八ヶ岳決算分析山籠もり終盤戦6日目。
社主さま抜きの単独滞在の場合は、当然ではあるが「仕事主体(主)」のプランを組んでいるので、特に所用がない場合は、八ヶ岳の敷地内で1日を過ごす事になる。
例外は「鹿の湯通い」ではあるが、この時期は冬場と比べると、頻度は低下気味だ。まあ、3日に1回位かな…
仕事に飽きた場合の気分転換(従)は、庭仕事に敷地内散策(観察)、焚き火、ハンモックでの休憩、エアガン、ドローンに、Meta Quest でのVR体験(遊び)と「八ヶ岳でなければ楽しめない事」がいくらでもある。
大切なのは、主従関係が逆転しないようにする「自制心」なのだ。
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さあ、今日はドローンの操縦(戦闘)訓練でもしようかな…
と、思ったのだが、定期購読している「紙の雑誌」で未開封のものが2つある事に気が付いた。
基本的には「ペーパーレス主義」を貫いている私にとって、今や紙の雑誌は「絶滅危惧種」的な貴重な存在である。
封を開けるまでもなく、その中身は「趣味の文具箱」と「ドゥーパ」である事はわかっていた。
昨年10月号から、ドゥーパが隔月刊から季刊化されたので、こうして2冊の「趣味の紙の雑誌」が届くのは、3・6・9・12月号の年4回となってしまった。
この2誌、いつまで紙版の発行が続くのかな?
「徹底した電子書籍派」である私が、そんな心配をする程に、この2つの雑誌が好きなのだ。
PC画面との睨めっこにちょっと疲れた時など、手に取ってパラパラッと読む(見る)と、最高の気分転換になる。
これが Galaxyのタブレットだと、仕事の延長みたいな感じになってしまうのだ。
コンテンツはまったく同じなのに不思議だな…
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30分程、「紙の雑誌」の世界に浸った後、今日は私にとって「一番の趣味」である「文具(stationery)系」を楽しもうと決めた。
実は、お気に入りの2つ所有している「ライターズ・ポーチ」の皮革が、長年の使用で色褪せてきた。
そんなわけで、前回の八ヶ岳ショートステイの際に「染め直し」をしようと考えた。
だが、生憎、雨模様の日が多く見合わせていたのだ。
筆記具関連の革製品コレクションについては、コードバン製品とモンブランやアウロラ等のブランド品以外は、傷んだり飽きたりした時は、まずは染め直すのが私の主義。
そのために「染めQ」は、常に何色かは常備しているのだ。
さて、八ヶ岳にはどんなカラーがあったかな?
確認したら、ブラックグレー、ダークグレー、ネイビーブルー、アイボリー、コーヒーブラウン、そして、モスグリーンの6色があった。
文具マニアの「嗜みレベル」って感じだろう。
元々、ブラック系、グリーン(カーキ)系が私の色の好みなのだが、一時期、ライトグレー系にも嵌まった事があった。
だが、現在は、また「ブラック&グリーン」に完全回帰。
特に、八ヶ岳の森林に溶け込むような深い(渋い)グリーンが最近のダントツのお気に入りなのだ。
そんなわけで、2つのライターズ・ポーチは「モスグリーン」で染め直す事に決定。
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必要な部分にマスキングを施して、染色作業開始。
まあ手慣れたものだから、失敗はないのさ。
この革なら2回染で大丈夫そうだな。
仕上がりは、我ながら完璧だな。
やっぱり、文房具系は、自分の好みや色に改造して、何回も「改良・再生」しなくちゃ「マニア」とは言えないよね!
「小細工の魔術師」は、こうして今日も、好きな事、楽しい事だけして生きているのであった….