今日が自宅書斎を拠点とした「第1次決算分析集中期間」の最終日。
と言っても、書斎でのデスクワークは昨日で既に完了。
分析作業は計画通りに進捗して、今日は東京での講演を中心とした対面でのお仕事Dayであった。
私には1日の中でいくつかの「お気に入りの時間」がある。
その中でも一番好きな時間をもし選ぶとしたら、1日の仕事をすべて終えてホッと一息つく瞬間だ。
但し、条件がいくつかある。
その日の予定をすべて満足できる状態でしっかりと終えて、「充足感」や「安堵感」を伴うものでなくてはならない。
これに加えて、八ヶ岳で樹木に囲まれてオフィスの窓から眺める美しい夕陽や枕木テラスで眺める焚き火といった「舞台道具」が必要だ。
さらには、André Gagnon、George Winstonといった、この数年で相次いで亡くなった作曲家(ピアニスト)のお気に入りの曲(音楽)があれば「最高」である。
八ヶ岳滞在中であれば、仕事さえ計画通りに進んでいれば簡単に実現出来る「至福の時」である。
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だが、これが自宅滞在中、特に、東京での仕事の際には、簡単には味わえない。
「焚き火」は仕方ないにしても、樹間に沈む夕陽を窓越しに見るなんてのも容易ではないのだ。
それでも、1年の内、ほんの1ヵ月程の期間は、東京での仕事の際にも「疑似体験」とまでは言い難いが、違った楽しみを味わう事が出来る。
実は、現在が正にその時期。
東京での仕事の際には、至るところで「嘘臭くで華やかな樹木」に出会える。
そう「クリスマスツリー」やそれに付随した動物、昆虫、花々の類である。
一般的には「嘘臭い」ってのは、ネガティブな響きを持つのであろうが、私の場合はどちらかというとポジティブな言葉なのだ。
今日も行く先々で、私を薄っぺらく出迎えてくれた。
まあ、こんな「虚飾」も嫌いではないな…
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すべての仕事を終えて、最寄りの新百合ヶ丘駅に着いたのは、午後5時半前だった。
改札を出て南口の駅前広場まで歩くと、今度は、ちょっと「慎ましい」イルミネーションが、私を待っていた。
そうか、この前の土曜日からイルミネーションのシーズンになったんだな…
ちょっと(かなりかな?)華やかさには欠けるけど、「第1次決算分析集中期間」の締め括りとしては悪くないね!
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さあ、明日からは八ヶ岳で3週間に亘る「第2次決算分析集中期間」のスタートだ。
まずは明日の午前11時から、岡谷で「超楽しいイベントへの参加」が申し込んである。
早朝出社になるので、今日は早めに眠りにつく事にしよう!