「お外ご飯 2022」開幕戦!

これから1ヵ月半近くも続く「決算分析山籠もり期間」を大過なく完走するために、この週末2日間は、朝の情報チェック以外の仕事は一切しないと決めた。

ちょうど三男夫婦が八ヶ岳に遊びに来る事になっていたので、まあ良いタイミングでの休暇である。

GW中には、自宅に長男と次男、八ヶ岳では三男と、それぞれ独立した息子達を迎える事になった「母」としての社主さまは、とっても嬉しそうだ。

世の中「持続可能な社会の実現」などと騒いでいるが、その基本(土台)は夫婦でしっかりと子供を育て上げて、社会に送り出す事だと私は思う。

だが「日本」という国は「子育て」に対して本当に優しくない。

その結果が、生産年齢人口の減少が劇的に進行する「縮む国」化である。

まあでも、今更どんな手を打っても「縮む」状況から脱却するのは、ほぼ不可能なのだから、ジタバタしても仕方ない。

「結局、自分の事は自分で守るしかないんだよな…」 このフレーズを呟く事が、最近、加速度的に増えてきた。
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三男夫婦は、昨日の午前10時過ぎから、八ヶ岳界隈のドライブに出掛け、午後4時前に戻ってきた。

5時頃からは、この時期の定番の楽しみ「BBQ」の準備を始めた。

BBQ台(奥)は囲炉裏風の四角、焚き火台(手前)は丸いそれぞれ「囲み台」を置いている。どちらもかつて使用した焚き火台の残材を私が耐熱塗装したものだ。鉄ちんも含めてすべて「廃材利用」なのである。

今年の「焚き火初め」は1月8日に終え、その後何回も焚き火を楽しんできたのだが、BBQに代表される「お外ご飯」は今回が初めてである事に気が付いた。

最近は、アウトドアで楽しむ食事を一般の「外食」と使い分けて「外メシ」と表現するようなのだが、我が家は「お外ご飯」と呼んでいる。

例年は4月中頃から枕木テラスでの食事を楽しむ事が多いので、今年はかなりのスロー・スタートだ。

我が家のBBQはお肉系からスタートし、途中にスイーツ系を挟んで(今日は焼き芋)、締めは「お魚系」というちょっと変わった構成だ。

今日のお魚系は「ニジマス」私は、川魚系はパスする事が多いのだが「2尾パック」しか売っていなかったので、お付き合いする事になった。

今日のお外ご飯(BBQ)の締め括りはニジマスだった。川魚系はあまり好きじゃなく、いつもは私はパスなのだが、久し振りに食べたらとても美味しかった。

川魚系全般、それ程好きではないので、あまり期待していなかったのだが、炭火で焼き上げたニジマスを食してビックリ。

こんなに美味しかったっけ??

う~ん、やっぱり西日に照らされながら、枕木テラスで楽しむ食事は最高だな!

今日の夕陽は優しいな…

「山の生活にとって西日は宝」という「荒川じんぺいさん」教えを噛みしめた。

BBQ台の隣では、ペアの「焚き火台」が準備万端。

BBQ台は今日のお仕事を終えた。後は墨が灰になるのを待つだけだ。
周辺が暗くなったら主役は焚き火台にバトンタッチ。

共に、タダで入手した「鉄ちん」を、私が小細工して仕立て上げた物なのだが、その使い勝手の良さと堅牢性は抜群なのだ。

お庭のBBQ台と焚き火台が共に稼働するのは今年初めてだ。

西日が沈みBBQで使った紙食器を焚き火台で燃やした後は、当然ではあるが「焚き火タイム」である。

焚き火の揺らめく炎は、決算分析山籠もり期間中の私の「癒しの源泉」となるのだ。

あ~あ、やっぱり焚き火には癒されるな!
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今朝は6時前に目覚めた。焚き火台で燃やした廃材もBBQ台の炭も、すっかり灰になっていた。

灰はそのまま庭に撒き、土へと還って行く。

灰になった廃材と炭は、あとは庭に撒くだけである。

樹木の長い生涯の「最期の清々しさ」も、私は本当に好きだな…

オフィスウッドデッキで、目覚めの珈琲を味わう。

今日の朝の珈琲は、テーブルランドブレンドと波佐見焼の組み合わせさ!

「八ヶ岳の朝」は、やっぱりこうでなくっちゃ!

「八ヶ岳稿房」における「焚き火ネタ系」少数派ファンに捧ぐ…