八ヶ岳「一時撤収」の朝

今日が、今回の八ヶ岳滞在の最終日。朝の新聞チェックを終えて、午前7時過ぎからマシンウォーキングを開始。

30分のコース終了の2分程前に、累積距離カウンターが99.99kmを表示してそれ以上進まなくなった。

やったね! 100km達成だ。

今朝のマシンウォーキングで、今回滞在中の目標であった100km歩行を達成。99.99kmでカウンターがストップしてしまうのがちょっと残念。

何回か前の『八ヶ岳稿房』で「人生は選択の積み重ね」と書いた記憶があるが、人生の喜びとは「目標設定とその達成の繰り返し」だと思う。

これまでも、仕事に関しては、かなり細かな目標を設定し、それを達成するための綿密な計画と効率的な段取りの確立にこだわり続けて来た。

勿論、目標を達成した際の充足感を味わうためだ。

だが、1月~3月のBPRやライフプランの見直しの過程で、これからは仕事以外でも意識的に目標設定する事に決めた。

今回の八ヶ岳滞在初日に、ウォーキングマシンの距離カウンターをリセットして、滞在最終日までに「100km」歩くと決めたのもそのひとつだった。

表示桁数の制約で「99.99」で止まってしまい「100.00」とならない事にちょっと不満はあるが、それでも目標を達成できたのは理屈抜きで嬉しいな…

朝からご機嫌な状態のまま、午前9時~10時30分まで、今回の八ヶ岳滞在中、最後の業務となるオンライン講演を行った。

今週は、東京での仕事や講演が、GW前に「ギュッ」という感じで予定されているので、オンライン講演後はすぐに「八ヶ岳一時撤収」の準備に取り掛かった。

銀行の2022年3月期決算の発表は4月28日にスタートして、5月16日まで続く。

その後は恒例の「決算分析山籠もり作業」に突入するので「一時撤収」という表現がピッタリなのだ。

「撤収はスマートに」が我が家(社)のモットー。

私の講演中に社主さまがテキパキと必要作業を進めていたので、結局、私がやる事はほとんど残っていなかった。

講演終了後、枕木テラスに出て、満開状態3日目の「異形のソメイヨシノ」を眺める。

花びらがヒラヒラと舞い散り始めていた。

今朝の異形のソメイヨシノ。満開から散り始めへの移行期だった。

今年も開花が早く、かつ、満開までの時間が驚く程に短かったので、今回の八ヶ岳滞在中にその美しさを十分に堪能する事が出来た。

陽光の下での満開は、清潔感を漂わせる美しさだが、昨日の南アルプスの山並みに沈む夕陽を背景にした美しさも艶やかだった。

夕陽と満開のソメイヨシノという組み合わせは艶やかだった。
夕暮れ時の桜は、日中とは異なった雰囲気が漂う。
昨日の夕陽は何故か印象的だったな…

やっぱり、たった1本ではあるが自宅の庭に「桜」がある事の効用は大きい。

それにしても、2001年6月にわずか30cm程の苗木で植えたソメイヨシノが、よくぞここまで立派に育ったものだと感心する。

しかも一度は鹿の食害で「瀕死状態」に陥ったのである。

「樹木」の生命力の強さには、ただただ驚くばかりである。

これからも「樹木」との良好な関係を続けていきたいな…(https://triglav-research.com/?p=35178

一時撤収作業の締め括りとして、オフィスエントランス周辺の「ホスタさん達」の状況をチェック。

3日程前に確認した時は、まだ芽は出ていなかったのだが、今日は3分の1程の株で地面から顔を出す新芽を発見。

「地球温暖化」の影響で、ホスタさん達の芽吹きの時期も早まっているのである。

こんな事もあろうかと、既に「結界チップ」も準備済みであった。

社主さまにお願いして、鹿の忌避効果を有する我が社特製の結界チップを配備した。

ホスタさん達の芽吹きが始まった。鹿軍団の食害から守るために「結界チップ」による防御を開始だ!

今年の「対鹿軍団ホスタさん防衛戦線」は、当初から「結界チップ&トリグラフ護衛隊群」の強力な布陣でスタートする事になった。

さあ、鹿軍団との知恵比べのシーズンが始まったぞ。

そう、「一時撤収」とは言え、何事も抜かりなく…