帰還、驚愕、そして、落胆….

23日から26日まで丸4日間の自宅滞在を終え、社主さまと今朝の午前6時前に新百合ヶ丘の自宅を発ち、8時過ぎに八ヶ岳オフィスに出社した。

実際のところ「出社」というよりも無事に『帰還』と言うのが偽らざる心境だ。

神奈川県にも緊急事態宣言が発出された場合には、八ヶ岳への出社を控える必要があるかなと考えていたので、もしかすると滑り込みセーフの移動であったかもしれない。

それにしても、出社途中の中央道下りの車の多さは意外だった。

トラックが多いとか、他県ナンバー車ばっかりとかの明確な傾向はなく、「妙に車が多い」という感じで、何となく無気味。東京脱出か?

出社後、午前中はアップデートしなければならない資料がいくつか有り、ほぼその作業に掛かり切りになった。

午後3時からは外資系投資銀行主催の地域銀行約50行とつないだオンライン講演会があり、3時半~5時過ぎまで今日もZOOMで講演。

その後、講演参加者向けの「オンライン交霊会」があるというので、霊媒師を呼んで何をやるのかなと楽しみにしていた。

さすが英国の会社はお洒落だな…

だが「交流会」の(私の)聞き間違いで、実際はクイズを10問だして、正解数の多い上位5名に商品を出すという余興だった。

結果、1位はすぐに決まったが、2位が同点で5名。どうするのかなと思ったら、ZOOM画面でジャンケンをして2位~5位を決めていた。

この講演、かつては「屋形船」を貸し切るのが恒例だったのだが、まあ見事にWith COVID-19時代に対応したものだと感心してしまった。

いや『驚愕』に近いかな? こんな風に、世の中は凄いペースで変わって行くのだ。

帰還1日目は、午後6時前になって漸く落ち着く事が出来た。

ライブカメラの映像では、もうかなり散ったかに見えた「異形のソメイヨシノ」も、二分散り程度。

ライブカメラ越しでは5分散り程度に見えていた「異形のソメイヨシノ」だが、実際は2分散り程度だった。
ずっと見守ってきた「観察基準花」も花が散り始めた。

散り際の桜は、夕陽とのコラボで独特の艶やかさを醸し出す。この時期の八ヶ岳の夕暮れ時は「逢魔が時」って感じだな。

夕陽と散り際の桜というのは艶やかで独特の魅力がある。
本宅の三角窓に映る夕陽、私はこの光景が結構好きだ…

鹿軍団の食害を心配したホスタさん達もすべて無事。八ヶ岳を留守にした4日の間に順調に生長していた。

よく頑張ったぞ 結界石《改》!

すべてのホスタさん達の新芽は無事。八ヶ岳を留守にした4日間で一斉に新芽が解を出し始めた。
長い新芽は8~9cmの長さになっている。結界石《改》、よく頑張ってくれたぞ!

夜は、当然「焚き火」である。

前回滞在時に、社主さまの手による「焼き芋」がふっくらしていない(焼き方が下手)と私がクレームを付けたので、「じゃあ、あなたが焼いてみて」との社命が下った。

GN20U片手に分単位で時間を計測し、2月12日の「成功体験(https://triglav-research.com/?p=30603)」を、忠実に再現。

前回の成功体験を忠実に再現し、分単位で時間を計測しながら丁寧にじっくりと焼いた。

約60分の時間を掛けて、丁寧にじっくりと焼き上げた。

本宅のダイニングに運んでアルミホイルと新聞紙を丁寧に剥がしていく。

自信たっぷりと「上手く焼けたら、今後は焼き芋マイスターと呼んでもらおうかな。」なんて呟く。

さあ、焼き芋を2つに折ろう。前回のように手に持ったら、ほとんど自重で、皿に軽く押し付ければ自然に折れるはずだ。

あれっ、折れないぞ。ちょっと力を入れたら何とか折れた。

えっ、まだ中央部分は焼けてない。芯が残っているじゃないか (°0°)

自信たっぷりにアルミや新聞紙を剥がして、焼き芋を2つに折った。中央に火は通っておらず「芯」のような状態。よく考えたら、前の芋よりもかなり太いので、同じ時間で焼いたら火は通らないよな… よく考えなくてもそうかな?
前回の焼き芋を折った際の様子。柔らかくてホカホカ。皿に軽く押し付けただけで、ほとんど自重でふにゃっと折れた。

『落胆』と言う言葉は、こういった状況を表現するために存在するのだろう!

その後、「未完の焼き芋」は社主さまの手によって電子レンジで再生(救済)プロセスに入った。

私は黙って見守るしかなかった…