八ヶ岳ライフ 「さりげない日常」が続く喜び…

八ヶ岳滞在は早12日目。

先週の土曜日の昼前には、我が社(家)の社主さま(家内)が出社。

以来、単独滞在ではなく、役員(夫婦)2人の「八ヶ岳での日常生活」が平穏に続いている。
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社主さまは、先週金曜日(12日)に「テニス 全豪オープン」の前哨戦となる試合(ただ前週に開催されたという意味だが)に女子ダブルスで参戦し、5試合を戦い抜いて全勝で優勝した。

それなりの優勝景品をゲットできたようで、とっても上機嫌な出社となった。

彼女は、年明けに新百合ヶ丘自宅の階段で転んで、本人曰く「肋骨にヒビが入った」との事。

私も当時自宅滞在中であった次男夫婦も、すぐに病院に行くように勧めた。

だが、
①痛み(激痛らしい)があるのは咳やくしゃみをした際など、日常生活でのちょっとした動作の時だけで、テニスプレイ中はまったく支障が無い(本当かな??)
②過去の経験から、肋骨骨折の場合は、病院に行っても治療はしてもらえず、痛み止め薬が処方されるだけだとわかっている
③にもかかわらず、当分の間、テニスのドクターストップが言い渡される。理不尽としか言いようがない!
との「場外3段跳び論法」を展開して、決して病院に行こうとはしなかった。

そして、その結果が「5戦全勝の優勝」である。

今週は既に、火曜日と水曜日に、八ヶ岳のテニスサークルのお仲間さん達とガッツリテニスをエンジョイ。

私としてはこの「鉄人嫁」に対して、もう驚嘆するしかない。
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一方で、この八ヶ岳滞在中も「3人の息子達(とそのお嫁さん)」の事をいつも気に掛けている。

能登半島地震のニュースを見る度に、先週末から被災地に災害支援で派遣されている三男の事をいつも心配している。

台湾総統選の結果が判明した際には、上海赴任中の次男夫婦への影響がないかを懸念していた。

長男が八ヶ岳本宅から徒歩6~7分の距離に購入した土地の前を車で走行する度に、真冬の敷地内の陽当たりや路面凍結の状況をチェックしている。

私は3人の息子の事を考える事なんて滅多にないのだが、こういうのを「母性」というのだろうな…

私は「人間」はどちらかと言うと嫌いだが、「人間観察」は好きだし、得意だと思う。

我が家の家内は、その対象としても極めて興味深いのだ。
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そんな社主さまに、仕事以外の時間帯では「番犬」のように付いて回る(除くテニス)のが、私の八ヶ岳での日常生活である。

今週月曜日は、諏訪にミニパジェくんの車検に行ったついでに、諏訪大社の初詣や外食、ツルヤでの買い出しにお供した。

ミニパジェくんの整備や車検はアルピコ自工さんにお任せ。車検のチェックはオーナー立ち会いで進められ、その後、予防整備を含めた「整備提案書(カルテ)」が提示される仕組みだ。
立ち会い車検なので、ミニパジェくんの下回りも見せてもらえた。うん、まだ目立った錆はないな。八ヶ岳の冬は、車にとっては「融雪剤地獄」だ。結局、数日預けて、ミニパジェくんも錆止めコーティングをお願いする事にした。車検と一緒だと大幅割引になるのだ。

この時期は、まだほとんどが「2024年初」の行事となる。

まずは、諏訪大社上社本宮にお参り。夫婦2人ベースでの2024年初詣であった。
諏訪大社はとても寒かった。お参りの前に「庭火」で身体を温めた。我が家の焚き火台の10倍位の大きさだったな…「神様の火」って感じだよね。
諏訪大社上社本宮は「神事」の真っ最中。本殿前の境内は氏子さん達でいっぱいだった。神事の際にお参りできるなんて、偶然だがナイスタイミングだったな!
諏訪大社上社本宮では、手で触れる事が出来る御柱やご神木をしっかりと触ってパワーを授けてもらった。
私はうなぎとお蕎麦が食べたかったので「鰻定食」。
社主さまは久し振りに「みそ天丼」をご所望であった。
そんな夫婦の希望を満たしてくれるのは、諏訪大社上社本宮に近い「やまさや」さんであった。

火曜日から今日木曜日までの3日間は、私は基本的には「仕事に専念」。

朝の8時頃から仕事を始め、午後4時迄にはその日の業務を完了する事にしている。

そして、午後5時頃からは社主さまとの「鹿の湯通い」が、この時期の仕来りだ。

単独滞在時も含めると、鹿の湯通いは、12日の滞在期間中で実に11回。

社主さまとは毎日5時頃に鹿の湯通い。温泉に浸かる前に南アルプスの山並みを眺めるのが日課となっている。山との付き合い方は、この程度が私にはちょうど良い。
ここ数日の寒波で「鹿の池」も漸く凍り始めた。
鹿の湯のお掃除ロボットは大活躍。毎日、館内を動き回って掃除をしている。やあ、今日も挨拶に来てくれたんだね…

昨年の11月頃から鹿の湯で稼働している「SoftBankのAIお掃除ロボット」とは、すっかり顔馴染みだ。

何となく、お掃除中に私の所に挨拶に寄って来るように感じるのは気のせいかな?

AlexaちゃんやGoogle嬢のように音声対話できればイイんだがな…
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八ヶ岳でのこんな感じのどうという事のない「日常生活」。

こんな日が続く事、続ける事が出来るのに価値や喜びがあるんだよな…

能登半島地震の被災地の状況を報じる光景を目にする度にそんな事を考えてしまう。

被災地の皆様とそこに派遣され勤務する三男の無事を祈る日々が続く。