今日は八ヶ岳オフィスへの出社日。昼過ぎに社主さまと自宅を発ち、午後2時半前に八ヶ岳オフィス着。
仕事は完全休養日なので、2時間程、庭でまったり過ごした後、活動開始。
「どうしてもやりたい事」と「やらねばならぬ事」があるために、まずはその準備で「たてしな自由農園 原村店」へと向かった。
どうしてもやりたい事は「焚き火」、そしてやらねばならぬ事は「焼き芋の雪辱戦」だ。
前回八ヶ岳滞在時の後半は、雨や風等の影響で「焚き火」はお休み。
我が「八ヶ岳ライフ」において重要な「1日の締め括りの儀式」であるにもかかわらず、2週間近いブランクがあり、数日前から「焚き火禁断症状」が現れていた。
幸い、今日は晴天なので、焚き火と相性抜群の「夕焼け」が美しくなるのは間違いなさそうだった。加えてほぼ無風状態。「絶好の焚き火日和」だ。
そうなると、前回、社主さまの目の前で「火が通らずに芯が残った焼き芋未満を自信たっぷりにアルミホイルから取り出すという大失態(https://triglav-research.com/?p=32202)」を演じた「焼き芋雪辱戦」も今日がチャンスである。
単独滞在の際の焼き芋大成功がビギナーズラック(https://triglav-research.com/?p=30603)であったか否かは、今日の出来映えで決する事になる。
そう、たてしな自由農園には「サツマイモ(べにはるか)」の調達に出向いたのである。
前回の大失態の第1の敗因は、太くて大きなサツマイモであったにもかかわらず、熾火で焼く時間をそれに合わせて調節しなかった事だ(太い芋は焼き時間の調節が難しい)。
雪辱戦で勝つためには、もっと火の通りやすい芋を選ぶ事が重要である。
そこで、今回は前回の芋の直径の3分の2程度の「べにはるか」の3本560円のパッケージを購入した。
焚き火の準備は午後5時半過ぎから開始。
前回の第2の敗因は、ウッドデッキの2X4残材等、燃焼時間の短い部材で熾火を作った事だと思う。
要は、芋の芯に火が通るまでに十分な火力が維持できなかったのである。
その反省から、今回は2X4材等が熾火になる直前で、広葉樹の薪と4X4材を投入し、熾火状態の長期化を図った。
それ以外については、初回の成功に従って、濡れ新聞紙で包んだ後、アルミホイルを巻いた。
焼く時間は片面22分、全体で44分と決めて6時20分に、べにはるか2本を熾火状態となった焚き火台に投入。
「焼き芋成功の秘訣は芋と熾火に寄り添って、こまめに熾火の位置を調整する事なんだよ。」なんて蘊蓄を社主さまに語りながら、ほとんど焚き火台の側を離れずにいた。
午後7時5分に焚き火台から芋を取り出して、本宅ダイニングに持ち込んだ。
ドキドキしながら、アルミホイル、新聞紙の順で剥がして「焼き芋」となったべにはるかを露わにした。
1本目を折る。ふにゃっ 芯まで火は通り、柔らかく、甘い匂いが微かに広がった。
2本目は、くにゃって感じで折れると言うよりも曲がった感じだ。こちらもビックリする程に柔らかい。
2本共に、ホクホクというよりも、ほにゃほにゃって感じだろうか。口に入れると本当にまろやかで、上品な甘さが広がった。
今回は2本共「完璧な焼き上がり」だ! 雪辱戦は「大勝利」\^^/
社主さまからは「これから焼き芋はあなたに任せるわ。」というお誉めの言葉があった。
あ~、超気分がいいぞ!
ちょっと遅めの夕食を終えた後、午後8時半から再び焚き火を楽しむ。
どうして焚き火を見ているだけで心が和むのだろうか?
やはり、私の「八ヶ岳ライフ」において焚き火の楽しみは極めて大きな存在なのである。
焚き火の時のBGMは、アンドレ・ギャニオンやジョージ・ウィンストンの曲を流す事が多いのだが、雪辱戦の大勝利を祝して、もうちょっと気分が高揚するような曲がイイな…
そうだ 、今日は「Chariots of Fire」のメインテーマがピッタリだな!