今日は3月11日。あの東日本大震災から早12年が経過したことになる。
まずは、震災により犠牲となられた方々に対し謹んで哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また、現在も被災地復興のために尽力されている関係者の皆様に心より敬意を表します。
人間の記憶は曖昧である。
特に私の場合は、自分の都合の良いように記憶を徐々に書き換えてしまう傾向が強いように感じる。
大地震を筆頭とする自然災害に対する備えとして、極めて大切なのは「記憶を風化させないこと」だと思う。
そんなわけで、毎年3月になると東日本大震災に関連したNHKスペシャルを意識的に視聴するようにしてきた。
今年は「大地震が起こりそうな心のザワザワ感」が半端ではない(日々、高まりつつある)ので、特に熱心に視聴してきたつもりだ。
東日本大震災に関連した放送は、昨日までにほぼ視聴を終えた。
今日からは「原発事故」に関する放送の視聴に移行する予定だ。
手始めとなるのは映画「Fukishima 50」と「太陽の蓋」の鑑賞である。
同じ福島原発事故を描いた2本の映画だが、描き方の視点が異なっているので、2本を続けてみるのがポイントなのだ。
「太陽の蓋」の方が「人災」的側面をちょっと強調しているかな?
個人的には、当時、福島原発で何が起こっていたかを知るために、日本人は必ず観るべき映画だと考えている。
本当は、社主さま(家内)と一緒に観たいのだが、彼女は「原発事故」の映像は怖くて観ることが出来ないとの事。
そして、社主さまは、今日の午前中はテニスの日。
そんなわけで、午前中に私1人で2本の映画を通しで観ることにした。
昨年は「太陽の蓋」を方を先に観たので、今年は「Fukusnima 50」からスタート。
8時から観始めて、途中10分の休憩タイムを挟んで、「太陽の蓋」を観終えたのは12時40分だった。
さあ、KIZASHI stationにお弁当を受け取りに行こう。
社主さまがテニスから戻るのは午後1時半頃。
彼女は、昨年12月に食べた KIZASHIさんのお弁当がとても気に入ったようだった(https://triglav-research.com/?p=42018)。
そんなわけで昨日の内に、今日の午後1時受け取りで私が注文しておいたのだ。
午後1時にお弁当を受け取ってオフィスに戻ったのが1時15分。
勿論、デザート用に井筒屋さんのいちご大福を購入したのは言うまでもない。
零細企業経営者にとって、社主さまに対する忖度は重要な作法なのである。
社主さまは既にテニスから帰ってきており、早速、ちょっと遅めのお弁当ランチとなった。
しかしいつ見ても、本当に美味しそうな食べ方をする人だな…
こういう何ということはない幸せな光景に接する度に、少なくとも「自分と家族を災害から守る」ために可能な限りの備えをしようと、私は心に誓う。
災害対策の基本は、津波に限らず「てんでんこ」。
行政を含め他者に頼るなんて発想は甘いし、そんなのは「幻想」である。
今日の午後は「福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書」の「第3部 歴史的-構造的要因の分析」を読むことにしよう!
明日は「チャイナシンドローム」と「東京原発」の通し鑑賞だな。
毎年、3月11日前後はやる事が盛り沢山の私であった…