽しむ」という意味では「筆記具(ローラーボール)コレクション」以来である。
「還暦間近の趣味」としては悪くないだろう…