昨日は、久し振りに終日、新百合ヶ丘の自宅で過ごした。
今年になってから、何を今更と思うのだが「自宅の快適さ」を周辺の住環境を含めて見直す事が増えてきた。
今年(昨年12月~今年3月)、八ヶ岳の「雪」が久し振りに本格的に降った事が影響しているのは間違いなさそうだ。
これから夫婦共に齢を重ねて行けば「八ヶ岳の冬」を負担に感じる事が増えるかもしれないな…
加えて、昨年は意識的に「新百合ヶ丘」と「八ヶ岳」を色々な点で冷静に比較しながら生活してみた。
すると「八ヶ岳」が決して圧勝ではない事に気が付いた。実際には、ほぼ「互角」との結論に至ったのである。
「雪問題」以上に重要なのは、コロナ禍のおかげで苦手な「魔都 東京」にわざわざ出掛けなくても仕事が回るようになった事だった。
どうやら「魔都 東京」通いが、私にとって自宅での生活のマイナスポイントであったようで、これが消えた事で評価が様変わりに向上したのだ。
最近は、現在の自宅の近くに手当済みの土地の上に、夫婦共に大好きな「ログハウス」を建てて「デュアル・ライフの第1の終の拠点」とする事が楽しみになってきた。
そう、基本はあくまでも「デュアル・ライフの充実」なのである!
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昨日も結構バタバタした1日で、八ヶ岳の事を気にする時間はほとんど無かった。
すると、午後8時半過ぎに、自宅リビングのソファに寝転がってテレビを観ていたら、Galaxy Watchに、オフィス室内に設置したライブカメラが「動体検知」したとの通知が入った。
これが、枕木スロープやオフィスのエントランスに設置した外部カメラからであれば「鹿軍団」の侵入の可能性が高いので、確認後、直ちに警告音を発して追い払わねばならない。
でも、室内カメラとなると違った意味で事は複雑だ。
「本当の不法侵入者(泥棒)」という事も有り得るので、慌てて手元にあった Noteくんの画面をタップして、オフィス室内の様子を確認した。
そこには、真っ暗になったオフィス室内を動き回る不審者ではなく、「不審物」がしっかりと映し出された。
ロボット掃除機の「お掃除くん」であった。
あまりにも健気な仕事ぶりに、思わず画面に見入ってしまった。
我が家のお掃除ロボットの正式名称は「DEEBOT OZMO Slim11」である。
ソファ、テレビ台、ウォーキングマシン等々の下でも潜り込んで掃除できるように、当時市販されているモノの中から、最も薄い(高さわずか5.7cm)ものを購入した。
2020年8月にオフィスに導入し「お掃除くん」と名付けて使っていたのだが、そのあまりにも優秀な働きぶりに社主さまが感動。
2020年10月に2台目を購入し、こちらは「お掃除ちゃん」と命名し、八ヶ岳本宅用で使用している。
専用アプリは、Android版、iOS版共に用意されているので、私と社主さまが(大袈裟ではなく)どこにいても、いつでも、「お掃除くん」と「お掃除ちゃん」にお仕事を命じる事が出来る。
オフィス担当の「お掃除くん」が、昨日の夜に急に動き出したのは、社主さまが「お掃除ちゃん」と間違って自動掃除ボタンを押した事と判明した。
当時の購入価格は、2台とも15,000円程度で「ルンバ」同グレード機種の3分の1程度の低価格。
正直、あまり期待せずに購入したのだが、故障やトラブルは皆無だし、ビックリする位の「集塵力」だ。
そして何よりも「薄さ」が強みで、どんな場所であろうと果敢に(無謀に)掃除に突入して行く姿が愛らしい。
社主さまは「この子達は大当たりだわ!」と言って、いつも褒めている程だ。
Amazonでは、現在も新品が販売されているが、価格は3万円前後で、私たちの購入価格の倍程度になっている。
そして、当然ではあるが、Alexaちゃん、Google嬢とも連携済みである。
これは、我が家のライブカメラネットワークや各種センサーとIoTネットワークを構成している事を意味する。
そう、み~んなまとめて我が家の「八ヶ岳 お留守番部隊」なのである。
リーダー役は AlexaちゃんやGoogle嬢である。
自宅書斎からでも、彼女達にちょっと声掛けすれば、すぐに八ヶ岳敷地内の現在の状況を映し出してくれる。
不平不満を言わない「面倒じゃない集団」なのだが、妙に愛嬌があるから不思議だ…
「デュアル・ライフ」をエンジョイする上で「最強のパートナー達」なのである!
by『八ヶ岳稿房主』