「ぴんころサンタ」さんに学ぶ

昨日は、草津小旅行の3日目(最終日)。この旅行の2大主要目的とも言い得る予定があった。

まずは、朝イチで宿泊した施設から車で3分程の軽井沢アウトレットを再訪。

社主さまのお買い物忘れへの対応で10分程で任務完了。

その後は、ひとつめの「主要目的」であるお店にランチのために向かった。

「佐久の草笛」である。

ここの所、草笛さんは「小諸本店」を訪れる事が多かったが、今回は久し振りに「佐久の草笛」さんでランチする事にした。

「草笛」は、私も社主さまもお気に入りの蕎麦店。

「小諸本店」「上田店」そして「佐久の草笛」の各店舗には、近くまで行った際には必ず立ち寄る事にしているのだ。

11時開店の15分程前に草笛さんの駐車場に着。

既に「待ち」のお客さんが1組おり、開店直前には、それが20名近くにまで増えた。

相変わらずの人気である。

私達は2組目で入店。

結局、2組目で席に案内された。お茶を運んでいただいた際にすかさず注文してしまうのが私達夫婦のルール。待ち時間は短い方が良いのだ。

私は「野菜天ざる蕎麦(中盛り)」を注文。

一昨日の「みのり」さんと、2日連続で同じ内容のランチとなったのだが、ざる蕎麦と野菜の天ぷらの組み合わせが大好きなのだから仕方ない。

私が注文した「野菜天ざる蕎麦(中盛り)」。お蕎麦だけで700gあるのだが、マイルールではカロリーゼロと判断されるのだ!

ちなみに「草笛」さんの蕎麦は、どこの店舗も「マイ・カロリーゼロ・ルール」の適用対象なので、人間ドック前でも安心して味わえるのだ!

ランチの後は、もうひとつの主要目的である『ぴんころ地蔵』さまへのお参りに向かった。

周囲に迷惑を掛けずに、サラッとお洒落に最期を迎えるのは、健康へのこだわり(節制)、認知症予防、経済的余裕等々、様々な要因が必要だが、それだけではまだ何かが足りないように思う。

まあ、最後の切り札は『神仏のご加護』なんだろうな…

そんなわけで、『健康で長生きし(ぴんぴん)、楽に大往生(ころ)』という願いを叶えてくれるという佐久の「ぴんころ地蔵さま」へのお参りを私達夫婦は欠かさない。

私達夫婦にとって、年末恒例の草津小旅行の締め括りは「ぴんころ地蔵さま」へのお参りがお決まりのパターンなのだ!
ぴんころ地蔵さまの案内板は、毎回必ず読み直す。「ぴんころ」は私達夫婦の「共通の願い」なのである。

この『ぴんころ願望』については、社主さまも私とまったく同意見なのだ。

そんなわけで、今年も「ぴんころ地蔵」さまとのご対面の時を迎えた。

お地蔵さまを見た瞬間、社主さまが「きゃ~、可愛い!」と歓声を上げた。

しかしまあ、ぴんころ地蔵さま、見事な位に軽くてイイ感じのノリですね!

そこには「サンタさんに扮装したぴんころ地蔵さま」が微笑んでいたのだ。

なんか、すっごく軽くてイイ感じのノリだな…

この瞬間、「ぴんころ」の極意を悟ったような気がした。

この丘を眺めていたら「オプティミズム」という言葉が頭に浮かんだ。

うん、やっぱり基本は『楽観主義(オプティミズム)』なんだろうな!!

こう確信できただけでも、今回の草津界隈小旅行には十分過ぎる程の価値があった。

ぴんころ地蔵さまのお参りを終えた後は、途中の道に駅に寄りながらノンビリと清里経由ルートでオフィスへと向かった。

佐久界隈では「ヘルシーテラス佐久南」が一番お気に入りの「道の駅」である。広大な駐車場は満車に近かった。
新鮮な野菜からお土産物まで、その充実ぶりは長野県下の道駅の中でもトップクラスだと思う。

オフィスに着いたのは午後4時前。

帰路、お気に入りの撮影スポットから見る八ヶ岳の山頂付近は、真っ白な雪と雲を纏っていた。

八ヶ岳も漸く冬景色。今回の小旅行中に色々な山を見てきたが、やっぱり私は八ヶ岳が好きだな。

漸く、八ヶ岳も冬景色か…

午後5時過ぎから、今回の八ヶ岳滞在中最後となる「鹿の湯」通い。

鹿の池とレストランなでしこの間のスペースには、ごく控えめなイルミネーションが灯されていた。

鹿の池のごく控えめなイルミネーション。世界中でエネルギー危機と言われる中、超有名スポット以外のイルミネーションは、この程度の方が好感を覚えるな…

このご時世、イルミネーションはあまり派手じゃない方が好感を覚えるな。草津もそうだった。

こんな感じに小旅行を終えて八ヶ岳に戻ってくると実感するのだ。

ああっ、やっぱり私は「八ヶ岳界隈が一番好きだな」と…

 

by『八ヶ岳稿房主』