新百合ヶ丘の自宅で迎える2日目の朝。
自宅滞在中も、目覚めて最初にするのは、溺愛する八ヶ岳の「ホスタさん達」の安否確認である。
早速、うるちゃんで移動型ライブカメラ「ラプター」の画像を確認。
良かった。今日も無事だね!
続いてラプターに異常がないかの確認フレーズ「孫子の代まで祟るぞ~」を何回か自宅で呟く。
ラプラーの記録画像を確認すると、しっかりと八ヶ岳で流れるこのフレーズも録音されていた。
しかしラプターの性能って凄いな!
異形のソメイヨシノの自宅でのオンラインお花見以来、この移動型でバッテリー稼働のライブカメラはすっかり私のお気に入りなのだ。
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昨日は、クリスピー・クリーム・ドーナツの嘘臭い甘さによって、決算分析で酷使した「脳」を労った日であった。
これに対して、今日は「身体のメインテナンス・デイ」。
「魔法の手」を持つA先生に、月に一度のカイロプラクティックの施術を受ける日だ。
これも「八ヶ岳では出来ない事」のひとつなのである。
A先生はカイロの技術も素晴らしいが、その「性格(キャラ)」も私の好みなのだ。
要は、サラッとしていて面倒じゃない。暑苦しくない。そして、クドくない。
私が大嫌いな「体育会系臭」がまったくなくて、会話の中には「妙な知性」が漂う。
「あなたのわけのわからない冗談をまともに聞いてウケてくれるのは、A先生とAちゃん(長男のお嫁さん)くらいよね!」と社主さまは言う。
確かにその通りだ!
苗字や名前が「あ」で始まる人は、きっとイイ人が多いのだろうな…
良いアイデアが思い付いたので、早速、うるちゃんにメモした。
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施術の途中、今日は新百合ヶ丘界隈で最近話題のネタ「男女共に日本一長寿の街」についてサラッと会話。
厚生労働省が今月発表した「2020年の平均寿命」で川崎市麻生区が全国の市区町村で、男女とも最も長寿の街となったのである。
麻生区の中心が、我が家の自宅最寄り駅「新百合ヶ丘」なので、発表後、駅周辺の見慣れた光景が何度もテレビニュース等で紹介された。
だが、実際に暮らしてみると「元気なお年寄り(高齢者)」なんてあんまり見掛けないのだ。
八ヶ岳界隈の方が、はるかに多く、元気で活き活きと仕事をするお年寄りを目にする。
昭和音大、日本映画大学、田園調布学園大学等の大学があり、様々な「コロナ規制」が解除されてからは、むしろ一段と学生さんの姿が目立つようになった。
我が家の前の道路を歩く人なんて学生さんばかりだもんな…
昨夜のTBSのニュース番組では、麻生区が日本一長寿である理由を見事な位に「こじつけ」で紹介していた。
「坂が多い(=足腰が鍛えられる)」との事で、見た事もないような急坂の住宅地を紹介していた。
麻生区がホームグランド(生まれの地)である社主さまが (°0°) ここどこなの? 全然知らないわよ。
実際、我が家も含めて「新百合が駅徒歩圏」の住宅地は、平坦で坂なんてほとんど無いのだ。
「お年寄りがグループでウォーキングしながら漢字テストをしている」⇒ そんなキモい集団、見たこともね~ぞ!
「歌っている人が多い」⇒ 馬鹿じゃねえのか。そんなおかしな奴いたら、お巡りさん呼ぶだろうが!
「お酒を飲みながら人と交流できる」⇒ 駅周辺は「風俗営業禁止区域」に指定されていて、飲み屋が少ない、酔っぱらいがいないのが自慢の街のはずだぞ。
と、こんな感じでマスコミの番組作りのテキトーさとバイアスの掛かった報道の恐さを実感。
A先生からは、シンプルかつ的確なコメントがふたつ。
「この辺りは大規模な老人ホームや介護福祉施設が増えて、とても多いですからね…」⇒ そうか、住民票移動してくるケースもあるんだな!
「それに、長寿である事と健康である事はまったくの別モノですから。」⇒ 私もそう思う!!
妙に納得してしまった。
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駅近のカイロ施術院から自宅まで、ノンビリと10分程歩いて帰った。
やっぱり坂なんてね~ぞ。
それにすれ違った人達の平均年齢は、どう見ても30歳代前半だな。
我が家のある王禅寺西地区は、ほとんどが一戸建て住宅で、ガーデニングにこだわった家が多い。
加えて、公園がやたらと多い事に引っ越してきた時にちょっと驚いた。
八ヶ岳程ではないが「緑が豊かで清潔な街」だと思う。
「日本一長寿」という結果には何となく素直にはうなずけないが、私はこの新百合ヶ丘という街が、八ヶ岳に負けない位に気に入っているのだ。