八ヶ岳の「麗人」さん達—その魅力の奥深さ…

八ヶ岳西麓「富士見高原」を拠点としたデュアルライフの魅力を情報発信するために、弊社のサブサイトとして運営しているのが、この『八ヶ岳稿房』である。

だが、当サイトのPV数において「八ヶ岳」関連の投稿は、残念ながらマイナーな地位から抜け出す事が出来ないでいる。

八ヶ岳関連情報は配信後2~3日でPV数は急減し、その後は眠りにつく。一方「土偶さん関連」と「デジガジェネタ」は、検索サイト経由で配信から何年も経過したような投稿でも、毎日、ちょっと驚く程のアクセスがある。

代表的なのが【縄文土偶探訪記】のLink一覧(https://triglav-research.com/?page_id=20285)と一連の「ズルトラネタ(https://triglav-research.com/?p=21563)」等である。

【縄文土偶探訪記】は100号配信を契機に、既に手仕舞っているのだが、PV数が減る気配はなく、むしろ増加傾向にある。

講演で全国の地方銀行を訪問(巡業)する合間に、各地の考古博物館を探訪し、そこにお住まいの縄文土偶さんとのご対面を綴ったシンプルなコンテンツだ。だが、北は北海道から南は鹿児島まで、延べ150館以上は「土偶さんを巡る旅」をしているので手間暇はタップリかかっている。

【縄文土偶探訪記】を手仕舞った後は、インスタグラムで「土偶さん」達のお顔を撮影した写真を配信している。【縄文土偶探訪記】で撮影したデジタル写真の枚数は9,000枚近いので「ネタ枯れ」する事は、当分はなさそうだ。

国宝土偶第1号である、あまりにも有名な「縄文のビーナス」さま。八ヶ岳吊り目美人さん系土偶さんの正に頂点である。写真右の尖石縄文考古館のエントランスに並ぶ国宝土偶さん2体の大型レプリカは私の超お気に入り。『八ヶ岳稿房』のアイキャッチ画像にしている程だ!

今だから言えるのだが、以前使っていた画像表示のプラグインが更新を止めてしまい、その代わりを探したら「インスタ連携」が使いやすい事を知った。実は、インスタなんてまったく興味はなく、ただ単に「サイト運営の効率化」が元々の切っ掛けだったのである。

10月1日にアカウントを作成して、1ヵ月で100枚の写真を計画的にストック。11月1日からオープン化して、当サイトでガジェット表示を開始。コンセプトは「Ancient variants(古代の異形のもの達)」。

下3枚の写真が、私が最も好きな「縄文の女神さま」。左上の井戸尻考古館の「蛇を戴く神子さま」も超有名土偶(単独ではなく遺跡出土物一体で国指定重要文化財)さんである。上段中央と右は教科書にも出てくる「しゃこちゃん」系のお写真だ。残念ながら「しゃこちゃん」は「東北縄文王国」系である。

11月からは「1日1枚投稿」というルールを定めて、その通りに実行してきた(「こばち~」とはそういうものだ)。気が付けば今日でもう投稿数は182枚。1月は「国宝土偶さんと国指定重要文化財土偶さんの特集」と勝手に決めて「有名土偶さん」達のお顔写真を配信している。

尖石2体以外の「国宝土偶さん」。縄文の女神さま、合掌土偶、そして、かっくうちゃん。わずか5体しかない国宝土偶さんの内、2体が「尖石縄文考古館」にあるのは本当に素晴らしい事だ!

そもそも「効率化」のためのインスタなので、フォロワー数を増やすなんて意識はまったくないし、その方法も知らない。だが、どういうルートで辿り着いていただくのかよくわからないが、ほぼ「1日お一人」というペースでフォロワーが付いてきて、オープン後82日目にして、ちょうど80人となっている。

マナーだと思うので、こちらもフォローバックするのだが、絶妙な「サラッと感」な繋がりで淡泊な私には心地良い。最近では「インスタ1日1枚投稿」が完全にルーティン化し、結構、楽しんでいるのだ。

国指定重要文化財級の有名土偶さんがズラリ。下段中央の井戸尻考古館の「バンザイ土偶さん(勝手に私が命名)」は岡本太郎画伯の「太陽の塔」のモチーフであろうと勝手に信じ込んでいる。

これまで配信してきた土偶さん達のお写真182枚の内、「八ヶ岳界隈」の「縄文のビーナスさま」を筆頭とする「吊り目美人さん系」の数の多さとその美しさには改めて溜め息が出る。やはり「八ヶ岳縄文王国」は凄いなあ~

一方で、「仮面の女神」さまを頂点とする数は少ない「仮面系」のミステリアスでもの悲しげな「美」には不思議な吸引力がある。

これは、八ヶ岳周辺が温暖で「縄文時代の首都」であったと時代と寒冷化が進み居住地域を移動せざるを得なくなった時代の差であろうか?

いずれにせよ「八ヶ岳の麗人さん達」の魅力は奥深い…