八ヶ岳ライフには、四季折々の固有の楽しみ方がある。
これを「通し」で体験してみないと、八ヶ岳の自然の奥深さは実感できないように思う。
冬場の自然環境が過酷な八ヶ岳にわざわざ滞在するのは、そんな楽しみを味わうためであり、そこには「経済合理性」とは無縁な理由が存在する。
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薪ストーブや雪に囲まれた枕木テラスの焚き火で揺らめく炎、ヒマワリの種を催促する野鳥達、雪原と化した庭に刻まれる様々な動物達の足跡等々、些細であるかもしれないが、冬場だけの貴重な体験は決して少なくないのだ。
勿論、雪や氷が創り出す様々な造形はアートである。
その中の最高傑作が「青と白の時(https://triglav-research.com/?p=48622)」なのだ。
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昨日の雪は、昼過ぎには雨に変わった。結局、積雪量はピークで18cm程。
おそらくこれを「2025年冬の最高積雪量」として記録に残す事になるだろう。
積もった雪は、気温が高いために凄い勢いで解けていった。
午後4時頃には、庭木の枝に積もっていた雪は跡形もなく消失。
チっ、青と白の時の必要条件があっと言う間に瓦解したな…
だが「相手は自然現象」である。
すべてが思い通りにはならない。まあ、こんなもんだね!
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今朝はいつもよりもちょっと遅く6時過ぎに起床。
オフィスウッドデッキ上の雪はすべて解けて、お庭のフラットスペースの一部では地面が見えていた。
そして、典型的な曇り空で「青と白の時」を満たす条件は皆無となっていた。
むしろスッキリしたな!
だが、7時半過ぎから徐々にではあるが、上空には青空が広がり始めた。
そして、8時過ぎには、今回の八ヶ岳滞在中では初めての「快晴」状態になったではないか。
う~ん、やっぱり「八ヶ岳の冬の楽しみ」を1回損した感じだな…
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ふと、今年はまだ社主さまとの「花を巡る旅 2025」をスタートしていなかった事に気が付いた。
幸い、私は、今日は〆切りもオンライン講演の予定も入っていなかった。
社主さまにテニスの予定があるかと尋ねると、今日は無いとの事。
こんな時、零細企業経営者の意志決定は迅速でなくてはならない。
決~めた、今日は「臨時休業日」。「花を巡る旅 2025」のキックオフだ~
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すぐに「不老園」⇒「キッチン ミナミ」⇒「敷島総合公園 梅の里」⇒ 鹿の湯 + 途中で「道の駅」巡りという 午前8時半スタートの午後4時戻りというプランを組んだ。
あとはそれを「計画通りに実行するだけ」である。
「不老園」では、梅の種類の豊富さに酔い








「キッチン ミナミ」では「絶メシ」の美味さとボリュームに舌鼓




「敷島総合公園 梅の里」では、梅の本数の多さに圧倒された。



「鹿の湯」で感じたのは「日常性の心地よさ」だったな…

そして最後は、枕木テラスから「夕陽」を愛でた。

今日も、とっても楽しい「臨時休業日」だったな…
— One Life, Live It !