雪の八ヶ岳でのオンライン中心の業務から一転、昨日からは東京を中心とした「対面活動」のお仕事期間がスタートした。
冬のこの時期は暑くないので、タクシーを使わずになるべく地下鉄や徒歩での移動を心掛けるようにしているのだが、そうすると「東京という大都市の変貌」を目の当たりにする。
昨日は、偶然、大手町、六本木、虎ノ門等、かつて勤務したオフィスビルの最寄り駅周辺での所用や講演が重なった。
ランチの場所は、我が社設立前まで勤務していた「六本木ヒルズ」だった。
あの威圧感を漂わせる「六本木ヒルズ」には、相も変わらず何故か反感を抱いてしまう。
チッ、八ヶ岳に比べたらショボいな…
もっとも、あのビルは勤務していた頃からあまり好きではなかったので、特に目新しい話ではない。
おそらく「本能的に嫌いな形状」をしているのだと思う。
それとも土地に漂う「瘴気」のようなもののせいだろうか?
六本木ヒルズから東京タワーの方向を見る。
勤務していた頃は毎日のように見慣れた光景であるのだが、現在は、東京タワーの左にこれまた私をイラッとさせる高層ビルが並んでいる。
高さ330mの「麻布台ヒルズ」だ。
ふん、甲斐駒ヶ岳の方が立派だもんね!
高層ビルだけではなく、地下街も私が勤務していた頃とは様変わりだ。
昨日、初めて日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」から銀座線「虎ノ門駅」までの地下連絡通路を歩いた。
正に「地下の巨大空間」でちょっと驚いた。
ナルホド、政治家や高級官僚、外資系投資銀行幹部等用の「避難シェルター」だって噂されるだけの「無駄な豪華さ」だな。
だって、平日の昼過ぎなのに、歩いている人なんてほとんどいないんだからさ。
まあでも、八ヶ岳の地下にある「ミシャグジ神」を祀る巨大神殿と比較したら、所詮は犬小屋程度だね。
巨大神殿は、見たことも行ったこともないけれど…
どうも、東京で妙に威圧感のある構造物を見ると、八ヶ岳界隈の山々と比較してしまう。
おそらく「八ヶ岳デュアル・ライフ シンドローム」とでも言い得る、ある種の病気なのだと思う。
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今日も、仕事の合間にライブカメラ越しに八ヶ岳の様子を眺める1日となった。
昨晩は再び雪が降ったようだが、積雪量は10cm強程度であろうか?
まあ大したことないね!
朝の8時45分頃に、枕木駐車場を映すカメラからの動体感知アラートが届いた。
確認すると、除雪車が作業中であった。
八ヶ岳に滞在してもいないのに、本当にありがたいな!
私は、感謝や愛情などポジティブな感情は、口に出したり、文章に書かなければ意味がないと思う。
そんなわけで「いつもながら、迅速な除雪作業、本当にありがとうございま~す <(_ _)>」と WiL稿房に、しっかりと記すことにした。
一方で、ネガティブな感情は、決してダイレクトに口にしたり、書いたりしてはならない。
そういう時は「呪いの呪文」を唱えるだけでイイんだよ。
一般教養として、まあ30種類位はマスターしておく必要があるね!