「異質の調和」に「見える風」そして「桜リレーのアンカー」を愛でる日

昨日は思いっ切り遊んだので、今日から金曜日までは、また真面目に仕事を楽しむことにした。

今日を境に、決算分析作業は講演資料作成や金融誌向けの原稿執筆等、アウトプット作業主体に移行。

6月中旬までは「〆切りの波状攻撃」に立ち向かうことになる。

まあそれをクリアした時の気分が爽快なんだけれどね!
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そんなわけで、これから数日はあまり出歩かないで、仕事の合間に軽い庭仕事をしたり、アポの入れてある所用を済ませたりしながら過ごすことになりそうだ。

社主さまは、朝から小淵沢にテニスに出掛けて行った。

戻るのは正午前後になるので、朝の一仕事を終えた後、11時過ぎから敷地内の散策をした。

この時期は、日々、敷地内の樹木の変化が目まぐるしいので、自然観察が本当に楽しい。

オフィスの脇では、神さまの木「コナラ」の大木と2本のブナ木の若葉が一気に美しさを増してきた。
色とりどりの花が咲き乱れる庭も素晴らしいけれど、様々な樹木の新緑に囲まれた庭も悪くないよね!

ここ数日で、クリムゾンキング(ノルウェーカエデ)の赤紫色の葉が一気に大きくなって、周囲の木々の新緑を背景としたコントラストが本当に美しい。

新緑の庭の中で、異彩を放つ「クリムゾンキング」の赤紫の葉。自生種ではないこの木と「シュガーメイプル」は、我が家の庭における「異質の調和」の主役的存在だ。

庭作りを「自生種優先主義」に転換する前に植えたクリムゾンキングとシュガーメイプルは、我が家の庭において「異質の調和」を実現する上で、極めて重要な存在なのだ。
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カリンの木は、おそらく今日が満開であろう。

カリンの花は今日が満開だろう。一昨年、昨年と2年連続で実の収穫は最高記録更新。今年は何個収穫できるかな?

今年は何個の実が収穫できるかな?

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異形のソメイヨシノと2本の白樺の葉は既に生い茂り、その下には「素敵な木陰」を形成している。

日本の白樺と異形のソメイヨシノの若葉が生い茂り、涼やかな素敵な木陰を形成するようになった。

最近気になるのは、白樺の樹勢にちょっと衰えを感じることだ。

何となく白樺の樹勢に衰えを感じるのは、私の錯覚だろうか?

そもそも白樺の寿命は60~80年程度と長くはない(人間と変わらない)。

オフィスと枕木テラスの中間に自生していた2本の白樺は、1999年に私が八ヶ岳本宅を購入した際には、既に樹高が2m程度だったように思う。

だとしたら、現在は既に30歳前後だろう。樹勢の衰えがあってもおかしくないな…

そろそろ白樺の「世代更新」の準備を進めるべきなのだろう。

白樺の樹皮の美しさはやっぱり魅力だね!世代更新の準備を始めよう。

また「やらねばならぬ事」が増えたね!
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敷地東側のシンボルツリー「リョウブ」の様子を見に行ったら、その脇に自生している「ミヤマザクラ」の開花が始まった事に気が付いた。

ミヤマザクラは、我が家と隣接する財産区林の境界付近(正確には、根元は財産区林側にあり、幹や枝の多くは我が家の敷地内に張り出している)に生えている。

我が家の桜の開花リレーは、枕木テラス脇の「異形のソメイヨシノ」に始まり、財産区林内の「ヤマザクラ」へとバトンが渡り、それを敷地内と財産区林内に1本ずつ自生する「ウワミズザクラ」の姉妹が引き継ぐ。

桜の開花リレーのアンカーは「ミヤマザクラ」である。ブラシ状の「ウワミズザクラ」の花穂も美しいが、ミヤマザクラの花の汚れなき白さは最高だね!

そして、アンカーとなるのが、この「ミヤマザクラ」なのだ。

ミヤマザクラは、まだまだ蕾が沢山ある。当分の間は、この白き花を愛でることが出来るのだ。幸せだね!

1ヵ月以上に亘った「桜のバトンリレー」も、いよいよ最終コーナーを回ったんだな….
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この時期、晴れて風がやや強い日には、「風の流れ」を目で見ることが出来る。

今日は、そんな条件にピッタリの日であった。

お庭のフラットスペースに立って、うるちゃんを構えて「風の通り道」の方向を動画撮影した。

う~ん、今日はちょっと無理かな…

諦めかけた時に、敷地内を爽やかな風が通り抜けた。

やったね!

無数の「綿毛」が風に乗って財産区林の方向に流れて行くのがハッキリと見えたのだ。

これこそが「風の流れ」の可視化なのだ。
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「異質の調和」に「見える風」、そして「桜リレーのアンカー」を愛でる日。

八ヶ岳ライフは、日々様々な感動を私にもたらしてくれる。

—- One Life, Live It !