2021年 薪ストープ「焚き始めの日」

会う人会う人がまるで枕詞であるかのように「今年は本当に暖かいですね…」という言葉を口にする。

そして、実際に暖かい。

少なくとも私の八ヶ岳滞在中には、まだ一度も霜は降っていない。

今日の午前11時過ぎに本宅のメインウッドデッキから庭を見下ろした。

さすがに洋芝の緑は褪せてきたが、太陽の光が庭全面に降り注ぎ、朝からポカポカ陽気といった風情である。

洋芝の緑はさすがに褪せてきたが、午前11時過ぎの庭には、ポカポカ陽気。結局、今年は霜が降りた所をまだ見ていない。

ウッドデッキに置いてあるガーデンファニチャー類に座っても、日中であればまったく寒さは感じないので、まだオフィスの地下室に冬眠させるタイミングが掴めないでいる。

例年、この時期はウッドデッキのガーデンファニチャーをオフィス地下室に収納する時期なのだが、今年はまだ暖かくて、なかなかタイミングが掴めない。

この暖かさは決して気のせいではない。

オフィスウッドデッキに設置した外気温湿度モニターの記録によると、今年の秋以降で外気温が氷点下以下になったのはたったの1回だ。

11月13日の未明にマイナス0.2℃を記録。

今年は正に「暖冬」。秋以降で氷点下になったのは11月13日未明のマイナス0.2℃の1回だけだ。ちょうど出社前だったので、滞在中の氷点下はまだ経験していない。

その日の午前6時過ぎに私は出社したので、今回はまだ直接的には氷点下の寒さを経験していない事になる。

そう言えば、前にもこんな事があったな。

2013年、オフィスのセルフビルドにチャレンジした年もやはり暖かく、そのおかげで12月30日まで普通に外で作業出来たのだ。

その年の11月22日にオフィスの水道工事をしたのだが、業者さんが「暖かくて作業が捗るな~」と皆、口にしていた事を妙に記憶している。

オフィスをセルフビルドした2013年も本当に暖冬だった。12月30日まで屋外作業が出来たものな… 写真はその年の11月22日の水道工事の様子。「暖かいから作業が進むよ…」と作業に来た皆さんが言ってたな。

一方、その3年後の2016年11月24日には、八ヶ岳敷地内が雪に覆われた写真が残されている。

3年後の2016年11月24日はこんなに雪が積もった。八ヶ岳ライフ初期の頃はこんな感じが普通だったのだが…

私的には、後者の写真の方が「冬の八ヶ岳」としてはしっくり来るのだ。

ああっ、でも2013年は、年が明けてから2014年2月に、我が八ヶ岳ライフにおける「最大の積雪(豪雪)」を記録したんだよな…

どうも気味悪い位の「暖冬」の後には、年明けに「ドカ雪」が待ち構えているような気がしてならない。

そう、油断大敵なのだ!
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私は、朝からひたすら決算分析作業の1日である。

午前10時からはZOOMミーティングの予定が入っていたので、9時過ぎからちょっと気分転換のため庭に出た。

社主さまは昼前に、新しいスタッドレスタイヤへの換装のために、ピットイン富士見に行く予定だった。

ついでだから、古いスタッドレスタイヤをパジェロミニに積んでしまおうと思い、メインウッドデッキ下のタイヤ置き場へ足を運んだ。

あれっ、ミニのタイヤも意外と大きいんだな。

D4のタイヤ(右)と比較すると、パジェロミニのタイヤ(左)は小さく感じるが、実際に運んでみるとかなり大きくて重さもあり、ちょっと驚く。これまでは、自宅に置いて三男と社主さまが運んでいたので、私はあまり実感はなかったのだ。

勿論、D4のタイヤと比較すれば「力士と一般人」位の差はあるのだが、片手に1本ずつ持って運んだら結構キツかった。

まあアルミホイール付いてるんだから当たり前か…

4本すべてを積んだらミニの荷室はいっぱいになった。

パジェロミニのタイヤは結構大きかったので、荷室に入るのかちょっと心配だったが、こんな感じにちゃんと入った。積載量も意外とあるんだな…
パジェロミニが新しいスタッドレスタイヤに換装してピットイン富士見から戻ってきた。これでスペーシアギアの納車が1月や2月になっても、安心して八ヶ岳に乗ってくる事が出来るぞ!

このサイズのタイヤなら悪路走破性も悪くはないだろう。

パジェロミニが「八ヶ岳の足」になる日がさらに楽しみになった。

私がタイヤ運びをしている間に、社主まは薪ストーブ用の薪を本宅に運び込む作業をしていた。

我が家は、私が「焚き火台」、社主さまが「薪ストーブ」の担当である。

メインの暖房器具は、本宅とオフィスに1台ずつ設置した大型石油ファンヒーターの「サンポットくん」で、これだけでも室内は十分に暖まる。

薪ストーブは補助暖房器具の位置づけなのだが、「冬の八ヶ岳ライフの楽しみ」という意味では間違いなく「主役」なのだ。

毎年「薪ストーブ焚き始め(慣らし焚き)」の儀式は、社主さまの専管事項となっている。

どうやら今日をその大切な儀式の日と決めたようだ。そうなると私はただ見守るだけである。

私が、ZOOMミーティングを終えると、社主さまはピットイン富士見へと向かった。

本宅屋根に目をやると、薪ストーブの煙突からは白い煙が立ちのぼっていた。

薪ストーブの煙突から白い煙が立ち上るのは今年初めてだ。2021年は、11月15日が「薪ストーブ焚き始め」の日となった。

その後、本宅リビングに足を踏み入れると、薪ストーブ特有のほんわかと優しい暖かさに満たされていた。

薪ストーブは「ダッチウェストのフェデラルコンベクションヒーターだよね!」という事で、本宅購入後の薪ストーブ機種選定は、夫婦間で見事に意見が一致した。シンプルで武骨。クロカン4WDの車と同様に、正に好みの外観なのだ。今年で22回目の冬を迎えた事になるが、トラブルの類はまったく発生していない。

こうして「異例の暖冬」の中、またひとつ「冬を迎える儀式」が終わった。