冷たい雨の八ヶ岳—寒くて痛くて忙しい1日

昨日の快晴がまるで幻であったかのように、今日の八ヶ岳西麓富士見高原は、終日、冷たい雨の1日となった。

オフィスウッドデッキに設置した温湿度モニターの記録をNoteくんで確認したら、寒いわけである。

午前2時前に外気温は4.3℃まで低下し、日中の最高気温は8.3℃までしか上昇していなかった。

オフィスウッドデッキに置いた温湿度モニターの今日の気温推移を確認したら、最低気温が4.3℃、最高気温が8.3℃であった。寒いわけである…

1日の気温の高低差がわずか4℃か…

今回の出社から、オフィスでは朝晩の冷え込みの際に暖房を使うようになった。

オフィスの暖房機器は、大型の石油ファンヒーターの「サンポット(SUNPOT)」君単独である。

本宅は、ダッチウェストの薪ストーブと、オフィスとまったく同型のサンポット君の併用であるが、40㎡の広さのオフィスは、彼の単独の頑張りで十分なのだ。

今日はセーブモードに設定したまま、働いたり休んだりの繰り返しで、ほぼ丸1日稼働してくれた。

オフィスには薪ストーブはなく、冬場の暖房は、大型の据え置き型石油ファンヒーター「サンポット」君にお任せ状態である。今日は、今年初めてほぼ丸1日セーブモードでの稼働となった。

これも「秋の終わり」を告げるシグナルである。

今日は、朝イチで講演資料提出の〆切があった上に、午前と午後、オンラインのミーティングと講演が組まれており、庭の散策をする暇もないほどに忙しい1日だった。

今日は結局、1回も庭の散策もしなかった。庭の様子はライブカメラの状態をモニターに映し出してチェック。まあ便利な時代ではあるな。

しかも、体のあちこちが痛い。

実は昨晩の午後8時過ぎ、オフィスから本宅に移動する際に、テラスの上で段差に蹴躓いて、枕木に全身を強く打ち付けたのだ。

左膝に3cm四方程度の擦り傷ができて血が滲んだ。

転んで擦り傷を作るなんて何年ぶりだったろうか?

他には大きな怪我らしきものはなかったが、痛みですぐには動けずに、そのまま枕木の上に仰向けに寝転がって痛みが引くのを待った。

空には雲ひとつ無く、月がやたらと美しかった。

だが、中途半端な形で何と呼べばよいか思い付かない月だった。

昨晩、転んだ時の痛さで枕木テラスの上で仰向けに寝転んだら、月がとっても美しい事に気が付いた。

転んだ記念にNoteくんで写真を撮っておこうかと思った時に、ちょっと慌てた。

Noteくんをジャケットの右ポケットに入れていたからだ。

慌ててポケットから取り出すと、幸い「無傷」。我が「最強のパートナー」なのでホッとした。

動くのがしんどいので、寝転がったまま写真を撮影。

スマホで月のこんな写真が普通に撮影できるのだから、本当に便利な時代になったな… デジカメよりもNoteくんのカメラ機能の方が優秀だよな。

「ああっ、本当に綺麗だな… スマホ1台あれば、天体望遠鏡なんて不要な時代になったな。」なんてどうでもイイ事を考えながら、結局、3~4分は寝転がっていただろうか。

膝の擦り傷ばかり気にしていたのだが、朝目覚めてみると、身体のあちこちが痛い。

激痛を伴うような部位はないのだが、ちょっと動くと「イタタ…」なんて声が思わず出てしまう。

う~ん、還暦を迎えて、元々悪かった身体のバランスがさらに崩れてきたのだろうか?

今日の寒い雨の1日は、動き回らずにじっとオフィスで過ごしなさいという土偶さんか亡きカリンちゃんのお導きに違いない!

それにしても、「寒くて痛くて忙しい1日」だったな…