この週末が、8月1日からスタートした今回の「八ヶ岳長期滞在期間」の締め括りとなる。
本来は、ずっと八ヶ岳に籠もる計画だったのだが、社主さまの骨折とその治療のための自宅近くの整形外科への「とんぼ帰り通院」等もあり、八ヶ岳を離れた日が数日あった。
だが、そんな日を除いても、累計の八ヶ岳滞在日数は30日を超える。
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午後3時前に、敷地内を散策しながら、庭木の幹にしっかりと触れて感謝の意を込めた。
何の「感謝」かと言うと、今年も「快適な夏場」を過ごせた事に対してである。
現在、敷地内にある木々は、ほとんどが広葉樹だ。
例外は、メインシンボルツリーであるウラジロモミと、ツリーハウスの支柱とする予定の4本のカラマツのみである。
本宅とオフィス、2棟のログハウスを守るように残した(或いは植樹した)のは様々な種類の広葉樹であり、夏場はその葉が、直射日光を遮り、涼しげな木陰や風の通り道を形成してくれる。
そして、冬には葉を落とし、樹間から太陽の光が降り注ぐ。
こんな自然な「木の恵み」に対して、日々感謝なのである!
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敷地内の散策後、今年の夏場の外気温データをダウンロードして、記録を残す事にした。
標高1,300mの地でも、今年、最高気温が30℃を超えた日は4日もあった。
現在のように、24時間365日、気温や湿度の記録を残すようになってからは、4日というのは「新記録」であった。
「地球灼熱化」の影響が、富士見高原にも及びつつある事を実感するデータだ。
今年の最高気温は、8月2日午後1時の30.9℃。ああっ、あの日は確かに暑かったな…
だが、結局、その日を境に、最高気温が30℃を超えた日は無かった。
過去1ヵ月の推移を見ると、29.8℃が最高気温で、富士見高原の「避暑地としての矜持」を改めて実感。
まあ、ほとんど30℃みたいなものだけど、こういう事は「節目」を超えない事に大きな意義があるのだ。
「頑張れ!富士見高原」だね📣
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快適な八ヶ岳ライフを過ごせるのは、自然環境だけではなく、2棟のログハウスやウッドデッキ等の「建築物・構造物」のおかげでもある。
昨年は、ウッドデッキの塗装と補修、今年はオフィスと本宅の外壁塗装をしっかりと終える事が出来た。
勿論、私と社主さま2人でのDIY作業である。
社主さまの骨折は、外壁のキシラデコール塗装を終えた5日後。
我が社(家)の「守護神」としか言いようがないね!
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ログハウスやウッドデッキと異なり「ほぼメインテナンスフリー」という「驚異的な構造物」が我が家には存在する。
それは「枕木」でDIYした「駐車場」「アプローチ」そして、焚き火の場でもある「テラス」だ。
枕木を部材とするDIYをスタートした2001年のGWに、私が調達した枕木は、計350本。
オフィスセルフビルドの際の重機作業で数本(3~4本)が破損したものの、それ以外の枕木は、23年経過した現在でも、現役として八ヶ岳ライフを支えてくれている。
もっとも、現在では防腐剤もすっかり褪せて、人間の髪の毛で言うと「ロマンスグレー」の雰囲気になっているけどね…
枕木の場合は、メインテナンスと言っても、傷みのひどいモノの配置の入れ替えをする程度。
駐車場、スロープ、テラスの順で丁寧に見て回ったが、今回は入れ替えの必要はなかった。
もうひとつが、鉄筋をカットした「枕木固定釘」の打ち直しである。
どの枕木も、下に枕木をレール状に土台として配してある。
表面に並べる枕木と土台となる枕木を鉄筋釘で固定するのだが、打ち直しが必要だったのは、わずか4~5箇所だった。
予備の鉄筋釘も用意してあるのだが、出番はまったく無し。
う~ん、やっぱり枕木ってのは「手間いらずのスーパー部材」だね!
結局、枕木には「感心」して「感謝」するだけで済んじゃうのである。
そっか、よく考えたら、枕木も元は「広葉樹」だね…
こうして「枕木感謝Day 2024」も無事に完了した \^^/
— One Life, Live It !