「決算分析山籠もり期間」の今シーズンの終了予定は6月30日。
6月9日の「善光寺-安曇野-松本 弾丸トリップ」に始まり、13日~14日の「南房総滞在」で終わった6日間は、仕事に一切係わらない「リフレッシュ期間」の位置付けであった。
例年、2~3日はそんな日を設けてきたのだが、今回は異例の長期間となった。
久し振りにExcel や パワポを弄ると妙に落ち着く。そして仕事がとっても楽しい!
最近になって一段とそう感じるのだが、私が生業としてきた「調査・分析稼業」は「仕事」と言うよりも「趣味」に近いのだろう。
調査・分析対象が「銀行業」となったのは、自分が望んだわけではなく「業務命令」ではあったが、33年も同じ仕事を続けて来たので、もう完全に「日常生活の一部分」となっているのだ。
まあ『稼げる趣味』って感じだろうか…
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私は、この「稼げる趣味」の周辺環境を向上させるためには、時間もお金も惜しまない。
そもそも八ヶ岳オフィスを「セルフビルド(https://triglav-research.com/?page_id=20329)」したのが、その最たる例である。
オフィスが稼働し始めた2014年以降は、奇数年ごとに「BPR(Business Process Reengineering)」を実施してきた。
例外は、2021年(昨年)であり、「With (或いは After)COVID-19時代」の方向性に対する確信が抱けなかったため、定例のBPRを見送ったのだ。
だが、昨年10~12月に何となく「未来予想図」が描けるようになったので、今年の1月~3月に思い切ったBPRを実施した。
正確には「LPR(Lifestyle Process Reengineering)」であり、今回の南房総滞在はその施策の一環でもあった。
かつて無い程の「戦略変更」となるので、4月~6月はその「試行期間」である。
基本的には、コロナ禍で進み過ぎた「八ヶ岳ライフ・シフト」を一気に修正(バックギア)し、本来の構想である「デュアル・ライフの充実」に回帰するのを目指している。
その最大のゴールが「3棟目のログハウス」を現在の自宅周辺に建てる事である。
だが、建築予定の土地の上に共有の建物が残っているため、目標実現までには、まだ数年を要しそうだ。
一方で、すでに予想以上の成果を上げている施策もある。
これまで「仕事環境」に関しては「八ヶ岳オフィスの充実」を基本路線とし「自宅書斎」は「サブ扱い」だった。
これを「デュアル・オフィスの強化」に改めて「自宅書斎」の仕事環境を 八ヶ岳オフィス並みに向上させるために、PCや通信環境、その他諸々を一新したのだ。
もっとも、40㎡(約24畳)あるオフィスと6畳の自宅書斎では勝負にならない。
だが幸いな事に、3人の息子達は既に独立し、我が家には3部屋が余っていたのである。
長男が使っていた6畳の部屋は書斎の隣なので、ウォーキングマシン等を設置して半ば「スポーツジム化」していたこの部屋にもデスクトップPCを設置。ZOOMやWebexで主に使用する「第2の書斎」とした。
書斎のデスクトップPCも買い替えた上で、仕事中はずっとお付き合いする事になるメイン・モニターをオフィスと同じ 34inchのウルトラワイドディスプレイに換えた(それまでは24inchの2台置き)。
元々、オフィスと書斎での仕事環境をなるべく揃えるために、チェア、キーボード、マウス、Webカメラ等々は統一していたのだが、肝心のモニター環境がバラバラだったのである。
同じLGのウルトラワイドディスプレイ(但し、オフィスは局面型、書斎はフラット型)に揃えた効果は覿面だった。
アプリの配置など、オフィスと書斎での「業務のシームレス感」が一気に向上したのである!
そして、今回のBPRの「プチMVP」と言えるのが、メインモニターの左横にちょこっと置いた今流行の「小型サブモニター」である。
私の場合は、11.6inchタイプを「縦置き」して使用している。
オフィスも書斎もまったくの同一機種を購入。
この縦長の小さなモニターは「常時情報収集型アプリ(銀行の公開情報が自動的にダウンロードされデータベース化される)」や「動画系アプリ」等々を表示するのにジャストサイズ。
これらのアプリを「外置き」する事によって、Microsoft 365系ソフトがメイン・ディスプレイを専用できるようになったのだ。
これだけでも業務効率が(特に気分的に)数%は、アップしたような気がする。
投資額は、2台合わせて35,000円程度で済んだ。
ああっ、「Lifehack」は本当に楽しいな!
by『八ヶ岳稿房主』