こんな日も悪くない 「薪割る嫁」のお手伝い

我が家の「異形のソメイヨシノ」は、19日の開花宣言日からわずか4日目にして早8分咲きの風情である。

異形のソメイヨシノは早くも8分咲き。満開は明後日頃だろうか?
近付いて見るとまだまだ蕾がかなりあるな…

桜に関しては、開花日が早いだけでなく、満開までの所要時間が間違いなく短くなっている事を実感する。

菊と並んで我が国の「国花」的存在である桜が、咲き急いで、散り急ぐか….

もしかすると、日本という国家の「命脈」が尽きつつある事を桜が暗示しているのかもしれないな。

まっ、それならそれでイイけどね!
————

世の中には、常に身体を動かしている事に喜びを感じるタイプの人間がいるらしい。

我が家の社主さま(家内)が正にその典型だ。

八ヶ岳でもいつの間にかテニスのお友達が沢山出来て、天気さえ良ければ週に3日はテニスを楽しんでいる。

テニス以外の時間は、冬を除けば庭仕事や2棟のログハウスのメンテ等々、何かしらの作業をしているように思える。

18~19日の山栗の伐採やコナラの枝落としの結果、枕木テラスの上には玉切りされた幹や大枝が積み上げられている。

我が家の社主さまは、こういう薪の山を見ると、薪割りの衝動が抑えられないようなのだ…

それを見ていると「薪割り」したいという衝動が抑えられないようだ。

だが、メインウッドデッキの下の薪置き場は、現在、ほぼ満杯の状況だ。

薪割りしても、薪を置く場所が無いのである。

「取り敢えず、ログホルダーを取り寄せてから薪割りを始めようね。」と早る彼女にブレーキを掛けたのであった。
————

20日にAmazonで購入したログホルダーが、今日の昼前に届いた。

20日にAmazonで注文したログホルダーが今日の昼前に配達された。

「今日の午後、私は薪割りをするので、早くログホルダーを組み立ててね!」との社命が私へ下った。

午後1時過ぎから作業開始して、まずは、ちょいちょいサササとログホルダーを組み立てた。

メインウドデッキ下の薪置き場で使っているログホルダーと同じ構造だ。組み立ては簡単だな!
ちょいちょいサササとログホルダーを組み立てた。カット不要の薪から積み上げ開始。

その後、社主さまは2021年の秋に購入した彼女専用の「破砕力12トンの手動薪割り機」で薪割りを始めた。

社主さまは凄い勢いで薪割りしていくので、ログホルダーに積み上げる作業も大変だった。

私は、そのサポート作業で不整形な薪のカットを電動チェンソーでひたすら続けた。

私のメインの役割はサポート作業。不整形な薪をチェンソーでひたすらカットした。
玉切りしてもらった薪にも当然ながら不整形の物もあるし、手動薪割り機には大きすぎる物もあった。そういったものをカットしていくと端材のような薪がどんどん出来上がる。これはこのまま薪ストーブに投じても良いし、焚き火台で燃やすことが出来るのだ。
社主さまが割った薪を運ぶのも私のサポート作業のひとつとなった。

チッ、今日は薪割りの手伝いなんて予定していなかったんだがな…

2時間程作業したら購入したばかりのログホルダーは薪でギッシリ。

1時間半程の作業でログホルダーがほぼ満杯になる程の薪が出来た。まだまだ山栗の太い幹が沢山残っている。ログホルダーがもう1台、いや2台は必要だな!

だが、枕木テラスの上には、手動薪割り機で割れそうもない太い薪がまだかなりあった。

こりゃ、ログホルダーをもう1台か2台、追加購入する必要があるな。

八ヶ岳DIYの師匠Tさんから軽トラ2台分の薪をプレゼントされたのは昨年11月であった(https://triglav-research.com/?p=47459)。

それに今回の薪を加えれば、我が家の薪の備蓄量は過去最高水準を大幅に上回ることは間違いない \^^/
————

午後3時過ぎには作業の片付けも完了。

社主さまが、「カントリーキッチンベーカリー」におやつのパンを買いに行く事になった。

歩いて2~3分の場所だから気軽に行けるのだ。

私には大好物の「桜あんバターパン」を買ってきてくれた。

私が社主さまにリクエストしたのは「桜あんバターパン」。幸い1個だけ売っていたそうだ。

う~ん、やっぱり「異形のソメイヨシノ」の花を愛でながら、桜あんバターパンを食べるのは最高だね!

異形のソメイヨシノの花と桜あんバターパンの記念写真。

まあ、こんな日も悪くないな…