脳裏をよぎる「2014年 白き魔のバレンタインデー」の悪夢

今週は東京での「講演週」なのでとっても忙しい。

明日から26日に掛けては「今季一番」とか「10年に一度」の「最強寒波」なるものに日本列島は覆われると、どの天気予報も報じているので、八ヶ岳オフィスのことがちょっと気掛かりだ。

これまでのところは「気持ち悪い位の暖かさ」と「雪の少なさ」が続いているので、はっきり言って「無気味」なのである。

仕事が一段落したので、いつものようにオフィスに設置した温湿度モニターやライブカメラをチェックしてみた。

新百合ヶ丘自宅は、朝からかなりの冷え込みだったので、八ヶ岳も氷点下10℃位まで、今朝の気温は低下したものと予想していたのだが、見事に予想外の結果であった。

今朝の最低気温はマイナス2.8℃と、むしろいつもよりも暖かい位だった (°0°)

最強寒波到来前の左がオフィスウッドデッキの気温推移。データを確認したら今朝の最低気温はマイナス2.8℃だった。むしろ暖かいじゃないか(°0°)  IoTコントロールしているトイレヒーターはしっかりと稼働しており、トイレの室温は美しく上下動。

でも油断大敵だ。

明日からの寒波を前に、オフィスのトイレヒーターがしっかりと稼働中であるかをチェックしておこう!

トイレに設置した室温モニターは、美しい上下波動を描いていた。

うん、イイ仕事をしているな。問題なしだ!

オフィス周辺のライブカメラの画像も同じく異常なし。

今日の午後4時45分頃のオフィスのライブカメラ画像。雪はどこにも無く異常もなし。
同じく今日の午後4時45分頃のオフィスウッドデッキと庭の画像。夕陽が見える。風もなく穏やかな夕方だ。

勿論、雪はまったく残っていなかった。

だが、このどちらかと言うと「穏やかな光景」は「嵐の前の静けさ」ではないだろうな?

ふと、2014年2月14日~15日に富士見高原を「陸の孤島化」させた「大豪雪」の事を思い出した。

私は、2013年末にオフィスのセルフビルドを終えたのだが、年明けに室内作業中に脚立から転落して「全身打撲」で寝込んだ。

動けるようになったら、社主さまからインフルエンザをうつされて再びダウン。

結局、1月中をほとんど棒に振った「自爆テロ&バイオハザードの惨劇」の年でもあった。

そして2月の講演で東北巡業中に、2014年「白き魔のバレンタインデー」が起こった。

結局、豪雪から2週間が経過してから、漸く、八ヶ岳オフィスを訪れたのだが、まだ60cm以上も雪が残っていて、ビックリしたのを鮮明に覚えている。

2014年 白き魔のバレンタインデー2週間後の光景 ① 本宅の周辺は一面雪に覆われていた。枕木テラスに積もった雪は60cm以上だった(計測した)。積雪から2週間後の光景とは信じられなかった。
2014年 白き魔のバレンタインデー2週間後の光景 ② 本宅の屋根から落ちた雪が積もって、灯油タンクがほぼ雪に埋まっていた。衝撃の光景だった!
2014年 白き魔のバレンタインデー2週間後の光景 ③ セルフビルドを終えたばかりのオフィスの屋根には50cm程の雪がまだ残っていた。
2014年 白き魔のバレンタインデー2週間後の光景 ④ オフィスの周辺は雪原状態。まだオフィスウッドデッキを増設する前で今となっては貴重な写真。手前の雪原は「枕木デッキ」である。
2014年 白き魔のバレンタインデー2週間後の光景 ⑤ 枕木スロープは雪に埋まっており、雪掻きが必要だった。本格的な雪掻きをしたのは、2014年2月のこの時が最後だった。
2014年 白き魔のバレンタインデー2週間後の光景⑥どんなに大豪雪でも、枕木駐車場の前までは除雪車がやってきてこんな感じでD4はオフィスまで進入&駐車可能なのだった!

あの年もこんな感じで、2月中旬までは暖かくて、ほとんど雪がなかったのだ。

どうも、今年の冬は嫌な予感がする。

「2014年の悪夢」の再来がなければよいのだが….

 

by『八ヶ岳稿房主』