八ヶ岳 樹木からの贈り物 — 2022年冬「我が社のリース作家」作品集

「樹木と良好な関係を築き上げ、しっかりと維持する。」— これは、我が八ヶ岳ライフの基本コンセプトのひとつである。

南房総の片田舎(僻地)で高校まで過ごしたためだろうが、元々、樹木に対しては「畏敬の念」を抱いていた。

2000年から始まった八ヶ岳と新百合ヶ丘自宅での「デュアル・ライフ」によって、その思いはさらに強まった。

八ヶ岳で過ごしていると、樹木(森林)に守られて、様々な恵みを享受している事を実感するのだ。

オフィスのログハウスは様々な広葉樹に囲まれている。正に樹木に守られたロケーションにあるのだ。

樹木や森林の事をもっと学びたくて15年程前に「森林インストラクター資格」も取得した。

この資格で仕事をした事は1回もないが、樹木や森林に対する知識が大きく広がり、知見を体系化する事も出来た。

「樹木を蔑ろにする組織や人には天罰が下る。」というのは、私の信条のひとつである。

勿論、快適な住環境や仕事環境を実現するために、八ヶ岳の敷地内でも数回に分けて、植林されたと思われるアカマツやカラマツを中心に60本以上の樹木を伐採した。

これには「間伐」的な意味合いもあったのだ。

自生していた広葉樹は、極力、残すようにした。

伐採の際には、塩と酒でお清めをしっかりしたのは言うまでもない。

樹齢の高い(長い)木に霊力が宿っている事は、特殊能力を有していない私でもわかるのだから…

敷地内で見せる四季折々の佇まいが、樹木からの「最高のプレゼント」である。

ここ数年、薪ストーブで燃やす薪は、敷地内の広葉樹の枝を伐採したモノだ。

薪ストーブの煙がたなびいている。ここ数年、薪ストーブで燃やす薪は、敷地内の広葉樹からの贈り物である。

初冬のこの時期には、ちょっと敷地内を散策しただけで、かなりの数の枯れ枝を拾い集める事が出来る。

枯れ枝は、焚き火の部材となって、樹木としての生涯をまっとうするのだ。

この時期、敷地内をちょっと歩けば、枯れ枝を簡単に拾い集める事が出来る。
枯れ枝は本当によく燃える。焚き火の最高の部材である。

花梨の木もこの数日で落葉が進んだ。

6個と思っていた花梨からの今年の贈り物(実)が、8個だった事に漸く気が付いた。

今年の収穫は6個だと思っていた花梨の実は、落葉が進んで改めて数えてみたら8個だった。

社主さまは、今年はこの実をどう活用するのだろうか?

メインシンボルツリーの「ウラジロモミさま」は、毎年、大きな枝を1本だけ伐採する。

そして、小分けにして自宅へと持ち帰るのである。

社主さまの自宅でのテニス仲間の皆さんの「リース作り」の材料になるそうで、例年、大人気との事。

メインシンボルツリーのウラジロモミさまは、紅葉などどこ吹く風の孤高の存在。毎年1本だけお裾分けいただく枝は、リース作りの部材として大人気なのだ!
我が家のクリスマスリース用に小さな枝を先行して1本だけ伐採した。

社主さまは、先日、我が家用のリース作りのために、ウラジロモミさまから小枝を1本だけ頂戴した。

私が決算分析作業に没頭している間に、彼女は本宅で「リース作り」に取り組んでいた。

我が家のリース作家の作業風景。

既に、今年の「クリスマスリースやスワッグ」がいくつか出来上がったようで、気が付いたらオフィスドアに掛けるリースが新しいものに変わっていた。

気が付いたらオフィスのドアに掛けるリースがクリスマスバージョンになっていた。

我が家のリースやスワッグのベースは敷地内の樹木からの贈り物である。

ベースを飾る様々な部材は、Seria や ダイソー等の100円ショップのグッズを使っているとの事。

富士見の西友内に Seria が開業した事は、彼女にとって利便性の大幅向上となったらしい。

早速、リース部材の調達に行っていたな…

我が社(家)の「リース作家」の今年の冬の作品を眺める。

白樺の枝の使い方がお洒落だな…
この形はリースでなく、スワッグと呼ぶ事を社主さまから初めて教えてもらった。
こんなのもシンプルで悪くないな…

うん、白樺の枝の使い方がお洒落だな。

敷地内の樹木からのちょっと早めの「クリスマスプレゼント」である…

 

by『八ヶ岳稿房主』