2021年冬のルーキー群像(壱)—何でもやる嫁の新しい相棒『薪割り機』

例年、10月下旬から12月初旬の時期に、我が八ヶ岳ライフは「新戦力(ルーキー)」を投入する事が多い。

これは、ビジネス、プライベート両面に共通の傾向だ。

ビジネスに関しては、我が社が10月末決算である事に加え、スマホやタブレットの契約期間満了がこの時期に集中している事で説明がつく。

八ヶ岳での日々の生活に関しては、やはり様々な「冬支度」が影響を及ぼしているように思う。

私も社主さまもここ数年「断捨離」を徹底しているが、断捨離を進める過程で夫婦共に気が付いた事がある。

それは「本当に大切なのは、安易に捨てるような物をそもそも買わない事」なのだ。

まあ、そんなわけで八ヶ岳ライフに必要な工具類やファニチャー等を購入する際には、夫婦で十分に検討してから購入するようにしている。

「ドラフト会議」のようなもので、お互いに「希望」を申告した上で、実際に新戦力とするか否かを判断するのだ。

今年は珍しく、私よりも先に社主さまが「第1回選択希望選手」を指名してきた。選手名は「薪割り機」だ。

薪ストーブ愛好家の皆さんがよくご存じのように、薪ストーブは大量に薪を消費する。

薪ストーブライフを楽しむという事は、①薪の調達と ②薪の保管 という2つの問題をクリアせねばならない。

メインウッドデッキの下が我が家の薪や焚き火用部材、タイヤ等の収納場所となっている。下には枕木を敷く「豪華仕様」。風通しは極めて良好で、雨にも濡れない構造だ。

最近は、針葉樹も燃やせる薪ストーブが主流のようだが、我が家は22年前に薪ストーブを設置した際の業者さんの指示に従って「薪は広葉樹オンリー」の仕来りを守ってきた。

後になって知ったのだが、針葉樹を燃やした程度で触媒等に悪影響が出るわけではなく、主に「煙突内部に溜まる煤(スス)」の多い(針葉樹)か少ない(広葉樹)かの問題なのだそうだ。

数年前に薪ストーブの煙突掃除を依頼した際に、業者さんから「広葉樹しか使っていませんね。」と指摘された。

煙突掃除すると、広葉樹・針葉樹混合派か広葉樹オンリー派か、その差がすぐにわかるのだそうだ。

まあ「煤」の問題よりも、薪としての燃焼時間が圧倒的に違う事は「焚き火」をしていて容易に想像がつく。

我が家は「焚き火は針葉樹」「薪ストーブは広葉樹」というルールを貫くと決めているのである。

メインウッドデッキだけでなく、本宅には2つの「薪ストッカー」が設置してあり、薪ストーブに投入されるのを待っている。こちらは、今年1月の敷地内の木の伐採直後に、社主ままが電動チェンソーで切断した白樺の枝である。
こちらは私が所管する「焚き火」用の針葉樹である。新百合ヶ丘自宅のパーゴラを解体した部材等をD4で運んでくるので、ストックは十分にある!この他に、薪ストーブ用のストッカーがもう1カ所ある。薪ストーブライフを楽しむために「スペース」が必要なのだ!

「薪」は薪状態で購入する事もあれば、玉切りされた丸太を買って「薪割り」する場合もある。

最も多いのは、敷地内の木を伐採した際に、広葉樹だけ残してもらって、それをチェンソーで切って薪割りするパターンだ。

前々回の大規模伐採の際に、次男が大量に薪割りしてをしてくれて、その時の薪の在庫がまだ残っている。

次男は「薪割りの達人」だった。この薪割り台と薪割り用の斧で、次から次へと薪を割った。

そんな状況下で、今年1月に前回の大規模伐採を行った。

ほとんどが赤松と唐松であったが、敷地内で最も大きかった白樺も伐採した。

松の幹については伐採業者さんに引き取ってもらったが、白樺は薪にするため残したのである。

それ以外にも、コナラの木の枝落としなども自分達で行ってきたので「広葉樹の薪候補」となる幹や枝のストックがかなり貯まってきた。

白樺やコナラなど、薪割りをまつ広葉樹のストックがかなり貯まってきた。薪割り作業の出番が到来だ!

