こんな暮らし、こんな生き方 2025 ⑧ — 「私的アニミズム観」に浸る日

私は性格的に「衝動買い」のような行動に走る事は稀である。

不動産や車なんてのは、誰でも当たり前なのだろうが、ガチの趣味である「デジガジェ(デジタル・ガジェット)」や「文房具」などでも、かなり徹底した事前調査やスペック比較等を徹底する。

その結果、購入を見送ることも多々ある。だから、ショッピングで「外れ」とか「後悔」はあまりない。

Galaxy(Samsung)系のガジェットの保有数は、もう20近いんじゃないかな?私のGalaxy軍団に対する信頼感は、かつてのSONY製品を既に上回っている。「スマホ(うるちゃん)」「タブレット(Galaxy Tab S11+)」「ウォッチ(Galaxy Watch Ultra)」の3機種は、ビジネスでもプライベートでも、必須のお供アイテムなのだ。

我が愛機、Galaxy軍団なんて、ビジネス、プライベートの両面で貢献することを前提として、基本、最新機種の最高スペックを揃えているので、高機能で大活躍してくれるのは当たり前なのだ。
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じゃあ「衝動買い」の類が皆無というと、そうでもない。

「へ~、これなんか面白そうだね!」とか「このデザイン、好みだな…」なんてのがあると、取り敢えず amazonで価格を確認してみる。

その後、楽天、Google、Yahoo(これ以上は手を広げないと決めている)で商品名(番号)をショッピング検索して、amazonよりも 2~3割安いと、思わず購入してしまう事がある。

例外は、ジャストシステムが直営しているECサイト「Just MyShop」で、毎日のようにマニアックなデジガジェの商品案内メールが何通も届く。

時々、心の琴線に触れるような「面白い(変な)ガジェット」の案内もある。

一般向けしないような商品なので、amazonでの販売価格よりも、大幅に安い事が多い。そうすると、思わず ポチッ だな…

あとは、新商品販売の際の大キャンペーン、その逆の製造・販売停止直後の「叩き売り」が明らかな状態も利用するね。
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こういったスタイルのショッピングに共通するのは「モノに対する期待感が低い」こと。

元々、「価格の安さ」と「伊達と酔狂」がブレンドされた購買意欲をベースとしているので、まあ「面白半分」である。

そんなのに、そもそも期待しちゃ駄目だよね!

でもね、最近、そんな「期待感低かった系」のガジェットが、結構、活躍するケースが増えてきているのだ。

「想定外の当たり」というやつだね。
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最たる例のひとつが、ウォーターサーバーに付いている珈琲(メーカー)機能。

我が家は、自宅のリビングと八ヶ岳オフィスに同じタイプのウォーターサーバーを設置している。

現在の機種に同時に買い替える時が、ちょうど珈琲機能付きが売り出されたタイミングで、確かキャンペーンをしていた。

珈琲機能無しのウォーターサーバーとあまり価格に差がない条件だったので、「まっ、機能付きの方がイイか…」てな感じで、気軽に機種を選んだ。

私は、八ヶ岳で珈琲を味わう際には ①珈琲豆は、テーブルランドさんの4種類のブレンドのローテーション を ②珈琲マスター君に委ねて淹れて ③ウォール・デコを兼ねた珈琲マグのレギュラー陣で「器」を楽しむ のが仕来り。

本来、八ヶ岳で珈琲を味わう際の主役は、テーブルランドさんの珈琲豆と珈琲マスター君である。
まあ、一番のこだわりは、実は「マグカップ(器)」のコレクションなんだけどね…

「ウォーターサーバーのおまけ機能」の出番なんて、ほとんどないと予想してたのだが、事前予想を覆す「大活躍」。
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1杯だけで珈琲を味わう際には、手軽で早くて、処理はポイ!

UCC ドリップポッドのカプセルなんで、珈琲の種類は豊富で、カフェインレスや日本茶系もある。

まあでも、ウォーターサーバーに付いている珈琲メーカーの手軽さって魅力だよね。UCCのドリップポッドをセットするだけだもんね!

元々、味覚音痴系の私には、十分な美味しさなんだよね。

今では、オフィスでも自宅でも「重宝な控え選手」として存在感を高めているのだ。

「大当たりだったオマケ機能」って感じかな?

もしかすると、オマケ機能ではなく「差別化のためのキラーファンクション」だったのかもしれないね!
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このウォーターサーバーは例外的存在で、「想定外の当たり組」には共通点がいくつかあって ①音響系②デジタルツール系③サイズ的に「小物」って事だね。

音響系については、私は「Bose派」だったんだけれど、スピーカーなんて昔の機器の方の音が好みだったりする。

元々、新型に飛びつく必要性をあまり感じない領域だと思えるのだ。

Harman KardonのBluetoothスピーカー(左)なんてデザインと大きさが気に入ったのだが、音が良くて(°0°)  ピロースピーカー(右)なんて隙間商品も想像以上の性能なんだよね!

Harman Kardonの携帯用Bluetooth スピーカーは、お洒落だったので、廃版直後の叩き売り状態を安値(6,000円チョイ割れだったかな)で購入した。

音響機器としての期待感は、ほぼゼロだったのだけど、実際は、エッ、結構、私好みの音を響かせるじゃないか (°0°)

さすが、Harman Kardonだね!

現在では「うるちゃん」のお供的存在になっている。

日本国憲法を寝ながら暗記しようと思って購入した「ピロースピーカー(枕の下に置いて骨伝導で音楽を聴く)」なんてのも、高性能でビックリしたな…
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この数年の最大の大当たりは「超小型のレーザー距離測定器」だね。

大当たりは、超小型のレーザー式距離測定器(中央)。測定精度・測定速度・スマホ連携で、しかもUSB充電式。これまで使っていた測定器が「ウドの大木」に思えたね。小さなポーチ(左)に入れて、八ヶ岳滞在中は大活躍。ルラップ(右)なんてさ、毎日、お世話になってるよ!

より大型で、もっと高価なタイプを2台保有しているのだけど、距離計測の精度はまったく遜色ないし、この小型タイプは「スマホ連動」で計測結果を自動的に記録してくれるのだ。

最近は、八ヶ岳で距離を計測する際は、ほとんどこの超小型のタイプを使うようになっている。

特に、APS(エアーガン精密射撃)で、ターゲットとの距離を計測する際には「独壇場」なのだ。

2個セットで大幅割引販売されていた学習タイマー(ルラップと言ったかな?)なんて、超ローテクグッズで、本来は私の守備範囲外の隙間商品。

でも、オンライン講演や定番作業の時間測定の際になくてはならない存在になっている。

うるちゃんやGalaxy Watchよりも、時間測定には便利なのだ。

この他にも、期待感低かった系の想定外の当たりってのが、最近は増えてきているような気がするな…

こうなるともう愛着が湧いてきて、立派なパートナーなのである。
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八ヶ岳滞在中は、自然環境に目が行くことが多い。
一方、自宅滞在中はモノを愛でる時間が増える。

私は「物(モノ)にも魂は宿る」と信じている。

それは、自然物であろうと、人造物であろうと同じだと思うのだ。

そんな「私的アニミズム観」を醸成させるのが、デュアル・ライフなんだよね…

— One Life, Live It !

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