今日は中断していた「八ヶ岳ショートステイの楽しみ方」の後編である。
私は筋金入りの「樹木好き」だ。
樹木や森林に対する知識をしっかりと身に付けたいがゆえに、仕事とはまったく関係のない「森林インストラクター」資格を取得する程なので、まあ「物好き」と言えるかもしれない。
我が家の社主さまも自称「樹木の女神」だけあって、私以上の樹木好きだと思う。
特に「巨樹・巨木」が好きなようで、そういう木を見ると、禁止されていない場合は抱きついている。
彼女の場合は、これに「花好き」が加わる。
ゆえに、私達にとって「花を巡る旅」は、毎年の恒例行事となっているのである。
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最近になって気が付いたのだが、所謂「庭園(ガーデン)」に対する私(私達夫婦)の好みのようなものが明確にあるようだ。
ひとつは、色々な種類の植物でギッシリ(ゴチャゴチャ)と埋め尽くされたような雰囲気は好きではない。
何となく、人間の都合で植物を押し込んでいるようで、ちょっと嫌悪感を覚えるのだ。
ふたつ目は、敷地全体の広さで、1時間程度はノンビリと鑑賞や散策が楽しめることが重要だ。
先日訪れた、「髙遠しんわの丘」が正にちょうど良い広さで、面積は10,000㎡だった。
「お庭の好み3,000坪ルール」とでも呼ぼうかな。
あの位が、開放感が感じられて、最高なんだよね!
三つめは、やはり「八ヶ岳自生種」主体の庭が好きだな。
最たる例は「八ヶ岳倶楽部」で、個人的には庭の雰囲気は、あそこが一番好きだ。
でも、庭全体の面積が今イチ狭いかな?
調べてみたら面積は約6,600㎡(2,000坪)で、10,000㎡の3分の2だった。
やっぱり私の感覚は正しいのだな。
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実は、八ヶ岳界隈で、私が求める「3要素」をほぼ満たしている庭園がある。
それは、先日も訪れた「バラクライングリッシュガーデン」だ(https://triglav-research.com/?p=49746)。
元々、八ヶ岳界隈では、お気に入りのスポットのひとつであった。
最大の魅力は1年間有効の「フリーパスカード(レギュラーカード)」。
年会費2,000円(税込み)で、いつでもふらっと立ち寄って、あの素晴らしい庭の四季が楽しめるのだ。
以前は、フラワーショー等、特別なイベント開催中は別料金が必要だったのだが、今年からは不要となった(本当のフリーパスカードだね)。
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名称から「ローズガーデン」と勘違いする人が多いようだが、バラクラとは「バラ色の暮らし」の略称との事。
実際は、1年中、様々な花を愛でることが出来るのだ。
しかも面積は、ここも10,000㎡とゆったり広々。3,000坪ルールに見事に適合するのである!
そして、樹木に関しては、私が見る限りでは「自生種」が主体のように思える。
白樺、ハリエンジュ(ニセアカシア)、クリムゾンキング等々、我が家と共通の樹木が多いのも嬉しいな。
加えて、グラウンドの主役は私の愛するホスタさん達である。
我が家の人工ラタン製のガーデンファニチャー類は、ここを真似て購入したのだ。
要は、私も社主さまも、この庭が本当に好きで、とっても寛げるんだよね!
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そう、もうお気付きと思うが、6月1日の八ヶ岳ショートステイを楽しむ日の最後のイベントは、「バラクライングリーシュガーデン」の今年2回目の訪問であった。
前回訪問から2週間程しか経過していなかったが、庭の雰囲気はかなり変わっていた。
そして、今年のフラワーショーは、6月6日から23日までの開催予定。
次回の八ヶ岳滞在時には、今年3回目の訪問をしようと決めている。
2024年は、とことん「バラクラ巡り」を楽しむんだ!