電動チェンソーは社主さま、エンジンチェンソーは私が担当し、玉切り作業は終わっていたのだが、薪割り作業が手付かずだったのだ。

社主さまは、私が知らない内に何回か斧で薪割りにチャレンジしたようだ。

だが、さすがに社主さまでもテニスラケットを振るのとは勝手が違ったらしく、早々に、斧での薪割りは断念。

私が、薪割りをすればいいのだが、どうもあまり得意ではない(次男は薪割りの達人だった)。

それに今年、還暦を迎えた身としてはあまり無理をしたくなかった。

社主さまは、その後、YouTube等で「薪割り機」のことをずっと調べていたらしい。

エンジン、電動、手動と様々なタイプがあり、どれを購入したらよいか迷ったようだ。

そこで、前回の八ヶ岳滞在時に「薪割り機」を正式にドラフト指名。

私と一緒にホームセンターや農機具店等を回って、色々と調べたり、お店の方の話を聞いた。

その結果、一時は価格20万円程の「エンジン薪割り機」の購入に傾きかけたのだが、そこで「断捨離夫婦」は冷静に考えた。

我が家のメイン暖房機器は、本宅もオフィスも大型の据え置き型石油ファンヒーター「サンポットくん」である。

「薪ストーブ」は「贅沢な補助暖房」の位置付けであり、薪割りも敷地内で伐採した広葉樹が中心で頻度は決して高くない。

社主さまが下した結論は「自分が使える程度の手動薪割り機の指名」であった。

ネットで高評価の薪割り機を探したら、結局、私も社主さまも「同じ機種」に辿り着いた。

価格は3万円弱で、当初購入を検討したエンジン型の7分の1。こんなに安くて大丈夫なのかな?

ちょっと不安を感じたものの、すぐにオーダー。今回の八ヶ岳滞在中に届いたのだ。

佐川急便さんが運んできたのだが、大きくて重くて(重量50kg)1人では運べないとの事。私も手伝って何とか枕木テラスに置いた。

その後、薪割り機の設置場所とする予定のメインウッドデッキの脇にまで移動。

シンプルな手動タイプではあるが、重量は50kg、破砕力12トンの手動薪割り機を購入。

社主さま立ち会いの下、梱包を解いて使用説明書を読む。

さすがに手動だけあって、シンプルな構造で、かつ操作も簡単だ。

これは私の「新しい相棒よ!」と言わんばかりに、彼女が真っ先に薪割り作業を開始した。

梱包を解いた後に、社主さまが最初にチャレンジしたのは直径17cm程の木だった。「瞬殺」と言ってよい程に、あっと言う間に割れた。
薪割り作業は、メインウッドデッキ下、薪収納スペースの枕木の上で行う事に決定!

エッ、こんなに簡単に割れるの (°0°)  最初にチャレンジした直径17cm程の枝は「瞬殺」。

その後、徐々に直径が太いモノを割っていったのだが、12tの破砕力は強力だった。

まずは楔で木を裂いて、その後は楔脇の金具が開いて、薪を「割り裂く」という感じである。
直径20cm程度であれば、本当に簡単に薪割りが可能だ。

私も直径20cm程の幹に挑戦したのだが、思ったより力を必要とせずに感動。

社主さまは「やっぱり、我が家は手動で十分だったのよ!」とドラフト指名の成功にご満悦だった。

その後、このルーキーは彼女の「お気に入り」となった。

メインウッドデッキ下の薪置き場に積まれた薪は、着実に増え続けている。

こうして「何でもやる嫁 最強の原則」に、またひとつ伝説が増えた…

 

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