私を「花粉症」から守る普通のモノ達

今日から3月。2023年も早6分の1が終わったんだな。

振り返ってみれば、富士見高原病院で新型コロナ陽性と判定されたのは2月1日、ちょうど1ヵ月前のことだった。

結局、2月は「イレギュラーな月」であった。

だが、講演と〆切りラッシュも2月の終わりと共に、昨日で一段落。

今日からの3日間は、自宅書斎で元々予定していた残りの〆切り3本に対応する事になる。

今日は午前9時にカイロプラクティックの予約が入れてあったので、まずは「身体のメインテナンス」からスタート。

今日は月に1回のカイロプラクティックでの身体のメンテ日である。これは八ヶ岳では出来ない事のひとつだ。

長いお付き合いのA先生によると「身体がコチコチに固まっている」ような状態とのこと。

コロナの自宅療養期間が明けてからは、朝から晩までデスクワークという状態が続いていたので、そうなるよな…

1時間の施術を終えると、身体がポカポカして、明らかに軽くなったように感じた。

いつもの事ではあるが、身体の定期メンテの必要性を痛感。

私の場合、A先生の「魔法の手」じゃないと効果を実感できない。

「八ヶ岳では出来ない事」のひとつが、このカイロプラクティック通いなのである。
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しかしまあ、昨日と今日で「花粉症」のことが何回話題になったかな?

私が「重度の花粉症」に苦しんできた事を知る人は多い。

この時期になると、かつて私の目は、常に真っ赤に充血していた。

講演中にクシャミが止まらなくなったり、鼻水がいきなり流れてきて、講演を中断して鼻をかむことなんて事も何回もあった。

そういう過去の私を知る人は「Oさん、今年は花粉大変でしょう?」といった感じで優しい(哀れみ)の言葉を掛けてくれる。

だが、今年も花粉症の症状はまったく出ていないのだ。

重度の花粉症からほぼ完全に解放されて、今年で4年目を迎えたことになる。

長年続けて来た「飲み薬、目薬、鼻噴霧薬、点耳薬のステロイド漬け」が怖くなって、食生活中心の体質改善に戦略転換したのが2019年の夏場だった。

最初は、ヨーグルトからスタートして、2020年の年初からは、これに「自家製の黒ニンニク」と「マヌカハニー」を加えた。

マヌカハニーは朝食の際に、ヨーグルトと一緒にスプーン1杯、黒にニンニクも1日1片と決めているので量的には大したことはないのだ。
今回の八ヶ岳滞在中も、11日間掛けて1kgの青森産ニンニクを熟成。立派な黒ニンニクが出来た。

そうすると不思議な事に、2020年の春は花粉症の症状はほとんど出ずに済んだ。

「ちょっと怪しいかな?」って感じの日は、予防的に「これしかない!」と信じている市販薬を夜眠る前に1錠飲むだけ。

結局、それだけで花粉症の症状を封じ込む事が出来たのである。

そんな状態が2021年と2022年も続いたのだ。

そして、花粉の飛散量が「過去10年で最悪」と言われている今年を迎えた。

社主さま(家内)は、既に先週から目や鼻に重度の花粉症の症状が出ているようで、「今年はとんでもないわ!」と嘆いている。

長年、彼女よりはるかに重症だった私が「ケロッとしていて無症状」なのが不思議なようだ。

黒ニンニクに関しては彼女の方が熱心な愛用者である。

一方、ヨーグルトとマヌカハニーに関しては、私の方が明らかに摂取量(口にする量)が多いので、その辺りが症状の差になっているのかもしれない。

この数年、人間ドックの検査結果で明らかな変化が現れているのが「NK細胞の活性度」である。

実は、昨日の朝に人間ドックでお世話になっているクリニックに講演前に立ち寄ったのは「アンチエイジング」と「腸内細菌」に関する検査結果の説明とアドバイスを受けるためであった。

「もう4kg程、体重を落として、BMI正常値の上限ゾーン辺りを目指しましょう!」とか「スイーツは控えめに…」なんて毎年同じようなアドバイスを受ける。

それでも「免疫力の高さ」は、毎年褒められるのだ。

さらに、通常は加齢と共に低下する数値が、年々、上昇を続けているとの事。

数値的には「極めて稀」なレベルなのだそうだ。

昨年12月が3回目となった「腸内細菌(腸内フローラ)」検査でも「免疫力」を高める効果を持つ腸内細菌の数が、通常の倍以上との結果が出た(しかも毎年増えている)。

こういう具体的なデータを重ねて考えると、やはり重度の花粉症を克服できたのは「免疫力アップ」の効果なのだと思える。

そもそも、新型コロナの症状が「ピッタリ半日の発熱」で済んだのも、免疫力とは無関係ではないらしい。

『八ヶ岳稿房』で冗談半分に綴ったのは間違いではなかったようだ(https://triglav-research.com/?p=43003)。

人間ドックのデータとして現れている「免疫力アップ」が、本当にヨーグルトと黒ニンニクとマヌカハニーの効果なのかについては定かではない。

実はもうひとつ「思いあたる事」があるのだ。

コロナ禍の影響で「八ヶ岳滞在日数が大きく増えた」のも2020年からなのである。

やっぱり「24時間森林浴」の効果もあるのだろう!

八ヶ岳の敷地は周辺を財産区林に守られているので、24時間森林浴と言っても過言ではない。
そもそもオフィスの周辺にも、山栗、白樺、コナラ等の広葉樹は伐採せずに残してあるのだ。幸いな事に杉よりも激しいという白樺の花粉症は発症したことがない。

一方で、30代前半の頃から花粉症の時期にはずっと「マスク」のお世話になっていたので、花粉症克服に関してマスクの貢献は無さそうだ。

今となっては、30年近くも花粉症の時期は「ステロイド漬け」であった事が、本当に怖ろしく思える。

もっとも「花粉症対策」が皆無というわけではない。

先に述べたように「怪しそうな日」は、昔懐かしい「ストナリニS」を1錠飲んで眠るようにしている。

目薬は、花粉症の時期だけ、常用している「サンテFX Vプラス」を「サンテFX AL」に変える。

それに1年中愛用しているのど飴「たたかうマヌカハニー」を口に運ぶ回数が、花粉症の時期はかなり増えるかな?

花粉症の薬は色々と試したが、昔ながらの「ストナリニS」が私的には効果が一番ある。2021年3月から発売された「サンテFX AL」は花粉症の時期の日常使用には「最高」。そして「たたかうマヌカハニー」は1年を通じての愛用品だ。み~んな「普通の市販品」である。

私を「花粉症」から守ってくれる市販の「普通のモノ」達に感謝である!