週末のニュース番組を観ていると、政府が公表した屋内外でのマスクの着用基準の緩和について、ほとんどの番組が扱っていた。
そんなのど~でもイイのに…
着用したい人は、そのまま続けるだけの事。
もうマスクはウンザリと感じている人は、堂々と外す絶好の機会が到来したわけだから、自分の思うままに行動すれば良い。
コロナ禍で浮かび上がったのは、専門家の予想や政府の対応策なんてのは、ほとんど信頼できないという事実だ。
そんな連中に、マスクについて「より詳細で明確な着用基準」なんてものを策定されても迷惑なだけだ。
我が社(家)に関しては「自分で調べ、考えて、信じたやり方で対応する。勿論、自己責任で!」という、対コロナの基本原則を引き続き貫く方針である。
我が社独自の「非常事態宣言」の解除については、GW後2週間(観察期間)の東京都と長野県の新規陽性者数の推移を注意深く見守った。
そして観察期間を終えた後、東京都の新規陽性者数が前日比(前週比ではない)で4日連続減少した今日(5月29日)の24時をもって解除する事に決定。
同時に「東京都・神奈川県・長野県のいずれかで、新規陽性者数が前日比4日連続増加」という次なる非常事態宣言発令ルールも定めた。
マスクに関しては「引き続き自宅やオフィス以外では、食事中を除いて着用」と決定。但し「6月~9月は夏用マスク」を使う事にしたのである。
夏用マスクについては、ちょっと早めに5月の中旬頃から候補探しを始めた。
すると偶然なのだが、某ソフトウェアのアップデート版を購入したら「ベンチレーション(換気)機能付きの冷感マスク」なるものがおまけに1枚付いてきた。
試しに使ってみると、予想していた以上に快適で、老眼鏡とマスクを一緒に着けて話しても、レンズがまったく曇らなかった。
Amazonで調べてみると1枚700円弱で販売中。
評価は、はっきり言って芳しくなかったのだが、低評価のコメントが、私が実際に使用した際の印象とはほとんど真逆だった。
ど~せ、私は他人の評価なんて信用しないものな…
そんなわけで、取り敢えず追加で3枚購入し、先週から使い始めたのである。
うん、私には、不織布マスクよりは大幅に快適だぞ!
だが、このマスク、ベンチレーターの黒いプラスチック部品がかなり目立つようだ。
元々、私は白いマスクが大嫌いで、不織布マスクはずっとグレーを使用してきた。
ベンチレーターマスクのおまけも「グレー」で、追加購入も同じ色にした。
同じグレー系なので、あまり目立たないだろうと思っていたのだが、やはり直径3cm程度の黒い部品は、面談相手には気になるらしい。
使い始めて2日で計8人に質問を受けた。「その黒いのは何ですか?」と…
最初の1人には真面目に「ベンチレーション機能付きのマスクなんですよ。」と答えた。
だが、2人目からはちょっと悪戯心が芽生えた。
「1タップするとベンチレーション機能、2タップするとAIが私の代わりに会話してくれるんです!」と答えながら、プラスチック部分をコツコツとタップ。
誰もそんな冗談を信じないだろうと思ったのだが、1人だけ本気にした。
「凄いですね。どこのメーカーですか? 値段はいくら位なんでしょうか?」と真面目に質問されたのである。
私を揶揄っているのかと思ったのだが、その後の会話で本気にしていた事が判明。
サンプルとしては少ないが「日本人の内の7人に1人はピュアな心の持ち主なのだ…」と妙に感心してしまった。
ああっ、マスクの効果よりも、この「AIマスク遊び」に嵌まってしまいそうだ…